モノクロでもメイクアップできました | 牧村しのぶのブログ

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同じイラストをカラーとモノクロの両方で仕上げて比較すると、アイシャドウやチークや口紅など
自由に着色できるカラーの方がより華やかに彩りと深みを出すことができます。
先日アップした「女帝」は、モノクロがノーメイクだったため人相が違って見えるというご指摘を
いただきました。
そこではっと思い出したのは、モノクロ漫画でもパーティなどの華やかな場面ではトーンやベタで
メイクを入れていたことです。口紅を黒いベタで描いても、赤く見えるように神経を使います。
今回もモノクロでトーンを使ってメイクを加筆しました。
アイシャドウの色を複数入れることはさすがにできず、チークは黒では難しいので避けました。
多少抑え気味ではありますが、同じ人物になったと思います。
メイクでキャラまで変わってしまっては、カラー扉とモノクロの両方ある作品が描けません。
カラーイラストを続けて描いてメイクに凝り、モノクロのメイクを忘れるとは迂闊でした。
女帝予告80.jpg
大きめの画像はHPにアップしました。
https://www.shinobumakimura.org/digital-art/
修正前のノーメイクの別人絵は、画像を入れ替えできないpixivに残っています。
ご興味をお持ちの方はご笑覧下さい。
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=manga&illust_id=69052828