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八幡 9条の会

京都府八幡市にある、八幡9条の会のブログです。

 73年前、1941128日の朝でした。

 私が小学校4年生の時です。臨時ニュースは、本日未明、西太平洋で日本は米英軍と戦闘状態に入ったと報じました。
 戦争はあっという間に起こります。一般国民にはどうして戦争に至ったのか知らされません。当時「治安維持法」という法律があり、今の秘密保護法に当たります。大事なことが秘密のなかで進められ、国民には結果の被害だけが押しつけられるのです。
 ある時期からは連合艦隊も壊滅状態だったのに国民には何も知らされませんでした。現状に疑問を持つ者は「非国民」として罰せられ、まわりからも迫害されました。再びこういう事態を起こらせてはなりません。

 「戦争のできる國づくり」は、戦争の抑止力になるどころか、逆に戦争を引き起こします。また、戦争が事態の解決にならないことは、イラク戦争やアフガン武力介入の経過を見れば分かります。

1010日のノーベル平和賞授賞では、日本国憲法九条が授賞の有力候補になりました。国際社会は、今や九条を平和の支えとしています。


 八幡市を平和発信のまちにしましょう。 田中 礼

ブログ立ち上げおめでとうございます。小畑さんの文章、胸にずしりと響きました。みんなでこれから盛りたてていきましょう。田中礼

今日は11月1日、70年前の今日、東京の上空にはじめてアメリカのB29があらわれました。サイパンから富士山を目標に、そこで右に90度方向転換すると、自動的に東京の空に到達するのです。以後、日本の全土が戦場になりました。サイパンが陥落した時に戦争をやめていたら、310万といわれるあの戦争の犠牲者(日本人だけで)のうち、100万以上の命がたすかったでしょう。しかし、日本の戦争指導者は、戦争をやめませんでした。1937年、北京郊外の盧溝橋での一発の銃声で始まった戦争は、日本だけでなく、アジアの多くの人の命を奪いました。戦争の始まりは、いたってかんたん、しかし一度始まった戦争を終わらせるのはとても難しいのです。

アメリカのイラク戦争もそうですね。アメリカ軍は引き上げたけれど、イラクの戦争は、まだ終わっていません。泥沼になっています。戦争をはじめさせてはなりません。あの時代を知る者からのメッセージです

小畑哲雄でした。