悠釣亭のつぶやき -357ページ目

田植えは完了

前に田植えの準備が始まったって事を書いたが、数日前に
同じ場所を通ったら、早速、田植えが始まってました。

 



真っ先に代掻きをしていたこの田圃、当然のことながら、
準備が早かった田圃から田植えも始まるって事ですな。
水が張られて数日後ですから、水が温むのを待ってたのかな。




今は良い機械があるので、一人の人間が何枚もの田に苗を
植え付けて行きますな。
背中に苗箱を背負った農機具(どうやら、代掻きをしていた
機械に、苗植え用のアタッチメントを装着するようだ)で、畦道
に沿って一度に5~6列の苗を植えてゆきます。
機械植え出来なかった半端な場所は最後に手植えしてましたな。





昔の田植えは情緒があったけど、今はあっけないほど早く
終わってしまいます。
このサイズの1枚の田圃を植えるのに、せいぜい1時間程
ですかな。

唱歌♪夏は来ぬ♪の2番には
「早乙女が 裳裾(もすそ)ぬらして 玉苗(たまなえ)植うる 
夏は来ぬ」ってフレーズがありますな。
絣の着物に赤い帯、菅笠に手拭いを被った乙女たちが一列に

並んで田植えしたって、戦前の事でしょうね。

今はグラサンしたオッサンがタバコ咥えてガーガーって機械を
動かし、後ろで田植え機がシャクッ、シャクッ、シャクッって、
一気に苗を植えますな。

列を乱さない事だけが仕事って感じ。


そういえば、同唱歌の1番に
♪卯の花の 匂う垣根に♪ってフレーズがありますが、ウチの
卯の花はこんな状態で、まだ花が咲き始めたばかりで、匂いは
感じませんけど、昔より田植えは早くなってるんかな。




同唱歌の5番には
♪水鶏(クイナ)鳴き 卯の花咲き 早苗(さなえ)植えわたす 
夏は来ぬ♪
って歌詞がありますが、今はクイナどころか、カエルも鳴かなく
なったもんな。
農薬の効果は著しく、メダカやドジョウやタニシも居なくなった
から、クイナも当然いなくなるわな。


というわけで、こんな風に、田植えが終わった田圃、隣には
まだ植わってない田圃と混在してますが、もう数日も経てば、
どこも皆、田植えが完了するんでしょう。




いやぁ、見事に植わってますなぁ。
この広々した田圃の田植えを一人のオッサンが数時間で
やり果せるんやから、生産性は何10倍やな。
日本人がコメを食わなくなったのとも相俟って、コメが余る
はずですな。