パリ五輪2024×

【陸上男子1500m決勝・女子200m決勝】

 

男子1500m決勝のレースは、前大会王者の

ノルウェーのインブリグドセン選手の連覇に

期待がかかる!!

レース開始からの400mを54秒09で入り、

自ら高速レースに持ち込んだ。

 

800mは1分51秒05で通過し、集団は縦長に。

残り300mのところで、

昨年のブダペスト世界選手権王者の

カー選手(イギリス)の姿が!!

ラスト200mを切ったところで、

今度はホッカー選手(アメリカ)も!!

 

ラストの直線勝負に縺れ込み、

この時点ではインブリグドセン選手が僅かにリードするも、

ゴール手前で、まさか!!!!! の出来事が!!!!!

ホッカー選手とカー選手が怒涛の追い上げを見せ付け、

インブリグドセン選手をゴール手前で追い抜く!!!!!

 

更に!! 更に!!

ヌグセ選手(アメリカ)も後方から

インブリグドセン選手を追い抜き、

ホッカー選手が1位、カー選手が2位!!

そして、ヌグセ選手が3位に入り、

大本命のインブリグドセン選手が4位、

メダル無しという結果に!!!!!

 

しかも、優勝タイムが3分27秒65(世界歴代7位)の

オリンピック記録樹立!!!!!

1500mは誰が出場しても白熱したレース展開となるが、

今大会での決勝のレースは、

非常に見応えがあった!!!!!

来年の世界選手権では、

更なる怒涛の展開が待っているのか。

 

女子200m決勝では、

3日前に100mを制したアルフレッド選手に期待がかかるが、

本命視されていた

シェリカ・ジャクソン選手の欠場が意外だった。

ジャマイカ勢が不在の中で開催されたこの決勝、

特にアメリカ勢の強さが際立つ展開となりそうだが、

レースが始まると、勢いに乗ったのは

アルフレッド選手では無く、

トマス選手が終始怒涛のスピードで、

見事このレースを制した!!!!!

 

記録は21秒83で、

トマス選手は今大会で世界大会初制覇を成し遂げた。

この偉業は、2012年ロンドン大会の

アリソン・フェリックス選手以来、

実に3大会振りとなった。

 

2024/08/07 まある

パリ五輪2024×

【陸上男子200m予選・女子5000m決勝・

男子棒高跳び決勝】

 

男子200m予選では、

日本勢からは上山選手・飯塚選手・鵜沢選手が参戦!!

各組のレースが始まると、

上山選手と飯塚選手の両名は、力強い走りを見せるも、

準決勝進出条件となる着順でのゴールはならず。

 

そして、予選6組目に登場したのが、

“日本一速いヲタク”である鵜沢選手の姿が!!

鵜沢選手は、漫画3000冊を所有する

非常に良い趣味を持っており、

『ドラゴンボール』でお馴染みの

“かめはめ波”のポーズをする等、

アメリカのライルズ選手と同じ匂いを感じる。

 

肝心のレースはと言うと、鵜沢選手は実力を発揮し、

各組の上位3位までに入り、

見事に準決勝進出を果たした!!!!!

 

女子5000m決勝のレースには、

残念ながら日本勢の姿は無いが、

優勝候補が何選手も居る、

凄まじいレース展開が期待される。

レース序盤、オランダのハッサン選手は、

やはり一番後ろに位置し様子見。

中盤~後半戦にかけて、

徐々に前へ位置取るハッサン選手!!

ケニア勢の中でも特に本命視されている

キピエゴン選手は、そのまま前方に位置するも、

ラスト1周の時点で、同じケニアの

チェベト選手とハッサン選手との一騎打ち!!

 

ハッサン選手がキピエゴン選手、

チェベト選手に追い付けず。

ケニア勢はお構い無しに、

ラストスパートをかけて堂々のゴール!!!!!

優勝はチェベト選手が14分28秒56をマーク。

キピエゴン選手が2位に入り、ハッサン選手が3位に。

 

ただ!! このレースの直後、

順位が二転三転するトラブルが。

キピエゴン選手が他の選手と接触したとして、失格処分に。

ハッサン選手が繰り上がり、銀メダルを獲得。

しかし、審議の結果は2選手間に重大な接触はあったが、

失格には値しないと結論付けられ、

キピエゴン選手の失格が取り消され、2位に認定。

ハッサン選手は再び3位になった。

 

接触が容認出来ない事を明示する為に、

キピエゴン選手にはイエローカードが出されていたが、

何だか今大会、柔道の件もあったが、

審判は一体何を!! どこを!! どう見ているのか……。

 

男子棒高跳び決勝では、デュプランティス選手

(スウェーデン)の優勝に期待がかかる!!

6m00までの跳躍を1回でクリアしたデュプランティス選手、

金メダル候補と言えるその実力は、今大会でも健在だ。

 

ライバル勢が6m00の記録をクリア出来ない中、

デュプランティス選手は、

単独6m00をクリアし金メダルを獲得!!

その直後、次に世界新記録に挑戦、

という大々的な期待が世界中から寄せられる事に!!

 

そして、6m25という世界新記録に挑戦した

デュプランティス選手!!

見事に跳躍に成功し、

何と!! 何と!!!

何とおおおおおぉぉぉぉぉ!!!!!

6m25の世界新記録を叩き出したのだ!!!!!

 

これには会場中が盛り上がり、

デュプランティス選手の強さが

今大会でも証明された瞬間でもあった。

かつてはあのブブカ選手の持つ6m15の壁が、

長年破られなかっただけに、

近年のデュプランティス選手の凄さには、毎度驚かされる。

来年の世界陸上東京大会では、

更なる世界新記録に挑むのか、大期待である。

 

2024/08/06 まある

パリ五輪2024×

【陸上男子100mH予選・男子100m準決勝、決勝】

 

男子110mH予選では、

各組上位3位までが無条件で予選を通過出来る。

日本勢からは、村竹選手・泉谷選手・高山選手が参戦!!

 

1組目のレースで出場した村竹選手は、

レース開始直後、すぐにトップに立ったかと思うと、

スピードに見事に乗り、他を寄せ付けない圧倒した走りで、

13秒22という記録で、

堂々の1位で準決勝進出を果たした!!!!!

 

続く4組目に登場した泉谷選手は、

1台目のハードルを倒すも、

その後は粘りの走りを見せ付け、

13秒27で3位に入り、準決勝進出を果たした。

 

5組目には高山選手がレースに挑むが、

泉谷選手同様、1台目のハードルを倒した後、

スピードに乗る事が出来ず、13秒46で4位に。

全体の上位18名にも入る事が出来なかった為、

6日に行われる敗者復活枠を狙うべく、

準決勝進出を賭けての再挑戦となった。

 

そして、いよいよトラック種目の

メインイベントである男子100m!!

ハキーム選手の決勝進出に期待がかかる

準決勝のレースが始まる!!

準決勝と言えど、ライバル勢の実力は世界レベル。

予選以上の走りをしないと、決勝への道は険しい。

 

準決勝のレースが始まると、

誰一人フライング無く順調に走り出す!!

後半のハキーム選手の追い上げに期待したが、

やはりライバル勢の強さは健在で、

後半のスピードに乗れず、この組の4位でレースを終えた。

 

レース終了直後、

結果を見たハキーム選手は悔しい表情を見せた。

が!! このレース中に叩き出した

自己ベスト“9秒96”を持ってしても、

決勝進出は叶わなかった。

 

従来のように10秒を切るだけでは、

決勝の舞台には上がれない、

そんな新時代が到来している、

という旨をスタジオ内で話されていた。

 

続く決勝のレースでは、

8選手全員が9秒90を切る猛者達ばかりで、

その中には、世界選手権を制した

アメリカのライルズ選手の姿も!!

 

レースはほぼ横一線でスタートを切ったが、

どの選手が勝ってもおかしくない接戦が終始続き、

この大接戦を制したのは、

何と、何と、何とおおおおおぉぉぉぉぉ!!!!!

オリンピック初の

金メダル獲得のライルズ選手(9秒79)!!!!!

2位にはトンプソン選手が9秒79で入り、

(ライルズ選手との差は、僅か1000分の5秒!!)

3位はカーリー選手が9秒81で銅メダル獲得!!!!!

 

判定映像を観ても、

やはり僅かにライルズ選手の方が早くゴールしていた。

超高速レースとなった今大会の決勝。

本当に誰が勝ってもおかしくない、

そんな白熱したレースとなった。

 

決勝進出を果たせなかったハキーム選手は、

「9秒95を切るぐらいじゃないと

決勝には進めないと思っていた。

オリンピックで勝つ選手は、

やはりレベルが全然違うと出場して初めて感じた。

自分が前進しても海外の選手達は

もっともっと前進していて一生追いつけない。

差を縮める為には、

もっともっと前進する為に頑張らないといけない」

と強い危機感を示していた。

 

本当にハキーム選手には、決勝の舞台で戦って欲しかった。

彼はまだまだ向上心がある分、

次の世界選手権やオリンピックで、

今大会以上の実力発揮に期待したい。

(9秒96の自己ベストもおめでとうございます!!!!!)

 

2024/08/05 まある

パリ五輪2024×

【陸上男女混合マイルリレー・女子100m決勝】

 

東京五輪から正式採用された男女混合マイルリレー決勝、

男女が交互にリレーをするレースとなるが、

1, 3走目に男子選手、2, 4走目に女子選手がそれぞれ走る。

 

2日に行われた予選では、従来の世界記録である

3分8秒80を1秒39更新する快走をマークした

アメリカチームに期待がかかる!!

まさに本命と言ってもいい総合力のアメリカだったが、

実際の決勝レースでは、

後半のアンカー勝負でまさかの展開が!!!!!

 

オランダのボル選手が驚異的なラストスパートを見せ、

アメリカのケーリン・ブラウン選手を逆転し、

見事金メダル獲得!!!!!

以前のような出走順は任意では無くなり、

男女それぞれのレース展開が

今大会での勝負の分かれ目となった。

 

続く女子100m決勝では、

リレーに続きアメリカ勢のメダルに期待がかかるが、

レースがスタートすると、各選手横一線で走り出す。

中盤以降で、セントルシアのアルフレッド選手が抜け出し、

向かい風0.1mにも関わらず、セントルシア記録を大きく更新する10秒72で見事優勝!!!!!

 

セントルシアとしては、初の金メダル獲得の瞬間でもあり、

従来のジャマイカやアメリカといった

強豪を押しのけての優勝は圧巻!!!!!

銀メダルは10秒87をマークした

アメリカのリチャードソン選手、

銅メダルは10秒92でアメリカの

ジェファーソン選手が獲得した。

 

そして、長年に渡り女子短距離界を

盛り上げて下さったジャマイカの

フレイザー・プライス選手、

彼女は今大会で引退を表明した。

数々の世界選手権やオリンピックで、

名だたるライバル勢に打ち勝ってきた彼女の勇姿は、

今大会で見納めとなった。

熱い走りをありがとうございました!!!!!

そして、お疲れ様です。

 

2024/08/04 まある

パリ五輪2024×

【陸上女子5000m予選・男子10000m決勝】

 

いよいよ陸上競技はトラック種目に入り、

本格的にこの観戦記も熱を帯びる!!

まずは、女子5000m予選のレースから。

最も期待の高い田中希実選手を筆頭に、

日本勢が世界に挑む!!

 

予選1組目から田中希実選手が世界レベルの

ハッサン選手(オランダ)と早くも激突!!

レース序盤、同組に出場の山本選手が単独飛び出して、

3000m過ぎまでレースを引っ張る展開に。

その後は、田中希実選手がトップに立ち、

後続のライバル勢がペースアップし、

残り400mの時点での集団は9人に絞られる。

 

このラスト1周で、田中希実選手は

次々とライバル勢に追い抜かれてしまい、

9位まで順位を落としてしまう(15分00秒62)。

山本選手は15分43秒67で17位に終わり、

決勝進出はならず。

 

続く予選2組目には、樺沢選手が出場!!

先の田中希実選手や山本選手のようにトップに立つ事無く、

15分50秒86の19位で、

初めてのオリンピックのレースを終えた。

 

インタビュー時、田中希実選手は決勝しか

狙っていなかったので、

現実を受け入れられない旨を話していた。

前大会よりも確実に進化を遂げているにも関わらず、

今大会では決勝の舞台には立てず。

1500mのレースでメダル獲得に期待したい。

 

続く男子10000m決勝のレースでは、

日本勢からは太田選手・葛西選手が参戦!!

日本選手の両名は、いずれも初出場という事で、

一体どのようなレースを見せてくれるのか。

ライバル勢の中には、前大会を制したバレガ選手等の

エチオピア勢がハイペースでレースを展開する。

太田選手・葛西選手は、2500m過ぎから

徐々に遅れ始めてしまう。

 

残り1周の時点で、やはり世界レベルは

全然違う事を改めなくても痛感!!!!!

激しい優勝争いは、デッドヒートにまで縺れ込み、

チェプテゲイ選手(ウガンダ)がラストの直線に入っても、

トップを譲る気は無く、

後続を振り切って堂々の金メダル獲得!!!!!

しかも、オリンピック記録を18秒も更新する、

26分43秒14だった。

 

葛西選手20位、太田選手24位に終わった。

葛西選手はインタビュー時、

「まだまだ力不足」という旨を話していた。

周回遅れにまで差を付けられていては、

トラックの長距離種目での日本選手のメダルは、

まだまだ難しいと言える。

 

2024/08/03 まある

パリ五輪2024×

【自転車男子BMXフリースタイル・陸上直前情報】

 

自転車のBMXフリースタイルでは、

決勝戦で、1分間の「ラン」を2階ずつ行う。

予選では6位だった中村選手は1回目の「ラン」で、

縦に回転しながら、

複数のトリックを組み合わせた新しい技を成功させたが、

この時点では3位までつける(90.35)。

 

続く2回目、90.89まで得点を伸ばすも、

この2回目でライバル勢が高得点を叩き出し、

中村選手は順位を2つ下げてしまう。

東京大会と同じ5位という結果に終わった。

 

東京大会でのミスを無くす、という意地もあっただけに、

今大会での結果もメダルには届かなかった。

金メダル獲得は、94.82を叩き出したホセ・トーレス選手(アルゼンチン)だった。

 

     ◇

 

そして、オリンピック後半戦に差し掛かり、

いよいよ陸上競技が開幕!!

1日には男女20km競歩が行われ、

各選手猛暑の中、競技に挑んだ。

 

今大会での陸上では、やはり男子100mの

ハキーム選手の決勝進出が期待される!!

もし、決勝進出でメダル争いに喰い込めば、

実に日本勢としては、

1932年のロサンゼルス大会以来の快挙となる。

 

更に短距離以上にメダル有力勢として挙げられるのが、

女子槍投げの北口選手と言ってもいい。

北口選手が陸上出場選手の中で、

最も金メダルに近い実力を持っているからだ。

 

昨年のブダペスト世界選手権のような

大投擲に期待がかかる!!!!!

柔道、体操に続いて、

日本勢のメダルラッシュに期待しながら、

(特にマラソンでのメダル獲得!!!!!)

オリンピック後半戦を楽しもうと強く思う。

 

2024/08/01 まある

パリ五輪×【馬術総合団体・体操男子団体・

スケートボード男子ストリート】

 

馬術総合でまさかの出来事が起こるとは……。

日本勢では、最後にメダル獲得をしたのが、

92年前のロサンゼルス大会。

今大会では、馬場馬術とクロスカントリー、

障害馬術の3種目で行われ、

日本勢は、2種目目のクロスカントリー終了時点で、

メダル圏内の3位につけたが、

馬体検査で、北島選手の馬がクリア出来ずに20点減点。

5位スタートで、最後の馬術障害に挑む!!

 

北島選手に代わって出場した田中選手が1番手で登場し、

安定した騎乗で僅かな減点に抑える。

続く戸本選手も、安定した美しいジャンプで

全ての障害物をミスなく跳び越え、

減点のない完璧な騎乗を披露した。

日本は3種目の合計で115.8の減点で

銅メダルを獲得!!!!!
日本が馬術でメダルを獲得したのは、

1932年のロサンゼルス大会、

個人種目で金メダルを獲得した

“バロン西”こと、西竹一選手以来92年ぶり、

団体でメダルを獲得したのは初の快挙となった!!!!!
 

体操の男子団体総合決勝では、

2種目目のあん馬で、絶対的エースである橋本選手が落下。

予選の鉄棒でも着地に失敗しており、

金メダルは難しいように思われた。

しかし、日本勢は諦めず、萱選手が「絶対諦めんな」

「絶対いけるから」と声をかけ、

橋本選手に「もう一度戦う気持ち」に切り替えさせた。

見事、日本が計259.594点で2大会振りに

金メダルを獲得!!!!!

 

スケートボード男子ストリートでは、

見事に堀米選手が2連覇を果たした!!

最終の1本での大逆転が功を制し、

合計得点は281・14となった。

2位のジャガー・イートン(米国)とは

0・1点差という僅差!!

堀米は一発技の「ベストトリック」の

最終5本目の滑走で97・08をマークし、

米国勢のナイジャ・ヒューストン、ジョガー・イートンを

大逆転。

初代金メダリストとなった21年東京大会に続き、

頂点に立った瞬間であった。

 

2024/07/30 まある

パリ五輪×【フェンシング男子エペ個人・スケートボード

女子ストリート・競泳男子400m個人メドレー】

 

フェンシング男子個人戦では、

加納選手がヤニク・ボレル選手と金メダル争いを繰り広げ、

間合いを計りながらステップを踏む。

次の瞬間!! 加納選手が鋭い出足で懐に飛び込み、

上半身を一突き!!

見事に試合を制し、何と!!

個人では日本勢初となる金メダル獲得となった!!!!!

 

スケートボード・ストリートでは、

金メダル候補がランで失速し、

これにより、日本勢にとっては有利な展開に。

しかも、日本勢はランのトリックを

全て成功させるという快挙を達成し、手堅く決勝進出。

 

決勝では、吉沢選手が安定の強さを見せ付け、

更に技の完成度の高さも相まって、

終始余裕のある姿に見えた。

特に今大会最高得点となる96.49点を出した

“ビッグスピン・フリップボードスライド”

(板を横に270度回転させる大技。)

この技の瞬間が今大会の結果の決め手となったに違いない。

 

競泳男子400m個人メドレーに出場した松下選手が、世界記録保持者のレオン・マルシャン選手(フランス)に挑む!!

レース開始直後、松下選手は100mを終えた時点で7位。

松下選手は、最後の自由形でチャンスを窺う。

着実に順位を押し上げていき、

残り100mでの自由形に突入すると、

一気にギアを上げたのか、前を行く選手を追い抜く!!

そして、自己ベストを更新する4分8秒62で

銀メダル獲得!!!!!

最後まで諦めない競技姿勢が、

今大会での結果に繋がったのだと感じた。

 

2024/07/29 まある

パリ五輪×【柔道女子48kg級・柔道男子60kg級】

 

柔道女子の試合では、

オリンピック初出場の角田選手が世界に挑む!!

準決勝の試合では、タラ・バブルファス選手(スウェーデン)に巴投げを悉くかわされてしまい、

苦戦を強いられてしまうも、

延長戦で持ち前の強さを発揮し、決勝進出を果たした。

 

決勝戦の相手は、今年の5月の世界選手権で優勝したバアサンキュー・バブドルジ選手(モンゴル)!!

格上の相手でも角田選手は怯まずに、

相手に技のポイントを奪われずに試合を続け、

ついに!! 得意の巴投げで技ありを奪い、

金メダルを獲得!!!!!

この瞬間、日本勢の夏季オリンピックでの金メダルの総数は、ちょうど500となった!!!!!

 

柔道男子の試合に出場した永山選手は、

スペインのフランシスコ・ガルリゴス選手と対戦。

試合展開は、ガルリゴス選手の寝技に苦戦する展開となり、

粘りを見せ、反撃のチャンスを窺う永山選手だったが、

再び寝技に持ち込まれてしまい、

審判から「待て」の合図がかかる。

 

しかし!! 「待て」がかかった後も約6秒間に渡り、

寝技を続行するガルリゴス選手。

永山選手はそのまま失神してしまい、

試合に勝つ事が出来なかった。

これに対し、SNS上では審判団の判断に

怒りと疑問の声が殺到!!!!!

 

明らかに永山選手だけが理不尽な目に遭ってしまい、

本来ならばこのような反則をした相手選手には、

厳重な処分が下ってもいいぐらいだ。

そんな永山選手だが、

意地を見せ付け敗者復活戦を勝ち上がり、

3位決定戦を制しての銅メダル獲得となった。

 

ルールを破った奴が得をする大会とか、

“平和の祭典”を掲げているオリンピックらしからぬ事態だ。

こんな事が罷り通るならば、

審判団はもう一度柔道のルールを見直せ!!!!!

(怒!!!!!)

 

大会序盤から腹を立たせるなよ。

何だか正々堂々と挑んでいる側が、

そのような目に遭っているのを見ると、

オリンピックとしての在り方を、

もう一度考え直して欲しいと思った。

 

2024/07/28 まある

パリ五輪2024×【開会式】

 

前大会から本来ならば4年後のところ、

3年後に開催の今大会。

あのクソウイルスが5類に移行してから

初のオリンピックとなります。

前回は無観客だったので、

今大会はまた以前のような賑やかな雰囲気になるかと。

 

初の競技場以外での開会式という事で、

パリらしい開会式に落ち着くかと思いますが、

本当に今年は酷暑の中での開催ですので、

各競技の選手の皆様には、

熱中症で倒れて棄権という、

最悪の形にならないように願うばかりです。

 

そして、私の観戦記に関してですが、

前大会の東京五輪のような毎日の更新はしません。

陸上競技開始の8月2日までは、

主要競技のみに絞っての観戦記とします。

 

今大会は時差の関係で、

絶対にリアルタイムでの観戦は難しいのと、

翌日の朝~昼にかけての隙間時間で、

競技の部分のみをピックアップしての観戦となりますので、

前大会のようなある程度の細かい観戦記は書けない事を、

ここに記しておきます。

 

追記:

各選手の皆様、どうか体調優先で競技に挑んで下さい。

そして、(特に日本勢)歴史に残るような

偉業達成にも大期待致します!!!!!

 

※本音を言えば、表彰台には必ず

日本人選手の姿が観られるような、

そんな今大会になって欲しいです。

 

2024/07/26 まある