悠釣亭のつぶやき -158ページ目

逆走事故

26日、ゴールデンウィーク初日に、東北自動車道の上り線で、
逆走した車が他の車と次々に衝突する事故があった。
その事故の渋滞の列に後方から大型トラックが突っ込み、
更なる大事故になり、3人が死亡、10人が怪我を負う結果に。


事の始まりは逆走車によるものだった訳だが、普通に考えれば、
どうして高速道路で逆走が起こるかねぇ。
問題はこの車が入ったインターにあったようだ。

この車、黒磯板室インターチェンジで料金所を通過後、福島方面に
向かいたかったらしい。
ところが福島方面(左道)と東京方面(直進)の分かれ道を、
間違って東京方面に向かったようだ。

そこで気付いて、次の分かれ道を左方向の福島方面に向かった
つもりが、そこは進入禁止の道で、結果的に逆走になってしまった
という事のようだ。

その分かれ道は下図のようになっていて、赤い道は右折専用
レーン(右曲がり矢印がある)で、左折は禁止。
しかし、左方向に行きたいこの車は無理やり?左折して青い道
に入った。





夜の真っ暗な中、ヘッドライトで照らされる範囲は限られるとしても、
いくつもの見落としがあったように思える。
右矢印を見落としたとしても、この交差点には信号機があり、
たくさんの赤矢印が右方向へ行くように指示している。

また、正面には右矢印と「本線」の文字があるし、その隣の
進入禁止標識は変だが、左の曲がり端にも「進入禁止」の
標識がある。
しいて言えば、左の進入禁止標識はもう少し大きくして、右の
位置(黄色〇印)辺りににあった方が分かりやすかったかも
知れないが。




それでも、ただ左方向へ行きたいという気持ちだけで、これらを
すべて見落として(無視して)左に進むすものだろうか?
大いに疑問が残る。


更に疑問なのは、この交差点を左折した後、すぐの場所で対向
してきた車と接触事故を起こしているんだが、止まることなく、
そのまま先へ進んでいること。

そして何kmもの間、高速を維持して逆走し、対向車とノーブレーキ
で正面衝突。
双方の運転者が亡くなっている。


この事故は何ともオカシナことだらけだな。
最初の間違い(福島東京の分かれ道)の後の行動が理解不能。
いくつもの標識の見落としはあるかも知れんけど、事故っても
そのまま先に進むか?
次々と対向車が来るのにオカシイと思わんのか?

今後の調査で、この運転者の心理状態が解明されるのかも
知れんけど、強い意思でもって、何が何でも福島方面に行くと
思い込んでたように見えるんだがな。


いずれにせよ、このインターの構造にも問題があるな。
物理的に行けるようになってる道には必ず車が入ってしまうと
いう考えのもとに道路は作られるべきだと思う。
無意識か意図的かは問わず、物理的に行けないようにすべき
だろう。
この交差点が立体になっていて右にしか行けなかったら、この
事故は無かったはずだから。

 

 

あと一つ、覚えておいた方が良い事がある。
入るインター、出るインターを間違った場合、料金所で申告
すれば、ほとんどの場合、払い戻ししてくれるという事。
時間は無駄になるが、逆走事故を起こす事は無くなる。