ありがとう
アナタが笑ってくれるから
僕も笑えたんだ
溢れるこの涙は
アナタへの祈りだ
旅立ちの朝に
子供たちがはしゃいで
せめてアナタの望んだ
笑顔溢れる日であれ
僕らはいつまであなたを想うだろう
アナタはいつまで世界を想うだろう
世界は突然 象(かたち)を変えるけど
ありがとう ありがとう ありがとう
今は ありがとう ありがとう
ありがとう
アナタが笑ってくれるから
僕も笑えたんだ
溢れるこの涙は
アナタへの祈りだ
旅立ちの朝に
子供たちがはしゃいで
せめてアナタの望んだ
笑顔溢れる日であれ
僕らはいつまであなたを想うだろう
アナタはいつまで世界を想うだろう
世界は突然 象(かたち)を変えるけど
ありがとう ありがとう ありがとう
今は ありがとう ありがとう
急にオブラートに包まれたように
ひとりぼっちになったみたい
空間を漂う言葉の粒が
外国語のように聞こえてる
今年は暖冬のようで
温暖化がいよいよアレみたい
それなのに僕は上の空で
明日の君の機嫌を気にしてる
宇宙の片隅で僕らは生きてる
宇宙の片隅で僕らは笑ってる
宇宙の片隅で僕らは泣いてる
そうここは宇宙の中心じゃない
犬は僕らの友達と言うけれど
もし夜道で一人野良犬に出逢ったら
僕は怖くて逃げ出すだろう
本当は僕らが犬の友達にしてもらってるのかもしれない
明日の今頃にはアイツはこの街を出て
次の街に行くみたい
そこには真新しい太陽が昇ってて
おろしたての月が夜を告げる
宇宙の片隅で僕らは恋してる
宇宙の片隅で僕らはフラれてる
宇宙の片隅で僕らは気取ってる
そうここは宇宙の中心じゃない
飛び抜けて明るい朝に吟遊詩人は歌い始め
彫刻家は訳の分からない作品を作って悦に浸ってる
夕暮れは人生のようだと哲学者は悟った振りをして
家政婦は今日もせっせと掃除をしている
閉店したお店が何のお店だったか思い出せない
人生を謳歌せよと言うけれど朝起きるとそれは夢のように忘れてしまう
覚えているのは銀行に行く日にちと
今日の天気予報くらい
それと食堂のちょっと美味しかったカレーライスの味だけ
どこかの国がミサイルを飛ばし
英雄気取って 語ってる
それより語るべきことが他にあるだろう?
それより語るべきことが他にあるだろう?
宇宙の片隅で僕らは生きてる
宇宙の片隅で僕らは死んでる
宇宙の片隅で僕らは巡る
この辺鄙で美しい地球で息をする
宇宙の片隅で僕らは生きてる
宇宙の片隅で僕らは笑ってる
宇宙の片隅で僕らは泣いてる
そうここは宇宙の中心じゃない
もはや宇宙は一つじゃない
そう僕らは中心じゃない
風切るホームに白い息
いつもの老夫婦
軽く笑顔で会釈をする
「今日も繋がってるんだな」
飛んで流れてゆく車窓に
想いを乗せて
始まりのベルが鳴る
ドアが開いてゆく 街が笑う
今日も電車に乗って
辿る日々の轍
今日も電車は走る
幾千の人生乗せて
車輪の歌が聴こえる
僕ら旅の途中
先頭車両で覗き込む
夢や希望の花
いつか人混みを掻き分けて
またあの場所へ還るんだ
いつかくるはずの未来を
僕ら生きていて
隣のおじさんも
実は未来人間さ 僕ら笑う
今日も電車に乗って
惑う社会を走る
悲しいことがあったら
たまには途中下車をして
冴えない今日の結末を
書き換えるのは君
踏切越えて 電車は走る
交差する命よ 穏やかであれ
喧騒 焦燥 現状に炎上
感情は膨張して短命な謙遜
愛情が少々お門違いで絶望が
輪廻してまたもや 永遠な風潮
大人になったって子供のままだって
誰でも傷付いてそのたび立ち直って
それでも人生は限りなく素晴らしい
おいでませ 安息の日よ
lalala...
今日も電車に乗って
辿る日々の轍
今日も電車は走る
幾千の人生乗せて
車輪の歌が聴こえる
僕ら旅の途中
電車は止まらない
僕のこの街へ