ちょっとした衝撃と、バジルレモン風味のローストチキン | ロンドンまんぷく日記 ~行き当たりばったり海外自炊生活~

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ロンドン暮らしのごはん事情。美味しいものをもとめて日々、料理したり彷徨ったりしている日記。

 

いや、いつも通り大げさなんですけどね。(いきなり何

 

こま子はいま、ちょっとばかし衝撃の事実。を知りました。

どうやらこれまでみなさまに嘘をついていたようです・・・・滝汗 (だから何

 

 

なんの話かと言いますとですね。

「グリル」「ロースト」についてなんですよね。

 

みなさま、この二つの違いってご存知です・・・?

(もちろん知っとるわ!だったらすみませんw)

 

こま子、今日の今日まで知りませんでした。

クリスマスの七面鳥や丸鶏を「ローストターキー/ローストチキン」というように、

何となく「ロースト」っていうのは何かを丸ごとこんがり焼いたもの…みたいなイメージがあって。

(じゃあ『ローストビーフ』って何やねん。牛の丸焼きか)

 

今回この記事を書くにあたり、ふと

「そういえば、この料理は正しく言うとローストなん?グリルなん??

ていうかグリルとローストの違いって何?」

と疑問が頭をもたげまして。

 

ネットの辞書で調べてみたんですね。

 

まず「グリル」から。

Grill (動詞)

to cook (meatfish, etc) by direct heat, as under a grill or over a hot fire, or (of meat, fish, etc) to be cooked in this way

『(肉、魚など)を、グリルの下や火の上で直接熱にあてることによって火を通すこと。またはそのようにして(肉や魚が)調理されること』

 

おう。。。直接熱(火)にあてて調理するのがグリルなんですね。グリルのイメージとしてバーベキューの画像が掲げられていますしね。

こま子、今まで何回か記事の中でグリルグリル言ってましたが、直火で調理してませんでしたね…びっくり

 

(かつてのグリル発言の痕跡↓)

今度はジャガイモ多めで。ピリ辛グリルチキン

 

 

んじゃ、「ロースト」の意味は何ですのん。

Roast(動詞)

 

to cook (meat or other food) by dry heat, usually with added fat and esp in an oven

『(肉やその他の食べ物を)乾いた熱で、通常は脂分を加えて、とりわけオーブンの中で調理すること』

 

「乾いた熱」っていうのは「蒸し焼きではなく」っていうことですかね。

オーブン! オーブンで焼いたものはローストって言うべきなのか!

 

しょうじき辞書も若干ハッキリしないところがありますが、

こま子がかつて記事の中で言ってた調理法は直火ではないので、少なくともグリルではなさそう…w

オーブン料理なので、ローストっていうべきみたいです。

 

知らんかったー!

いやもしかしてこれ常識…?知らんかったこま子がアホなだけ…?(ありうる滝汗

 

 

今まで「グリルチキン」と呼んでいたものが「グリルチキン」じゃなく「ローストチキン」だったなんて…

こりゃあパラダイムシフトよ。おどろきよ。

 

みなさま、今まで嘘言ってました。

こま子グリルチキンはやったことないです。

 

 

 

というわけでこま子は今日、チキンを「ロースト」いたしましたです。

 

さわやかなレモンとバジルの風味が効いて、オリーブオイルの香りも高く、すっごく美味しくできました。

バジルレモン風味のローストチキンです。

 

 

オーブン料理はいずれもそうですが、基本オーブンまかせ。

オーブンに入れてしまえば放っておくだけなので本っっ当に楽!

特に今日みたいな何もしたくない日曜日にはうってつけの料理でしたラブ

 

(ちなみにイギリスには、ゆっくりローストしたビーフかチキンとその他決まった付け合わせを盛り合わせてグレイビーをかけた、『サンデーロースト』と呼ばれる日曜日に食べる伝統的な一皿があります。

が、今回のこま子のチキンはそれとは関係ないただのローストチキンですチュー 一応サンデーにローストしましたが笑)

 

 

◎材料です◎

 

鶏もも肉…750g

オリーブオイル(チキン用)…大さじ1

オリーブオイル(野菜用)…今回は大さじ1ですが、野菜の量に応じて調節

塩・胡椒・乾燥バジル……各適量

レモン……………1個(半分に切っておく)

 

野菜…………好きなものを好きなだけ。

↓今回は下の写真のものを使いました

ブロッコリー小さめ1房

ニンジン小さめ5本とひとかけ

玉ねぎ1個

コジェット1本(ズッキーニのことをイギリスではコジェットと言います)

パプリカ(黄色と赤)各1個

 

チキンは骨付きもも肉(chicken thigh)です。

(イギリスの鶏モモ肉事情については以前の記事でも少し書いておりますのでもしご興味ありましたらウインク

 

 

◎手順です◎


チキンは、裏側(皮のついていない側)をフォークで刺しておきます。

穴が多いほうが味の浸透も良いし柔らかくなるので、「親の仇か」ぐらいぐさぐさ刺すと良いです

 

それからチキン両面に塩・胡椒・乾燥バジルを適量まぶします。

 

 

まぶせたら、まとめてビニール袋に入れ、オリーブオイル大さじ1をたらし、

レモンの半分を絞った果汁を加え、よく揉みます。

 

空気を抜いて密閉し、そのまま15分以上放置します。

(長く放置するほど味が染みて美味しくなると思います)

 

 

チキンを漬け込んでいる間に、野菜を切ります。

 

ニンジンは厚さ5mmくらいのナナメ切りに、ブロッコリーは一口サイズに切り分けて、

耐熱ボウルに入れてお皿かラップで蓋をし、600wで8分くらいチンします

(ニンジンとブロッコリーはオーブンで火が通りにくいので、先にチンして柔らかくしておきます)

 

残りの野菜は、

パプリカは細長く、玉ねぎは丸ごと輪切りに、コジェットは縦に半分にしてからナナメ切りにしました

(でも切り方は何でも良いですウインク

 

チンしたニンジン・ブロッコリーも含めて、野菜全部を大きなボウルにまとめ、

塩・胡椒・乾燥バジルを適量ずつふりかけ、

レモンの残り半分を絞って果汁をかけます。

オリーブオイルを回しかけて、全体にオイルが絡むように混ぜます。

 

ここまでできたら、

 

オーブン用のトレイに野菜とチキンを並べます。

チキンは上にのせるのではなく、できるだけ野菜の間に埋めこむるようにします 

(焼き上がり写真参照)

 

 

作業は以上ー!真顔

 

あとはホイルをかぶせて、

 

170℃に余熱したオーブンで、

最初に30分 → いったん取り出し、ホイルを外してもう15分 焼きました

(最後の焼時間は焼き色を見ながら調節すると良いです!)

 

焼き上りはこんな感じ!

今日は焼き色をあまりつけませんでした。

もっと表面カリカリが良ければ、最後ホイルを外してからの焼時間を少し長くした方が良さそうです。

 

 

週末を通して本当に春らしい天候だったので、

レモンの爽やかな味付けがよく合いました。

オリーブオイルの香りも良い~デレデレ

 

 

野菜がたくさん食べれてヘルシーやし、

それになんでも使えるので、冷蔵庫の余り者野菜達を一掃できるお役立ちレシピでもありますウインク

 

 

満腹満腹。ごちそうさまでした(-人-)

 

月曜日が来る~。がんばろう炎

 

 

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