２０１９．８．１６（金）アグラ～デリーに移動で世界遺産
おはようございます♪
ゆるりゆるりですがインド旅行記にお付き合いください。
素敵なお泊りだけのホテルを後にして、
ジャイプール・アグラの移動を終えてデリーに戻ります。
行きは５時間くらいかかった移動でしたが、
帰りは新しい高速を通るらしく←なら行きも通れよ！
３時間くらいでデリーに戻れるそうです。
途中休憩でパーキングに泊まりトイレ休憩。
案内のハリーさんはお茶と軽食。
私たちは。。。ぶらぶらと見学していました。
食事はきちんと食べたので。
第一のゲート
首都デリーにある、ムガル帝国の第2代皇帝フマーユーンの墓廟。
１６世紀ころから支配したムガル帝国
入り口の表示に従って中に入っていきます。
白い第一のゲートを入り、第２のゲート・西門（写真右上）
あちこちの象嵌細工や飾りが綺麗です。
Mathura Road Opposite, Hazrat Nizamuddin Aulia Dargah,
Nizamuddin, New Delhi, Delhi 110013 インド
この感じどこかで見たことないですか？
前日に観た景色です。
そう。。。タージマハル←その時の記事
形と言いタージマハルに似ていますよね。
フマユーン廟も、どこから見ても同じ景色で、
シンメトリーに造られています。
フマユーン亡き後、妃ハミーダはデリーを流れるヤムナー川のほとりに墓廟の建設。
９年の月日をかけて出来上がりました。
そして、それがタージマハルに影響を与えたそうです。
写真左上は西門の内側（庭）
写真右上の階段を上がったところ正面は、
後ろに見えるフマユーン廟の前に出てきます。
ペルシアとヒンドゥー文化をミックスしたムガル美術。
フマユーンの中です。
真ん中に石棺がありますが、
遺体は地下土の中にあります（土葬）
フマユーン廟は上下二層構造になっており、
基壇と呼ばれる正方形の土台に廟が載っているような造りです。
総勢150人ほどの王家の人たち、宮廷人が眠っている巨大な霊廟。
全部大理石で来ています。
波乱の人生を送ったフマユーン。
彼は一生の伴侶である妃ハミーダ・バーヌー・ベーグムと結婚
（ペルシャ出身）
そして、彼女の力をも借りてまたインドに戻り、
ムガル帝国を立て直す…しかし、半年後には
階段から落ちて亡くなったそうです。
フマユーン廟の正面から見た入口・門です。
庭園はチャハールバーグと呼ばれ、天上の楽園を地上に再現したもの。
砂漠地帯に作られたこの敷地は富の象徴。
水路を張り巡らせて、４分割に庭園は分かれています。
ナイカ・グンバド・（フマユーンの理髪師の墓）
かすかに見える青い屋根・ニラ・グンバド
イギリスの植民地時代を乗り越え、
奇跡的にいくつもの戦火を乗り越え残っている貴重な建物。。フマユーン廟。
修復も加えられていますがきれいに残されています。
３００年のムガル帝国の歴史をとじた。
こちらは、イサ・カーン廟
フマユーンが建てられる前に建てられたとされる廟。
１５４７年ローディー王朝時代の廊廟
ムガル帝国の前代、スール朝のシェール・シャーの宮廷に仕えた貴族
イスラム建築様式の特徴
中央に摸棺が置いてあり、周りは回廊が設けられている。
左がプ・ハリマ廊と右の建物はモスクです。
ムガル帝国のもっとも古い墓の一つ。
敷地内には、官僚のモスクもたくさんあります。
本当に長い歴史があるのですね。
他国に侵略されたり、兄弟親子で争ったり。。。
いつの時代も変わらないのでしょうか。
さて、見学を終えた後はお昼を食べに参ります。
★北インド旅行（２０１９夏）★
つづく
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