悠釣亭のつぶやき -175ページ目

体調不良からの回復__下痢

入院したのが金曜日の遅くだったせいで、主治医が決まったのが
翌々の月曜日。
朝の回診で病名などを告げられ、治療方針などを聞く。


病名は「尿路感染症」といって、生活環境のどこにでもいて、腸管内
にもいるという肺炎桿菌というものに感染しているという。
そして、今回入院をお勧めしたのは「キンケツショウ」になっている
からという。
金欠病ならずっと前から患ってますけどね(^-^)

「キンケツショウ」とは、菌血症と書いて、血管内に菌が侵入した
状況との事。
比較的弱い菌なので、殆んどが抗生物質の点滴で駆逐できる
との事だが、稀に血管内に菌叢(膿の塊)を作る事があって、
これが流出すると重篤な血栓症が起こる事があるという。

で、この存否の確認のため、血管造影剤を入れてCTを撮りたいが、
リスクがあるので同意書にサインしろという。
サインはしたけど、他に方法はないのかと問う。
暫くした後、主治医が戻ってきて、担当医とも相談した結果、高齢の
リスクもあるので、造影CTは辞め、抗生剤を用いながら菌数を
こまめに計測し、確実な減少を確認してゆく事にしたと。
以来、数日にわたって午前と午後に抗生物質と栄養剤の点滴が
行なわれ、尿と血液の検査も頻繁に行われた。


入院当初から、頻尿に加えて下痢が酷かった(1~2時間おき)。
両方で、殆んど1時間おきにトイレに駆け込むので、寝る暇が
無いほど。

抗生剤点滴でこれがさらに加速されるという。
んで、当面は絶食するとともに、整腸剤を飲むことになった。
水分を沢山摂れと言われてたのも、点滴で補給されるので、
半分以下にしろという事になった。

校門を裏返すような激しい下痢が続いたので、持病のお寺にも
問題が出そうな雰囲気で、軟膏が出されて校門を保護しながらの
トイレ通いは結構大変な作業だった。
下着じゃ間に合わないんで、リハビリパンツのお世話になった。


やっと下痢が少しマシになったのは実に4日目で、それまでは絶食。
体重減少なんて言ってられない状況で、ただただ我慢あるのみ。
4日目の朝に重湯が少し出て、食べ物の有難みをしみじみ感じる。

その後は順調に回復し、2~3時間に1回程度にまで収まってきた。
食事も重湯から1回は葛湯に代わり、その後は3分粥、暫く後に
5分粥と腹持ちの良いものに変わっていった。

毎日これじゃ、全く力が出ないし、固形物が出る訳ないよな。
ただ、寝てるだけなので、腹はそれほど減らないし、物足りないと
いうだけの事ではあるんだが。
何日目かの気分をおかずに着いた海苔風味のペーストで描いた
のがこれで、気分が現われてるな。





退院間近になって初めて全粥が出たが、おかゆがこんなにも
美味しいって事に初めて気付いて感動したな。
もちろん、退院後に普通の食事に戻った時には食べられるって
事がこれほどに素晴らしい事だとは思いもしなかった。





退院後も抗生物質は1週間毎日、錠剤で3食後に摂取し、菌が
完全に除去されるよう配慮されている。
1日に数回の小水が余裕を持ってちゃんと出切って、残尿感が
無い事や日に1度、余裕を持って便意を催すことがこれほど幸せ
だったって事もしみじみと感じる今日この頃である。
尿路感染症ってのも結構怖い病気でしたなぁ。