エルニーニョの夏
ご存じエルニーニョは南米ペルー沖の海水温が高い状態を保つ
現象である。
エルニーニョ現象が起こると、太平洋高気圧の発達が妨げられ、
日本付近では、夏場に雨が多く日照が減るために、比較的涼しい
夏になるという傾向にある(あった)。
ところが今年、気象庁は「この夏は全国的に気温が平年並みか
高い」と発表している。
その原因として、「ラニーニャ(エルニーニョとは真逆の現象)が
終息してすぐにエルニーニョが始まるのはこの40年間は起きて
いなかった現象で、予想が大変難しかった。」としている。

ラニーニャやエルニーニョがなぜ起きるのかは厳密にはよく分か
ってないけど、その影響は統計的に分かっていた。
しかし、今年はそれが当てはまらないという事のようである。
ワシはエルニーニョ発生直後から、今年の夏は涼しそうだなと
期待してたんだが、まったく裏切られた。
もう一つの問題はフィリピン近海の海水温が異常に高い事だろう。
これは台風の発生件数が多くなる結果をもたらしそうだ。
現に、台風の卵と思しき低気圧渦がいくつも見られるし、列島南方
には台風になりそうな熱帯低気圧も発生している。
沖縄近海の海水温も高いから、熱低はすぐに台風になってしまう。
その上で、太平洋高気圧が弱いから、台風が本土を伺う可能性も
高くなってしまう。

唯一の救いは高層気温も高い事で、低気圧が強烈に発達しにくい
ことかな。
最近の雷雨はとても局地的になって、線路の向こうは降ってるが
こっちは降らないってな事がママある。
熱上昇風が弱く、雷雲が大きく発達しきれないせいだと思っている。
昔の雷雨は広範囲で、それこそバケツをひっくり返すような激しい
ものだったが、最近のは降っても数十mm/h程度で、時には
小雨程度の時もある。
夏に雨が少ないと、渇水の恐れがあるので、適度なサイズの台風
なら、来た方が良いと思うが、台風の発達は海水温と高層気温に
よるから、強烈な台風が来る恐れは無くならなそうだ。
残暑はまだまだ続きそうなので、体調管理怠りなく。

年々気性が荒くなっているが、温暖化の影響が大きいんだろう。
それがどんな風に気象に影響するかは色々考えられているが 、
まだ体系的ではない。
台風が強烈になるのだけはゴメンだな。