七転び八尾記 -20ページ目

謹賀新年

皆さん、明けましておめでとうございます。
新年もよろしくお願いいたします。

まず昨年を振り返ってみると、私は海外を飛び回り色々な方と出会いの多い年でした。
そして、IT業界に入って約20年初めてのプー太郎になりました(笑)
でも、とても楽しい一年を送ることができたと思っています。
皆さん本当にありがとうございました。

そして2013年はというと、少し贅沢かもしれないのですが、あと少しの間充電期間を満喫しようかと思っています。といっても、ここ1年はかなり自由にやらせていただき海外と日本を行ったり来たりで、ほぼ充電期間のようなものでしたが、今回は本当の意味での自由行動が出来るので思いっきりやりたいことをやろうと思っています。

第一弾として1月後半からニューヨークへ戻りNYU(New York University)へ行って少し勉強をしてくることにしました。というわけで今年もニューヨーク生活を若干楽しもうかと思っています。ニューヨークの皆さん宜しくお願いいたします。

そしてその後ですが、起業するか、それともまだプーを続けるのか、何も決めてません。まだ時間はあるので、この数ヶ月自分が本当に何をすべきかをゆっくり考えたいと思っています。

というわけで恒例の新年の目標ですが、事業目標とかがないので具体性はないですが、自分自身に言い聞かせる意味で少し書いておきます。
『充電期間を満喫する。』
『飲み過ぎない。』
『トレーニングを欠かさない。』
『出来るだけ怒らない。』
『素直になる。』
以上です。

それでは、皆さん新年もよろしくお願いいたします。

2013年1月元旦

八尾憲輔

私が思う経営者として必要な要素(1)

久々にブログを書きます。
昨年11月にマーズ&FEYNMANをGREEに売却、あされか1年が過ぎ、11月21日、FEYNMANの会長を退任、そしてGREEとの契約も終了しフリーになってから初めてのブログです。
書くのをサボっていたわけではなく、マーズ社のロゴ入りデザインだったので、それを書き換えるために画像差し替えなどで色々と手間取ってしまい、書くのが遅くなってしまいました。すみませんでした。
さて、今回はFacebookで書いたものを公の場に出してほしいという要望があったので、それを転記したいと思います。

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私が思う経営者として必要な要素(1)


1990年代後半、ITバブルと言われた時代、ベンチャー起業家がいっぱい出てきた。
そして、またこの数年、その頃とは違う形で有象無象のベンチャー起業家が出てきている。
いま皆が、Facebook、GREE、MIXIのようになれると信じて起業する。そしてそれを煽る外野がいっぱいいる。昔に比べれば環境としては起業家にとって良い状況だとと言える。しかし、起業家とは何かもわからず大きな波にのまれているだけでの人もいっぱいいる。

さてここから本題、起業家にとって必要な要素って何なんだろうか
発想力、包容力、決断力、行動力、マーケティング力、技術力、情報分析能力、情報収集能力などなど書けばきりがないし、企業の形やステージによって必要な要素も違ってくるだろう。しかし、これだけは無いと困るというものがいくつかあると最近思う。
その一つがresponsibility
(責任)!
顧客、株主、従業員、金融機関、すべてのステイクホルダーに対して経営者が持つべき要素。これを持てない経営者は経営者でないし、起業家などという職業を選ぶべきでないと私は思う。
しかし、今のベンチャー起業家にはこういう人がいっぱいいるように思える。
米国流の有限責任という言葉を良いように解釈しすぎている人が多いのではないだろうか。日本流の無限責任が良いと言う意味ではない、日本の場合は借金を抱えて一度失敗すると再起が難しいのは事実かもしれない。この点、米国は失敗も経験と捉え、再起のチャンスを与えてくれる、これは素晴らしいし、日本もこうあるべきかと思う。しかし、これとresponsibilityは別だ。
起業家は当然夢を語る、素晴らし将来像を描いてみせてくれる、そして新しいサービスや技術を世に広めようとする、これは素晴らしいことだ。というかそれが無いと起業家には成れない。しかし一人でもステイクホルダーが出てきた瞬間、その起業家にはresponsibilityが出てくるわけだ。
もし、少数のステイクホルダーに対してresponsibilityを持てない人が上場したらどうなるだろうか。考えただけでも恐ろしいし、僕はそんな経営者の会社の株は買わないだろうし、そんな会社のサービスは使いたいとは思わない。
日本でも米国でも成功した人達は必ず、そこにいくまでにあらゆる面でこのresponsibilityという言葉に悩まされているはずだし、それを守りきったから成功したんだと私は信じている、いや信じたい。
起業家の人達にはresponsibilityという言葉の重要性をもっと理解してほしいと思う今日この頃である。

米国の良さって?

こんにちは、今サンフランシスコに滞在しています。

ところで、米国の良さって何なんでしょうか?

サンフランシスコは米国の中では安全な方みたいですが、
実際は、そうでもないところもあります。
というのも日本と比べるとこです。

そして、浮浪者の数は半端無く多いです。
今日もゴミ箱の中にあったストローをすすっている白人の浮浪者を見かけました。

私が思うに、この国はとても自由で、頑張る人には幸せが訪れるし、頑張らない人には幸せが来ません。
そして、今日本は米国のようになろうとしています。
僕的にはWelcomeです。
なぜなら、私が頑張ることが苦じゃないからです。

でも、大半の日本人はそうでもないです。
政府が国民を守りすぎた歴史がそういう環境を生んでしまったのではないかと思います。

しかし、世界的にみて、アルバイトで普通に生活できる国は日本ぐらいなわけです。
それを理解していない日本人も多し、それを教えない大人が多いのも事実です。

日本人のこれからを考えるともっと世界に出るべきだし、政府に甘えることを止めるべきだと
僕は思っています。

そうすれば、日本の未来は明るくなるんじゃないかと思う今日この頃です。