非関税障壁__自動車
日米貿易交渉で、高い関税を回避しようと交渉中なんでしょう
けど、その中で、米国が主張してるのは、日本の非関税障壁。
「日本車は米国で一杯売れてるが、米国車は日本で売れてない。
その原因は日本の検査基準などの非関税障壁だ」という。

んで、8項目の検査基準がおかしいという。
「6mの高さからボーリングの球を落としてボンネットがへこまない」
基準があると主張する米国。
日本では、人間との衝突時に頭が車体に当たった時に衝撃が
なるべく和らぐようにと、半円状の物体を時速35kmでぶつけて
ボンネットが「へこむ」ことを確認してるという。
意図的な曲解かどうかは分からんが、トラジイは安倍氏にも
同じことを言い、安倍氏が説明して納得してたはずというが、
最早ボケ老人の頭には残ってないのか、敢えて嫌がらせてるのか?
また、日本ではウインカーの色は橙色でなきゃならないが、米国
では赤でも良く、日本への輸出時に、付け替えねば検査が通らない
という。
日米間での安全基準の違いがその原因にある訳だ。
日本などの加盟する「1958年協定」は歩行者の安全を重視する
ものとなっているが、人車が画然と区別されている米国では、
歩行者との衝突は少なく、車対車の事故時の安全性が重視
される方向にある。

気象条件が微妙な日本などでは灯火類の色使いも細かに規定
されているが、米車は色合いなんぞ気にしないって事なんだろう
から、色々なところで齟齬が出てしまう。
で、日本は規制の緩和も考えているようだが、「1958年協定」
は国連の協定で、EU加盟の各国や韓国、タイ、オーストラリア
など多数の国入っているため、日本だけが緩和というのも
難しい相談だ。
そもそも、どこかの国に製品を輸出しようとするなら、その国の
人々が受け入れ易い物を作るのは当たり前のことだろう。
米国のように、広大な土地に広い道があり、デッカイ車庫に
家族分の車がある国とは、日本はまったく違うんだな。
左側通行で、狭い道に人車が混然と通行し、ガソリン代が4倍も
する国に売ろうとするのなら、そういう車を作れって。
米国で日本車が受け入れられたのは、米国人が受け入れ易いように、
営々と努力してきた結果なんだぞ。
他の国の努力も参考にしたらどうだ。
豪州は日本に牛肉を輸出してきたが、それまでの赤身牛肉から
日本で受け入れ易いすき焼き用の霜降り肉へ転換し、安くて
美味しい肉を盛んに供給しているだろ。
これなら、日本人も大助かりなんだな。
トラジイよ思い出せ。
1970年、世界の自動車メーカーを震撼させた米国の大気汚染
改正法(通称、マスキー法)のことを。
米国都市部で大気汚染が社会問題となったことを受けて、
1975年以降に製造される自動車の排気ガスを、70年~71年
基準の90%以上減少させるという、極めて厳しい排ガス規制が
設定されたな。
これに対して、日本の各メーカーは必死に研究し、まずホンダが
達成し、日本の各メーカーも追随した。
当の米国は技術的に困難として、延期及び緩和措置がとられた
のは、一体どういう事だったんだ。
「非関税障壁」なんぞと騒ぐ前に、売れる車を作るのが先だろ。
性能が良く、燃費が良く、故障せず、安い車があれば、皆んな
こぞって買うもんだ。
悔しければ、そういう車を作ってみろってんだ。
今のまま、規制緩和したって、誰が買うというんじゃ。