悠釣亭のつぶやき -90ページ目

ひまわり

こないだ、当地周辺のひまわり畑のことが報道されていた。
今が満開で、迷路などもあって楽しめると。
ま、ワシは日中日向に出ることは難しいから、行く事は無い
だろうけれど。




で、画像を見ながら、疑問が浮かんだ。
ひまわりって向日葵と書くくらいで、太陽が東から登り、西に
沈むのを追いかけて花の方向を変えるって言うよね。
ホントなのかな?

そのまま夜も回り続けたら、茎が捩れてしまうやろから、
東から西に首を振って、朝までの間にまた東に戻るのん?
俄かには信じられんな。
で、調べてみた

結果、ひまわりが太陽に反応するのは理解出来たんだが、
ちょっと夢の無い話になってしまうんで、メルヘンを追う方は
以下は読まないで、本稿を閉じてくださいね。



実のところ、太陽に反応して姿勢を変えるのはまだ花が付か
ない若い個体だけという事のようだ。
花を咲かせると、花を東に向きを固定して、ほとんど動かなく
なるという。

植物は成長ホルモンの影響で、太陽に当たる側の成長が
抑制される性質がある。
日陰の植物がヒョロヒョロと伸びるのもそのせいですな。

で、成長期のひまわりは太陽の反対側の成長が早いために
太陽に向かってお辞儀するように姿勢を変える。
すると、茂った葉の全体に日が当たり、光合成が盛んになって
成長が促されると。
これがひまわり全体が太陽に向かっているように見えるんだな。

太陽が沈んだら、今度は植物の体内時計によって、抑制され
ていた側の成長が進み、茎が真っ直ぐになる。
また太陽が出れば、それを追って東~西に傾くという寸法だ。


花が咲くころには成長は殆んど完了してしまうので、最早、
太陽光に敏感に反応する必要がなくなり、東向きに固定される。
ではなぜ、東に向くのか?

早朝から、花の温度を上げるためと説明されている。
花の温度が高い方が昆虫類が寄り付きやすいんだそうだ。
昆虫も朝は冷えるので、どうせなら暖かい花によって体を温め
ながら蜜が吸いたいということなんだと。

本当の所はよく分からんが、西向きに固定した花と東向きに
固定した花とでは、昆虫類の寄りが違うという。
また、西向きに固定しても、花の温度を上げると、虫が寄り
やすいという結果になったと。


ワシは一度もひまわりを栽培したことがないから、実際に
体験したこともない。
普通のひまわりは大きくなりすぎるから、栽培するなら矮小種
だろうけど、それでも同じ性質はあるのかな。

ひまわりの種類は実に多様だな。
サイズも大中小があるし、種の部分が大きいのや、花弁の
長さが長いのや、色合いも薄黄色から橙色に近いのまで。
園芸用に変異改良してきた結果なのかも知れない。
いずれにせよ、ひまわりは1本だけ植えるものじゃなく、多数を
植栽する方が見栄えがあるな。


あれこれ考えてたら、ウクライナ国旗を思い出してしもた。
畑という説もあるが、ひまわりの咲く地表と青い空を表す
黄色と青色の2色旗は今、何とも物悲しく映る。
ウクライナに栄光あれ!