秋雨前線2025
今年の夏は異常に暑かったなぁ。
まだ過去形ではなく、9月になっても30℃を越える日が
頻繁に現れるって、過去に経験したことがない。
それでも、空気に何とはなしに夏の終わりの感じが
出てきたし、吹く風も少し爽やかになって来た。
太陽高は日に日に低くなり、夕方には部屋にも日が差す
ようになったし、日照時間もグンと短くなった。
天気図を見ても、大陸に高気圧が現われるようになってきた。
大陸も少しずつ冷えて来てるんだろうね。
さしもの強かった太平洋高気圧はかなり弱くなり、時に
フェードアウトするようになってきた。

気団のせめぎ合いが均衡する頃には、北からの寒気と
残っていた南の暖気の間に前線が出来て、停滞する。
これが秋雨前線で、秋の長雨の原因になる。
はずなんだけど、今年は両気団の気圧も均衡していて、
前線も非常に弱く、頼みの雨もあまり期待できないようだ。
普通なら、そろそろ秋の気配が濃くなってくる頃なのに、
前線の南側は夏のまま、北側も気温が大きく下がらず、
ちょっと秋の気配がするかなって程度にしかなっていない。
何で?
原因はこれでしたねぇ。
日本近海の海水温が異常に高いんだな。
渤海湾に至っては赤道付近とあまり変わらないし、暖水の
上がってくる太平洋側はともかくも、日本海側も同様に
海水温がバカ高い。

どうやら南の方から温水が供給され続けているようで、
ボルネオ近海の熱水塊、というか、熱水域から西太平洋に
次々と熱水塊が供給されてるようだ。
海水に接する空気はほどなく海水と同じ気温になる。
そうでなくても暖かい太平洋高気圧が残っている。
そこへ弱まっているとはいえ太陽光が降り注ぐ。
気温が30度を超えるのは、特に列島の西の方では、
まったく不思議ではないということだな。
暖かい海からは大量の水蒸気が蒸発してくるはずで、
気温が下がり始めたり、台風の刺激があったりすれば、
一気に降り下りそうだ。
北からの寒気はとても弱く。今のところその気配はないが、
高い海水温の地域ではいつ台風の卵が出来てもおかしく
ない状況が続く。
こんな状態では、まだ秋は少し先になりそうだな。
何でボルネオ近海の海水温がこれほど高くなってしまうのか
についてはあまり説明がないが、ラニーニャが強まってる?
この海域の温度がそこそこに落ち着かないと秋らしい気温
にはなりそうにないな。