悠釣亭のつぶやき -174ページ目

もの皆値上げの春2025

1月いぬ、2月逃げる、3月去るっていうけど、あっという間に
3ヶ月が過ぎ去った。
ワシの場合、3月には病気入院騒ぎだったから、余計に早く
時が進んだ気がする。
こうして、1年があっという間に過ぎ去り、また一つ歳を重ねる
事になる。


さて、これまでは夏の枯れ月を過ぎた頃に価格改定が行われる
のが常だったけど、最近は、んなこと言ってられなくて、今年は
端から値上げラッシュが続いている。

そして、新年度が始まる今月になって、新たな値上げラッシュが
始まっている。
今回は4,000品目以上の商品の値上げが宣言されている。

その始まりはやはりコメの値上げなんだろうね。
昨年末以来値上がりと品薄感が止まらず、今や昨年の倍近くまで
値が上がっている。
備蓄米の放出が始まったけど、一向に値が下がる気配もない。
更なる放出が必要な状勢になってると思われるが、まだその動き
はない。

光熱費はすでに値上げが進んでいるが、政府補助金の打切りに
よって、更なる値上げになってしまう。
ま、これは暖かくなる季節だから一般消費者には影響は少ない
と思われるけど、外食産業には痛手になろう。

食糧を始め、酒などの嗜好品、外食品も各社一斉に値上げ。
曰く、材料費の高騰、光熱費の高騰、人件費の上昇等々。
ま、今まで値上げを我慢してたけど、今や、潰れるよりは値上げで
持ち堪えるって所なんかな。

住宅ローン金利も各社4月からの引き上げを宣言しはじめた。
これまで0.2%程度と低い水準を維持してきたが、直近では
据え置き銀行は無く、軒並み0.3~0.5%へと引き上げる方向。



消費者側の対応や如何に?
所得が値上げに呼応して上がるんならともかく、春闘の結果も
昨年並みかそれ以下で、可処分所得は下がる一方。
中小企業で値上げに応じる企業は圧倒的に少ない状況。
年金生活者は上がっても1.5%程度でしかない。

これでは今まで通りの購買意欲が出るとは決して思えない。
出来ることはただ、より安い物を買うことと買う量を減らす事のみ。
これで景気が良くなる訳は無いよな。

政府は今までにない強力な物価対策を行なうというが、やってる
ことは社会福祉費の増大や医療費の増大だけ。
年収の壁を引き上げたというが、恩恵を受けるのは扶養家族だけ。
一般の労働者には何の影響もない。

ガソリンの暫定税率廃止は約束したはずだが、いつ始めるかには
言及がない。
即刻はじめても遅すぎるくらいなのにね。

今やるべきは、食料品だけでも消費税廃止くらいやってみろって。
これだけでも酷税感は相当に軽減されるはず。
低所得者はエンゲル係数が高いから、直接的に効く。
秋の選挙の直前に発表して喝采を得ようってかも知れんけど、
やるべきは今だろ。


日本国経済は米国の施策の結果、減速せざるを得ないだろう。
総生産という目で見れば、貿易で稼ぐ比率は少ないけど、
サプライチェーン上にある企業が多いから、その稼ぎは当然、
大幅に減少するだろう。

貿易収支は必然的に悪化するし、弱い経済が更なる円安を
もたらすだろうから、より一層収支が悪化しそうだな。
輸入燃料や食糧は減らす訳には行かないからね。


本来なら、こういう時期こそ内需を拡大して凌ぐべきなんだろうけど、
一連の値上げはそれを妨げるな。
民間の消費が滞っているこんな時期こそ、政府は国民の経済活動
を活発にするための施策を打つべきで、それは財政出動に
他ならない。

緊縮派が大勢を占める今の政府には出来ないし、やる気も無か
ろうから、このままジリ貧状態が継続するんだろうけど、ワシが
一番恐れるのは、大規模自然災害なんだな。
南海トラフ地震が来たら、それこそ日本経済はガタガタの目も当て
られぬ惨状に見舞われる事になるな。
杞憂であって欲しいけど。