金曜日はお金のお話です。
家族の安定した生活を支えるには、様々な現金の流れを産み出すことが解決手段だと考えています。
そして現金を産み出す資産を作ることが『家族を守るための投資』であり、具体的な手段の1つとして不動産投資があります。
その不動産投資は、実は、 学校の入学に似ています。
不動産投資の勉強(受験勉強)をして、次に、不動産選び(志望校選び)をします。
そして、融資(入学試験)を受けて、頭金(入学金)を払います。そして、いよいよ不動産投資がスタート(学校生活スタート)します。
楽しい不動産投資生活を送るには、準備をする必要があります。
ただし、毎週この記事を読んでいれば、準備が出来ますので安心してください。
前回から続いて、マレーシア第三の都市ジョホールバルの不動産投資について、お話をします。
今回は、国内のオーナーチェンジ物件と海外のプレビルド物件という切り口で、投資資金と月々のキャッシュフローで比較をしてみます。
オーナーチェンジ物件は、リスクの少ない投資のひとつです。これは、何らかの理由でオーナーが手放さなくてはいけない物件を銀行の融資部門が把握をしていて、投資家が不動産会社経由で物件情報を入手し、その物件に投資する方法です。
前オーナーから物件を引き継ぐ形になり、既に入居者が入っている物件もあるため、投資をスタートした時からキャッシュフローが入ってきます。
これは、キャッシュフローを得るための最速の方法の1つです。注意をしなくてはいけないのは、客付けをしなくても良いのですが、既に入っている入居者の支払い状況は事前に確認が必要です。
それに対して、プレビルド物件の投資は、投資を決めた段階では、まだ、物件はありません。
建設が終わり(例、2017年4月)、物件の引き渡し、客付け(例、2018年から)へとフェーズが移っていきます。
投資してすぐにキャッシュフローが入って来るというわけではなく、完成した後に1年から2年後に客付けをしてからキャッシュが入り始めます。
キャッシフローという視点で、すぐにキャッシュフローが発生するか否かが、オーナーチェンジ物件とプレビルド物件の大きな違いとなります。
オーナーチェンジ物件は、投資をすると、すぐに月々のキャッシュフローが入ってきて、投資したお金がキャッシュを生み出します。
『投資したお金がすぐに働きはじめる』のです
それに比べ、プレビルド物件は、建物が立ち、お客さんが入居してから、投資したお金が働きはじめます。
『投資したお金が働きはじめるまで時間が必要』
なのです。
ここでの考え方は、
現在、国内にお金を銀行に寝かしておいても全然増えません。それどころか、ATMを時間外に何度か使ったら、金利分を超えて、資金が目減りしていってしまいます。
ここでの考え方は、
現在、国内にお金を銀行に寝かしておいても全然増えません。それどころか、ATMを時間外に何度か使ったら、金利分を超えて、資金が目減りしていってしまいます。
ではどうしたらよいのか?
ここからは、私見となってしまいますが、
株式に投資し、持ち続けるというのもひとつの選択です。
また、不動産に投資するのもアリだと思います。
では、不動産を持ち続けるという選択肢があるのでしょうか?
国内の物件は、競争力のあるものであれば、売買され、客付けされ投資は成立していくでしょう。
ただ、国内の人口減少と人口の構成比の変化、家族構成の変化の理由から、これから不動産市場が活況を呈したり、拡大していく絵はなかなか描きにくい本当のところではないでしょうか。
もちろん、海外からの投資による不動産価格の上昇はありますが、国の人口が増え、人口の構成比(就労人口の増加など)が変化し国全体の経済が活性化するという予想は立てにくい状況です。
そこで、視点を、国内からアジア圏に広げ
市場の拡大の可能性のある場所、地域、国を選択しようという考え方もアリかなと思っています。
国内の銀行で寝かせている資金を、国外で有効に使うという考え方です。
まとめますね。
プレビルド物件は、投資資金を寝かしておく必要があり、すぐに資金がキャッシュを生み出すことにはなりません。
しかし、国内で寝かしている資金があって、寝かしている期間内に、国内で効率の良い投資案件が見つかる可能性が少ないと判断した場合は、その期間を有効に使うプレビルド物件は、選択肢のひとつになり得ます。