こんにちは。株式会社YES の志村です。
ここ最近、弊社にお見えになったお客様の
事例を挙げて、お客様の抱えるモヤモヤの
一例をお話したいと思います。
先月の初旬に反響のあったS様ですが、
当初反響があってからすぐさま宮本が行動
するも、なかなかお客様と接触することが
できませんでした。
電話してもお出にならず、お客様のマイホーム
探しに対するスタンスをうかがおうとご自宅へ
訪問させていただいても、お出にならず・・・
この業界でよくあるパターンですね。
その後時間だけが刻々と過ぎ、「他社で決まって
しまったのではないだろうか」などの諦めのムード
が漂っていました。
ところが1ヵ月ほど過ぎたとある土曜日、突然
店舗にお見えになりました。
宮本が不在だったため、私が対応させて
いただいたのですが、不動産屋に足を運ぶ
のは初めてとのことで、少々緊張気味・・・
世間話しから始まり、様々な角度から来店の
目的をうかがうもなかなか気を許してはくれません。
しかし、とあるポイントで話に喰らいついてきます。
そこの話に気づいてあげることができるまで、
来店よりおおよそ30分は要したでしょうか。
今回のS様のポイントについては住宅ローン
でした。決して大きなものではないのですが、
若干の借入（オートローンとカードローン）が
あったんですね。
今まで家族でマイホーム探しはしていたものの、
なかなかそこの部分を不動産屋に切り出すことが
できず、自分たちのマイホームに対する意欲を
抑え続けておりました。
とにかく私にできることは、まずはお客様の
不安を受け止めてあげることです。
その上で、解決策を見出して、不安を解消して
あげること。そこに尽きます。
結果的に、住宅ローンの取り組みが難しい
お客様ではありません。
無事に、某地方銀行で‘諸費用込み’、減額
なしで承認となりました。
我々からしてみれば大した問題ではなくても、
不動産のことや住宅ローンのことを分からない
普通の方たちには大きな悩み・不安となります。
なんでそんなことも知らないんだ・・・とばかりに
対応する営業マンもいらっしゃるようですが、
決してお客様にとってソフトではありませんよね。
現に今回のS様も、何人かの営業マンとやり取り
をしていたそうですが、本音を打ち明けたのは私
一人だけだったようです。
6月初旬のご来店時、「今日、意を決してYESさん
に来て本当に良かったです！」の、お言葉が何より
も嬉しく、また、私たちもこのS様のために全力を
注ごうと誓った日でした。
そんなS様、本日は担当の宮本と‘前向きに’
マイホームをご覧になります。
前向きにという表現は語弊があるかもしれません
が、買う買わないということではなく、不安な気持ち
が一切ない、晴れた気持ちでマイホームが見れる
ということです。
今までは、‘果たしてここに住めるのだろうか・・・’
という不安が優先しますから、家のことなど二の次
でしたもんね。
ご主人、奥様、まだ生後間もないお子様の記念日と
なるよう、我々も頑張りたいと強く感じます。
ではまたのちほど。