有形財と無形財という言葉は聞いたことがあると思います




有形財とは実際にある物(時計、洋服、電化製品etc...)




無形財とは形のない商品(エステ、美容院、学校etc...)



これを定義する事にあまり意味はないのですが大事な事は





サービスが無形財であるという事



そしてここからが重要



サービスには有形財と比べて以下の特徴があります



①無形性

②同時性

③異質性

④消滅性



聞いたことがある人も多いと思いますが、サービスにおける大きな特徴なので非常に重要です






①無形性:形のないものであるため在庫を持つことができない、移動する事ができない
 例えば、美容院の質が見えずらい、なんでこの価格なのか消費者にわかりずらい






②同時性:生産と消費が同時に起こる。例えば、あなたが髪を切ってもらう場合にサービス提供者である美容師さんがサービスを提供しているときにあなたはサービスを消費しているという同時性があるわけです






③異質性:サービスを提供している人間によってサービスの質が変わるという事
 例えば、美容師さんが変わるとそのサービスの質が変わると言う事、サービス提供者の上手い、下手によってそのサービスの質が変わってしまう異質性があると言う事です





④消滅性:在庫できないという事に近いのですが、サービスは物でないため、サービス提供と同時に消費するため消滅してしまうという事です









これらの定義がなぜ重要か?





これらの特徴の解決策を考える時にこの定義が非常に重要





例えば、無形性によってサービスの質がわからない場合、



目に見える様にする事で解決できるわけです



美容院の店内をものすごく綺麗にする
これによって消費者にもサービスの質が高いんだと思わせる事がある



他には、同時性によって混み具合などのばらつきがある場合



土日の美容院は平日に比べて混んでしまったりしますよね?


需要を変動させるか供給を変動させるか


需要を変動させたいのならば、平日の美容院のサービスの価格を安くする

供給を変動させたいのならば、土日の美容師の数を増やす




他にもこの定義から考えていけば解決策は色々と出てくるはずですが、



長くなりすぎたのでこの辺で(´・ω・`)




あなたがサービス業をやっているならば、




必ずこの定義を覚えてください



がんばれ!!!