厳島神社 続きです。

前半に御祭神の話をしていませんでした。

市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
田心姫命(たごりひめのみこと)
湍津姫命(たぎつひめのみこと)

3柱は、「宗像三女神」と総称されます。
特に、市杵島姫命については、後ほど別の記事でお伝えします。

御神体は、後方にある弥山(みせん)です。

海の神、交通安全、財運、芸能の神様として信仰されています。


回廊。
床板は、1間に8枚敷いてあり、釘は使っていません。板と板の間は隙間を設けた、スリット構造になっています。満潮時や台風等の悪天候時に波による水圧の影響を減らしたり消したりする構造になっています。

また、床は二枚重になっていて、本来の床板の上に保護用の「養生板(ようじょういた)」が重ねて敷いてあり、参拝者が土足で歩いても良いようになっています。これは近年になって施工されたもの(一説によると昭和40年代)で、昔は履物を脱いで(或いは、履物を更に履いて)昇殿していました。
左側が、平舞台 
中央に見えるのが、右楽房。
仮設の回廊がついていました。修繕中?

回廊は、ピンヒール等履いて歩くと隙間にはまりそうです。

右門客神社(みぎかどまろうどじんじゃ)





平舞台
左端に映っているのは左門客神社(ひだりかどまろうとじんじゃ)

この先から大鳥居を撮る人が多くて大変な賑わいだったので早目に退散してしまいました。

本殿の真正面ですからね。うまく撮れませんでしたが、メインスポットです。










能舞台
日本で唯一、海上に建てられた国の重要文化財になります。

記録としては、毛利元就によって1568年に奉納上演され、1680年に浅野綱長が再建しました。
満潮時には、海上に浮かんで見えます。
切妻造りの檜皮葺きで、大きく角度のついた橋掛りと楽屋も重要文化財です。

毎年4月16〜18日には「桃花祭御神能」が盛大に開催され、能楽師が全国から集まります。拝観は神社の昇殿料(300円)のみで可能とのこと。

また、秋の夜には厳島観月能(かんげつのう)開催されるとのこと。さぞ幻想的でしょう。

西回廊を進みます。
広島特産の日本酒樽や醤油樽が並びます。



反橋(そりばし)

いわゆる太鼓橋ともいわれる、急な傾斜が特徴の橋で、国指定重要文化財です。
 
鎌倉時代に作られた当初は、御手洗川を跨いで掛けられ、高さは現在の半分程度だったらしいという説もあります。

1557年に毛利元就・隆元父子によって再建されたことが、記録に残っています。

別名「勅使橋」とも呼ばれ、天皇の勅使だけが渡ることを許された橋だったそうで、昔は重要な祭事で使われました。
実際に渡るときは、急傾斜で見るからに渡りにくいです。使う時は橋の中央に臨時の階段を取り付けて渡っていたらしいです。

朱色の欄干に擬宝珠が付けられ、橋脚は黒く塗られています。長さは24m、幅は4m。2014年には約100年ぶりの解体修理工事が完了し、このように美しい姿を取り戻しています。

御朱印を頂きましたが、翌日が令和8年8月8日のゾロ目だったことをあとから思い出しました。ま、よいか。