かつて子供達が小さかった頃、夏休みは、スケジュールの合う子を連れて、近くのプールに週末になると出掛けていました。
誘うのは、受験勉強中の子供だったり、友達と泳ぎに行っても泳ぎ足りない子供だったりします。
自分が行きたいというのもありますが。。
お昼前の空いている2時間か、昼ご飯を食べてからの2時間のどちらかに行くのですが、
どちらにしても、日差しの一番強く、暑い時間帯です。
そのプールへは、自転車で約20分かかります。
実は、近くに屋内プールがあるので、子供たちは、近い方が良いみたいなのですが・・。
ぼくの
「屋外のプールは夏にしか行けないじゃん」
のゴリ押しで、行くことにしちゃいます。
多少遠くても、やっぱり野外プールは開放感が違いますね。
子供たちもテンションが上がります。
ただ、急に雲行きが、怪しくなってくることは、この時期は珍しくありません。
ただ、急に雲行きが、怪しくなってくることは、この時期は珍しくありません。
西の空から、どんどん雲が出てきて、太陽が見え隠れし始めます。
遠くで雷の音が聞こえたりします。
「今の音聞こえた?」
子供たちに、空を見上げさせて、雲の方を指さします。
遊んでいても、空を見るクセというのは、大事です。
特に、海、山へ遊びに行くときは、風、太陽、雲など、
『自然の動きに敏感になることは、自然の中で遊ぶときのルール』
です。
雨の匂いを含んだ風、冷たい風、鳥の声の変化などに敏感になることです。(ここまで状況が変わったらすぐにでも天気が変わる合図です)
都会で暮らしていると、何か人間が物凄く偉くなって、自然もコントロール出来ている様な錯覚にとらわれますが、キッパリと言っておきます。
都会で暮らしていると、何か人間が物凄く偉くなって、自然もコントロール出来ている様な錯覚にとらわれますが、キッパリと言っておきます。
『気のせい』
です。
それは、大いなる勘違いであって、おごりなのです。
時々、大雨や台風、雷、地震などで思い出させてくれるのですが、都会に集まって暮らしているとすぐに忘れてしまいます。
『人が多く集まっている都会にいることで、人が沢山いることに安心してしまい、根拠がないけど、安全なんだと勘違いしている』
それは、大いなる勘違いであって、おごりなのです。
時々、大雨や台風、雷、地震などで思い出させてくれるのですが、都会に集まって暮らしているとすぐに忘れてしまいます。
『人が多く集まっている都会にいることで、人が沢山いることに安心してしまい、根拠がないけど、安全なんだと勘違いしている』
だけなのです。
錯覚なのです。
確かに、国などが安心安全を考えて、川の護岸工事や、大量の雨水を処理する貯水槽を地下に作ったりして、重点的に施策をしたりしますが、
アスファルトやコンクリートで固められた都会は、地面が水を吸う事がほとんどなく、自然災害には弱いです。
『たくさん人が集まって生活しても、生活出来る』ように国が整備をしているだけで、かろうじて都会で生活が出来ているだけなのです。
安全や安心が確保されていると錯覚しているという事を意識しなければいけません。
山や海で、雷、台風に、ひと家族だけで遭遇した場合を想像してみてください。物凄く不安になります。これが正しい反応です。
山や海で、雷、台風に、ひと家族だけで遭遇した場合を想像してみてください。物凄く不安になります。これが正しい反応です。
その不安な感覚が、本来の自然に対する感覚なのです。
それが、人間の曝されている状況であって、怯えている姿は、当たり前なのです。
都会に住んでいて、人が沢山集まっているという事だけで、何となく安心な感じがする。と思っているだけなのですね。
都会に住んでいて、人が沢山集まっているという事だけで、何となく安心な感じがする。と思っているだけなのですね。
都会にいても、この自然に対する不安な感覚を思い出せればよいのですが、それもなかなか難しいです。
そこで、ルールとして覚えるのが良いです。自然に敏感になるように訓練するのです。
『空を見て、雲、太陽、風を良くみる』
です。
話をプールに戻しますね。
「そろそろ引き上げよう」
暗雲を見つけて、遠くで雷の音が聞こえ初めたら、それを子供達に話をしました。
「えー、まだあそびたいようー」
「じゃあ、あと15分」
その15分の間に、ついに太陽は顔を出さなくなり、風も吹き始めます。
急いで着替えて出発です。
風は強さを増し、あんなに暑かったのに、風が冷たく感じます。
西の空は暗い雲で覆われ、ついには、縦に稲妻も見えます。
家の前に来たらポツリポツリと雨が降り始めます。
「あと、10分は遊べたね」と次男くんが家のソファーで話をした直後に、
『ジャー』
と物凄い音。
「ナニ、雨?」
皆で外を見てみると、まさにバケツをひっくり返したような大雨。
まるで、南国のスコールの様でした。
「あと10分遊んでたらこの土砂降りと雷で危なかったね」
ホントよかったです。
都会であれば、高い建物や避雷針が周りにあるので、まず、人には雷は落ちて来ませんが、これが、山や海だったらと思うとヒヤッとします。
まとめます。
都会や大きな町に住んでいると、人間は、自然をコントロール出来ている様な錯覚をしている。
まとめます。
都会や大きな町に住んでいると、人間は、自然をコントロール出来ている様な錯覚をしている。
という事を思い出しましょう。
そして、それを忘れないためにも、外で遊ぶ時は、ルールとして、
『空を見て、雲、太陽、風を良くみる』
ということを実践するのが良いですね。
自然に対して敏感になって生活することが出来ます。
自然に対して敏感になって生活することが出来ます。