雨の上野公園、東京都美術館。今、ミロ展が開催されています。
美術展に行くのは久しぶりで、日頃のストレスをなんとか和らげたいということで、雨をものともせずに行ってきました。雨の上野公園はなかなか風情があっていいものです。
私はミロはそれほど好きではありません。家族が好きで、リビングにはミロの絵が2、3枚掛けられています。(もちろん複製です。)今日、実際に鑑賞してみても、感動するとかハッとさせられるとか、そういうことはありませんでした。
ミロは絵画とポエムという考え方をするようです。思わずクスッとするような作品もあります。戦争の最中も創作に取り組み、絵を描くことで外界の忌まわしいことを忘れられるというような言葉も残しています。画家も国際情勢、政治情勢の中で苦しみながらも何かを作り出すという作業をしているのですね。
私はGiorgio De Chiricoの展覧会に行って以来、すっかり虜になってしまい、今も自伝を読んでいるところです。彼の形而上学的絵画に強い衝撃を受け、絵画といえばキリコというくらいハマってしまっているので、他の近代絵画を見てもなんだか印象に残らず、以前見たキュビズムも今となっては???という感じです。それほどキリコの独自性は際立っていると思います。あんなの、誰も真似できないし、あんな発想はできないから、そこに強い魅力を感じるのだと思います。
今日のミロ展、私はどちらかというとさーっとみて、自分の感性に引っかかってくるものを見つけるという鑑賞の仕方なのですが、家族はじっくりと説明なども読みながら時間をかけて鑑賞するタイプです。だから、今日も私はさっさと見終わって椅子に座って待っていました。
私がいいなと思ったのは次の2枚でした。1枚目は男の頭部というような説明だったと思いますが、どこが頭なのかな?



