26日に英国で行われたロンドン・マラソンで歴史が動いた。
男子のセバスチャン・サウェ選手(ケニア)が。
マラソン世界記録となる1時間59分30秒をマーク。
公認のレースでは、
人類史上初のマラソン2時間の壁を破った瞬間であった。
トラック種目では目立った記録の無いサウェ選手だが、
中間点を過ぎた辺りから後半にかけて
一気にペースアップし、
勝負どころの30km以降での5km毎のラップタイムでは、
14分切りを叩き出す!!!!!
ラストの2.195kmは、2分40秒/kmと、
更に加速をつけてのゴールとなった。
まさにマラソン競技の、いや!!
スポーツ界では、人間超えをした驚異的な身体能力に、
ただただ、驚かされてばかりだった。
実は、記憶にも新しい2019年10月に行われた
非公認レースの中で、
エリウド・キプチョゲ選手(ケニア)が、
1時間59分40秒をマークしていたが、
今大会では、キプチョゲ選手の記録を10秒も
上回る結果となった。
サウェ選手自身は、マラソンを本格的に走ったのが、
2024年のバレンシア大会で、
当時の記録は2時間02分27秒と、
ただでさえ、トップクラスの実力を
発揮しているにも関わらず、
今大会での異次元の走りで、大会を沸かせた。
この記録を1km換算すると、
2分50秒ペースで42.195kmを走り切る事になる。
しかも、後半の記録に至っては、
ハーフマラソンの日本記録(59分27秒)を
上回るハイペースとなる。
日本記録を持つ大迫選手と5分25秒もの差で、
先にゴールしている計算となる。
私は20数年ほど前に、某有名な駅伝漫画を読んでいたが、
その漫画の最後に、
主人公が記録したフルマラソンの2時間02分台を
今大会のサウェ選手が、大きく上回っているのを見た瞬間、
漫画以上に漫画のような、
それでいて目の前に映る
ニュース映像の事実と向き合うのに、
一瞬、時間を要したほどだ。
勝因としては、今の時代にお馴染みの
厚底シューズのおかげです、と本人談。
「そりゃそうか」と言われればそれまでの話に終わるが、
これから先、シューズ制作技術の進歩もそうだが、
選手の練習の質向上も合わさって、
とんでもない記録の誕生が、
近い内に観られるかもしれない。
それまでの間は、従来通り陸上競技を大いに楽しみながら、気長に待とうと思う。
2026/04/27 まある