七転び八尾記 -213ページ目

ワールドカップ

この2日ほど、何処に行ってもワールドカップでオーストラリアに日本が負けた話がそこここから聞こえてくるけど、いつから日本人てこんなサッカー好きな国民になったんだろうか?Jリーグができるまで、ワールドカップでこんな盛り上がったのも見たことなかった。ちなみに、僕が小学校のころは野球三昧の日々で男子のほとんどが巨人か阪神CAPをかぶっているのが普通だった。神戸だったこともあり、阪神比率は異常に高かったような記憶がある。しかし、野球で育った僕もワールドカップだけはなぜか見てしまう。別にサッカーが好きなわけでもないし、フットサルだってやったことがないのにである。やっぱりこれって日本人としてのアイデンティティーだろうか?でも僕的には、アイデンティティーということばより所属意識と言った方が正解のような気がする。ワールドカップなどのような時は知らない者同士が妙な一体感を感じてしまうものである。これは=(イコール)同類には優しくなり、別種には敵対心を燃やし、冷たくなるものである。実際、僕は阪神淡路大震災でこの経験をした。あの日はみんなが優しくなった。人間同士をお互い認め合い、助け合い、いままでにないぐらいみんなが優しい人間になった。これはきっと人間の本質だろうと僕は思う。しかしこの本質もスポーツでやっているうちは良いが、行き過ぎると喧嘩になるし、場合によっては差別を生んだり、もっと規模が拡大すれば戦争にだってなる。人間の本質は良い方にも悪い方にも作用するということである。でも、考えてみれば所属意識なんてものを人間全員が捨てればどうなるのだろうか?国境や民族を越え手を取り合って幸せに暮らせるのだろうか?それは微妙である。人間という生き物は何かに所属していないと安心できない生き物である。また、所属意識がなければ社会が成立しないであろう。やっぱり、あっちを立てればこっちが立たずという状況があるから人生は面白いんだろうなあとつくづく思った。おおっ、これはもしかしたら自然界の真理かもしれない、というわけで、これを永久不均等理論とでも名付けよう(笑)。ワールドカップを見てこんなアホなことを考えているのは僕だけでしょうか。

Networking88

 先週木曜日の夜、Networking88という懇親会に参加しました。この会は、1998年より開催されている会で、創設の年とダブルラックの「八八」に因んで名付けられたそうです。毎年6月と11月の第二木曜日に開催され、組織の枠を超えた自立した個人のパーソン・トゥ・パーソン・ネットワークを通じた豊かな人間関係構築を促進し、同時に相互協力によって新しいビジネスチャンスを創出しようということを目的にしている会です。ちなみに僕も3年ほど前より参加させていただいています。 それにしてもいろいろな懇親会がありますが、こんな長く続いているのは僕の知る限りでもこの会ぐらいです。この会は立食パーティー形式で挨拶や乾杯などは一切なし、時間がくれば勝手に始まって、勝手に名刺交換や会話を楽しんだりといった感じです。また会場も有楽町の外国特派員倶楽部で行われるので、田舎者の僕にとってはなんだかワクワクしてしまいます。ちなみにこの会のサイトには下記のように書いてます。  『Networking88は:   "Those who make things happen"の   "Those who make things happen"による   "Those who make things happen"ための  集まりです。   "Those who watch things happen"   "Those who wonder what happened"   にはふさわしくない場です。』 というわけで、この懇親会に行くと自分から積極的に話しかけ、いろいろな人と交流しなければいけません。懇親会に行くと必ず、仕事で仕方なく来ている人や、誰とも話さない人もよく見かけますが、この会ではそういう方はほとんど居ません。僕も初対面の人に話しかけるのは苦手な方ですが、この会は良い意味での緊張感があり、思わずがんばってしまいます。そういえば、はじめて一緒に行った人に言われましたが、『壁の花はダメ!』と言われた記憶があります。でも、こういう緊張感がきっとこの会をこれだけ長く続けさせている原動力になっているんでしょうね。もっと、こういう会が増えれば良いですね。
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FishBank

昨夜は久々に汐留にある、お気に入りのレストランFishBankにS社のT専務と行きました。男性同士で来るような雰囲気の店ではないが、T専務が行きたいとおっしゃったのと、こちらからもお仕事で一つお願いがあったのでお誘いして行ってみました。昨夜は夜景を見ながら美味しい料理と赤ワイン、久々にT専務と有意義な時間を過ごしました。日ごろ、道玄坂のガヤガヤした雰囲気で仕事をしている僕にとっては、たまにこういう食事も良いものです。しかし横がT専務では...。(T専務すみません!)まあ、T専務もお喜びいただき、商談成立しました。まあ、たまにはこういう接待も良いものです。本日のレストラン FishBank200606052316000.jpg