悠釣亭のつぶやき -2ページ目

#9 情報ダダ洩れ社会でどう自衛する?

先日来、突然集中的に、企業のウェブサイトから個人情報が
多数流出するという事件が多発している。
一部の公開情報から企業名と流出件数などを上げると、
                           

企業名       件数など
パーク24(タイムズカー)   660万件
東京メトロ   5万9千件
ヤマト運輸   件数非公開
セイコーマート   57万件
アパハウス   件数非公開
佐川急便   件数非公開
第一生命保険   12万件
日経新聞   件数調査中
大和証券   11万件
大起水産   17万5千件
GMOリサーチ&AI   94万件
ソフトバンク子会社   クラウド495社
第一興商カラオケ   800万件


他にも、茨城県庁、シチズン時計、H.I.S、損保ジャパン、
ローソン、ブックオフ、JR東日本、ヤマハ等々、日本の
名だたる企業が名を連ねている。

多くはマルウェアにサイトが乗っ取られ、情報が抜き取られた
うえに、身代金要求があったという。
各社、対応に大わらわだが、データの移管やプログラムの
入れ替えなどで、ネット機能が停止したところも多い。

全体の件数も非常に多く、特にクラウド全体が被害を受けた
場合など、その件数なんぞ調べようがあるのかしらね。
自分自身も該当しそうなのがチラホラあり、発覚してないのも
あろうから、多くの人の情報が流出したと考えた方が良さそうだ。

流出した情報の内容も様々だが、住所、氏名、生年月日などは
当然として、免許証の画像やパスワードともどもが流出した
例もあるというから、事態はより深刻と言えそうだ。


なぜこれほどまでに多くの情報が流出したかについては諸説
あるが、今までは日本語の壁がネックになってたがAIの普及で
簡単にプログラムにアクセスできるようになったという説が有力。
オカシイだろ、昔からプログラムは機械語に変換されるんだから
そこから容易に入れたはずだな。

むしろ、AIがプログラムの弱点を探し出し、そこを突いたと
いう方が分かりやすかろう。
クロードミュトスが悪の手に渡ってしまったということだと思う。
そして、攻撃プログラムをAIが大量に創生して攻撃してるん
じゃなかろうか。


理由はともあれ、流出してしまったものは取り返せないし、
あっという間にダークウェブで悪の組織に売られてしまうのも
容易に想像できる。

ま、不審メールや電話が来る程度なら注意してれば防げそうだが、
免許証を悪用されて、高額商品を買われたり、勝手に借金され
たりする、なりすまし被害は最悪の結果をもたらしそうだ。
こういう場合流出元は補償できるのか?何らかの集団保険などを
作る必要があるように思うんだがな。


大した補償が受けられないとなれば、各個人が対応策を講じる
しかない。
まずは、安易に個人情報を登録しない事だな。
銀行取引や保険契約の如く必須なものは仕方ないにしても、
何とか会員なんぞにはどうしてもという場合以外は登録しない
のがよさそうだ。

個人情報の内、電話番号やメアドは変更が容易じゃないが、
最低限パスワードは時折変えた方が良いかも知れないな。
特に、同じPWを使いまわしている場合は、個別にすべきだろう。

またこれが厄介なんだよな。
どのサイトにどのPWを使っているかが分からなくなってしまう。
一番良いのはネットの外で管理することなんだろうから、別途
紙のメモを作るのが一番安全なんだろうけど、参照が面倒。
私はPC内にPW一覧を作っているが、これが盗まれると何を
しているのか分からんことになる。

で、例えば「dogcat1234」なるPWなら、表記を「XXXXXX1234」と
するなどの工夫をしている。
そして、数か月ごとに catdog、cathen、dogantなどに変更する。
これでさえ、結構な手間と時折の間違いがおこるな。


今後のことも考えると、ウェブを運営する企業側の責任がより
重要になると思う。
ファイアウォールの強化はあろうけれど、破られるのが前提に
せにゃならんのでは?
多くの個人情報がネット上に晒される今のやり方は便利だけど
非情に脆弱で危険。

少し不便になろうけれど、ネット上に置くのはIDのみとし、
重要情報はイントラネット内に保管して、内部の人間にしか
アクセスできない様にでもしない限り、今後もこの手の事案は
起こり続けるだろう。

 

 


特に、病院や警察、交通機関などは社会的影響が大きいし。
免許センター、マイナンバーサイトなどは量が多い上、
なりすまし被害が深刻すぎるからな。

どんなセキュリティーシステムを講じても必ず破られるという
前提で物事を考える時代に入ってるような気がする。
金融機関などでは危機感が強いようで、個人認証を厳重に
やり始めているけど、ユーザーにとっては厄介この上ない。
PCだけでは仕事が完結しないし、スマホが無い人のことなんぞ
考えてもいないようだし。

防御システムはハッカーが「割に合わない」というような方法を
考え出さない限り、収まることはないし、少なくとも発信元の
特定くらいは出来なきゃオカシイように思うが、世界はとにかく
便利さだけを追求している状態としか思えない。
直接的な被害を被らないことを祈るしかない悲しい現実。