東国三社の一つと称される【息栖神社】
１、息栖神社
鹿島新宮、香取神宮とともに東国三社の一つと称されている
2000年以上の歴史を持つ神社。
・ご祭神
主審：岐神（くなどのかみ）
相殿：天鳥船神（あめのとりふねのかみ）
住吉三神（すみよしさんしん）
・岐神（くなどのかみ）
路の神・井戸の神
久那斗神という書き方もあります。
交通安全・除厄招福・井戸の神
この名前の由来
イザナミに会いに行ったイザナキ が
黄泉の国から逃げ帰る時に持っていた杖
追いかけてくる悪霊に杖を突き立て
「来るな！」と言った
ことから
来るな→来名戸（くなと）
その杖が化生したと言われています。
別の名前は 気吹戸主（いぶきどぬし）
境内にある
松尾芭蕉の俳句の碑
此の里は息吹戸主の風寒し
に納得です！
「岐」という文字で思い出すのが分岐点。
道の分岐点に来ると人は迷いますよね！
だから
迷った時に、岐神に会いにくれば
進むべき方向が見え
さらに悪霊（自分を妨げるもの）から守ってもらえる
こんな風に考えるると
も〜ワクワクです。
・天鳥船神（あめのとりふねのかみ）
交通守護
この神様がスゴイ！
またの名を鳥之石楠船神（とりのいわくすふね）など。
鳥の様に飛ぶ石の様に硬い楠でできた船
といった感じ。
国譲りの際に
鹿島神宮のご祭神となっている
建御雷神（タケミカヅチ）に同行した神様なんですが
大国主が「国を譲るには息子の事代主に聞いてみないと」というので
事代主をを迎えにも行っているんです。
天鳥船の働きっぷりがスゴイ！
天照大神の命を受けて神々と同行
高天原（天）と中津国（日本）を行き来しているんです。
１、豊穣の神ニギハヤヒの降臨の際
２、国譲りの交渉の際タケミカヅチと
３、国譲りの際、大国主の息子、事代主を迎えに
４、天孫降臨の際ニニギノミコト一行を乗せて高千穂へ
同行しているということは・・・
神々の色んな思いを聞き
実は、相談に乗っているのかもしれないなどど
勝手に想像してしまう
例えば、ニニギノミコトの小っさいグチ
「アマテラスのばあちゃんが
これ（稲穂）持たせて、頑張ってねーって言ったけど
できるか不安なんだよなあ」
「ニニギの坊ちゃん大丈夫
きっと素敵な女性に出会って」
などと想像しつつ
この神様に私もグチってみようかな
などと気持ちが楽になっていくんですよね〜
・住吉三神（すみよしさんしん）
海上守護
２、忍潮井（おしおい）
かつて、この一帯が海だった頃から
海水を押しのけ、真水が湧き続けています。
潮を押しのけるので忍潮井という名前がついています。
なんと！
伊勢の明星川、伏見の直井とともに
日本三霊泉なんですって。
大きい鳥居の左右に小さな鳥居があります。
中を覗くと・・・
男瓶（銚子の形）
女瓶（土器の形）
覗いて、瓶の形がハッキリと見ることができると
幸運が訪れる
と言われています。
おーくっきり見える！
シルバーの鯉に出会えたらテンション上がりますよ💓
３、夫婦杉
息栖神社の御神木は樹齢1000年
見る角度によっては一本の幹に見えますが
途中から二股に分かれ寄り添う様に見えることから
夫婦杉と言われています。
寄り添える関係性が築けるといいですよね。
そのためには
やっぱり
自分を知る
相手を知る
そして相手に自分を知ってもらう
ことなんですよね。
４、招霊木（おがたまのき）
参道の右手に精霊の宿る木と言われる招霊木。
なんとも言えない優しい甘い香りがします。
この木が岐神を招いたのかもしれないですね。
花の命は2日間ほどで
10日間位で全体の花が咲ききるんだとか。
咲いている花見ることができました。
５、大祭準備、祭り事
６、力石の近くの狛犬
背に苔生す小さな狛犬
息栖神社の歴史をずっと見守っている
しゃがんで話しかけてみると答えてくれそうなお顔です。
７、境内社
岐神のうみの親、イザナミ・イザナミ
鹿嶋神社・香取神社
漁港・水に関係する神々が祀られています。
８、稲荷神社
鳥居を潜って左手にあります。
耳あてを被ったお狐さんが愛おしい。
息栖神社参拝の参考となれば幸いです。
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《 日時》
| 5/24 (金) | 11:00 ～ 12:15 |
| 5/26 (日) | 10:00 ～ 11:15 |
| 5/31 (金) | 20:00 ～ 21:15 |
| 6/01 (土) | 10:00 ～ 11:15 |
《参加条件》
・25歳以上の方
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