水難事故
今年も水難事故があちこちで発生している。
人間はその比重が殆ど水と同じに出来てるから、呼吸が
出来るように口や鼻を空中に出せる技術が無いと、水を
吸入してしまって、溺れてしまう訳だ。
肺の中に十分な空気を入れて、比重を軽くして浮くという
方法も併せて、呼吸を確保する必要がある。
実は、ワシは小学低学年の頃、京都御所の池で溺れた
ことがある。
浚渫したことに気付かず、深みに入って、大量の泥水を
飲んだが、近くにいた大人に助けられた。
今では、記憶も定かじゃないが、メチャ苦しかったことを
暫く覚えてた。
危険を感じた親が、水泳教室に通わせて、今や河童も
驚くほどに泳げるが、加齢スタミナ減の問題はあるかな。
バタフライ以外の泳法、立ち泳ぎ、古式泳法の前半、
着衣泳法、救助法なども学んだもんだ。
多くの人は内水面での泳ぎしか経験していない。
波は小さく、変な流れも無く、水温も大きくは変化しないから、
泳ぐ方向や速度、流され方、浮遊の仕方などを知らない。
これが結果として、川や海での事故に繋がることが多い。
川や海で泳ぐのなら、そこそこの泳ぎが出来るようになった
後に、管理の行き届いた場所で、これらを体験することが
必要なんだが、そういう事は教わらないな。
ワシも離岸流に流されて、1時間も泳いで、遠くの浜に
上がった経験があるが、海流はそれほどに強いものだし、
慌てて岸に戻ろうとするのが人間のサガってもんだが、
余裕を持った対処も必要だ。
成人してからは釣りに行くことが多かった時代があったが、
股紐付きのライフジャケット着用は決して忘れなかったし、
不用意に海や川に入ることも無かった。
それよりも、海や川に行くときは、必ず救命用グッズを
常備していた。
と言っても、浮き輪なんぞの大仰なものではなく、空の1L
ペットボトルと細紐20mだけだけどな。

ペットボトルに半分水を入れれば、20mの投擲は簡単。
溺れる者は藁をも掴むというが如く、掴める物にはしがみ
付くから、ゆっくり引けば、紐が切れることもない。
実際に使った事は無いけど、泳いで救助に行くことはよほど
の手練でも避けた方が良い。
共倒れ必至。
自然の中で遊ぶのは楽しいけど、必ずそれなりの準備が
必要だし、流されることを前提にすべきだ。
脚が攣ることもあるから、手だけで泳げるかも考えるべし。
間もなく夏も終わるが、海が荒れる時期に入るから、準備
怠りなく、水浴を楽しんでくださいね。