悠釣亭のつぶやき -559ページ目

マイナカードの基本的欠陥

マイナンバーカード(MNC)に関する不具合が多発していて
納まらない。
いわく、健康保険証とのリンク付けが上手く行かない、口座登録に
不都合がある、云々かんぬん。
ま、このまま少しずつ改善して行けば、何時かは全てのデータの
整合性が取れるんかもしれないけど、ワシはMNCには基本的な
欠陥があると思っている。


大きくは二つ。
①MNCを最上位のIDカードにしようとしたこと
②各自の申請によってそれを達成しようとしたこと。
他にも色々あるんだけど、今回はこの二つを。

①については、それ自体は間違ってないのかも知れんけど、
顔写真を貼らないとなりすましが出るという事のようだが、写真
なんてものは役に立つはずが無い。
時間とともに変化するし、サングラスや髭などで変わる。
幼児に至っては1年もすれば違う顔になる。

運転免許証や健康保険証よりも上位にしようとするから、それら
への紐付けが必須になる。
それを各個人の申請によって行おうとすれば、間違いが出るのは
当然の事。

MNCは5年ごとの更新が必要だが、免許証や健康保険証は
更新期限が色々と異なる。
免許更新手続きが終わった時点で、MNCから資格確認がなされ、
有効になるという事なんかな?
現場の警察官は有資格者かどうか、どう見分けるのん?
端末を携行するんかいね?
本人確認は出来たけど、免許は失効してたってなアホな事には
ならんのだろね。

保険証の方は有資格者かどうかを確認できるようにすれば良い
だけの話で、紙の保険証交付は不要になろうから好都合だろう。
オンライン資格確認が導入されていない医療機関では資格確認
出来ないから、失効者に保険医療を施す危険はありそうだな。
だから、今回の暫定処置で資格確認書を出すことになったんだな。
元々、健康保険証での本人確認なんてものは成立してないんだし、
なりすましも容易だからね。


②については、言わずもがなで、各個人の申請基準を超厳密に
規定しない限り、そして、取扱者がそれを熟知してない限り、
今後も不都合は発生するんだろう。

本人確認が顔認証だけだと曖昧だから、暗証番号を付与する
のは仕方ないとしても、どの人もたくさんの暗証番号を持ってる
から、ロックが掛かる頻度は高いんだろうな。
開錠には結構面倒な手続きが必要になりそうだ。

何せ、他のIDを持って来いってんだからね。

極めつけは、一度作ったMNCが返納できる事。
マイナポイントを頂いたからもうカードは要らないってか?
MNがあればMNCは要らないってことだわな。
同時に運転免許証も健康保険証も無効になるのかね?


本来、MNは生まれた時か、ある一定の年齢に達した時に、
各個人に番号を付与すればよいだけの話。
なりすましを避け、IDとして利用するのなら、認証は一生変わら
ない指紋や瞳孔で行なうべきだろう。

中途半端な仕組みで最上位の「IDカード」を作り、申請を個人任せ
にした時点で、この仕組みは破綻していると思える。
MNで一貫して個人を特定すること自体はデジタル社会に置いて
必須なんだろうけど、そのやり方がとても杜撰で幼稚に感じる。