悠釣亭のつぶやき -281ページ目

久しぶりの京都

ここ数年は京都に行く機会がなかったが、この春に久しぶりの
小学校の同窓会に出席した。
機会というものは偏るもので、今回は年忌供養の法事があるため、
半年ぶりの京都という事になる。


宿を取り、新幹線の切符も買って、あとは当日の座席予約をする
だけだから、のんびりと行けば良い。
土曜日とあってか、みどりの窓口はこの通りの混雑ぶり。




とてもすぐに予約できる状態ではないので、慣れない自販機で席を
予約する。
自販機はガラガラなのに、日本人って対面販売が好きなんですかね。
JRも対面だと人手が掛かるから、窓口の数を思いっきり少なくして、
不便になるようにしてるから、列が出来ていて、恐らく30分待ちだろう。


ま、春はハイシーズンなので、どこも観光客が沢山居たんだが、暑い
この時期に敢えて旅行する人は少ないだろうと予測していた。
全然そういう訳でもなく、ほとんど満席状態だった。
そう言えばもう9月だもんね、普通ならそろそろ涼しくなってても良い
時期だったんだわ。




京都駅の混雑ぶりは今まであまり見たことがないくらいだった。
主に修学旅行生と外人観光客で、多言語が飛び交ってた。
この時期修学旅行も多いんだろうけど、メチャ暑いから大変だ。
観光客もこの時期ならと思って来たんだろうけど、36℃ではねぇ。





京都の宿は非常にローカルな場所に取ったので、観光客などの
喧騒はまったく無かったのが良かったな。
駅から徒歩で宿まで行ったが、こんなに鄙びた京都を歩いたのは
何年振りだろうな、それにしても日差しが熱い。




宿からの景色もこんな具合で、見渡す限りお寺の屋根だらけ。
京都はお寺が多いところだけど、特にこの辺りは大きなお寺が沢山

あって、徒歩15分圏内に10個所ほどの大きなお寺があるんだな。





当日の朝、散歩がてら、一番近くのお寺を見に行った。
ここは広大な敷地に塔頭が50以上もあって、境内をひと巡りする
だけでも、悠に30分は掛かる。




一つ一つの建物の壮大な事。
これは塔頭ではなくメイン通路にある修行のための伽藍のようだが、
この規模のものが10棟ほどもあるんだから、壮大な修行場だな。
それぞれが重要文化財ってのも他にはないな。




一つ一つの塔頭はこんな感じで、中には素晴らしい庭がある所も
あって、これも重要文化財。
拝観料を出せば中も見学できるんだが、早朝は開いてない。





京都のお寺さんはどこも観光収入が半端無いそうです。
無税なもんだから、収益がそのままお寺のものになるので、広大な
駐車場を作り、周りの敷地を買って月決め駐車場、幼稚園、保育所等
様々な施設を作ってるようです。

庭や建物の整備も行き届いていて、潤沢なのが分かりますな。

京都市の財政がひっ迫していて、一時期、市が寺社に課税すると言った
ことがあるようですが、猛反発を食らい、寺側が「すべての寺を閉鎖し
観光客は受け入れない」と言ったもんだから、市の方が腰砕けに
なったとか。
鴨川の水と僧には勝てませんって言う典型なお話でした。


宿に戻って、朝風呂の後、朝食。
小原庄助さん気分だけど、今日一日の気合を入れたって訳。
朝食はこんな感じで一汁十菜。
それぞれの量は少ないんだけど、お味は大変宜しくて満足でした。
今日一日頑張れそ。




法事の方は親戚だけの集まりなので、気楽に挨拶や近況報告から
始まり、懇切なお経の数々で、故人もご満足だったでしょう。
前にやったのがコロナ前だったから、数年振りという事になるのかな。
その後お墓にもお詣りして、お花や線香でご供養してきました。

法事を無事済ませた後はお清めの会食となりました。
チャンとした料亭での会食も久しぶりの事でしたが、気の措けない人
だけの集まりだったので、和気あいあいでした。
いわゆるフルコースで、次から次に提供され、お酒も入って大変
楽しいひと時でした。




どの料理も大満足でしたが、そんな中で、流石これは京都ですな
って料理が。
焼き魚って言うから、海のものかと思ったら、旬の丸々と太った鮎
でした。
それも今まで泳いでたって感じの新鮮さで、この姿ですがな。





宴がはねた後は記念写真を撮って終了。
次はいつ来れるか分からんので名残は惜しいですけど、時間も
迫って来てますので、早々にお暇しました。

新幹線迄の帰りのローカル線も、観光客の人、人、人。
これだけで疲れますな。
人をかき分ける訳でもないんだが、流れに沿って看板を確認しつつ
ってのは年寄りには酷ですわ。





あれこれありましたが、新幹線で一路帰宅の途に。
車内ではぐっすり寝てましたから、景色は何も見なかった。
富士山はどうだったのかな?
次はいつ行けるか分かりませんが、京都そのものは私にとって、
気持ちが落ち着く場所ではありました。
秋の紅葉も見てみたいが、来年かな、生きてたら。