自分は,まだ現役を続けています.彼らも現役選手です.
お互い,勝つために練習をすることは変わりありません.
確かに,自分はひと回り近く年が上です.
自分を育ててもらったチームのことは気になりますが,今は顧問でもなく,特別頼まれたコーチでもありません.
何かを言えば,それに対して何か反応はあるかもしれないけど,まだ彼らの本当の気持ちが出てきていないから,自分からも何も言いません.
と,答えた.
本当に上に登りたいのか?本気ならどんな態度をするのか?
言われたことしかしないのか.
高校生とは少し事情が違うこのチーム.
大学生みたいに放任するわけにはいかないけど,20歳で企業や社会に出して,即戦力としての人間力をつけてあげなければならない.技術や知識の講義では身に付かない人間力も.
何のために練習に出てきているのか,いま何がしたいのか,どうなりたいのか,何で勝てないのか,自問自答しながら自分とも闘っているのか.それらが,まだ伝わってこない.それを,俺自身も感じ取れていないのかもしれない.そのへんの大会の決勝に残るぐらいの指導は簡単にできる.でも,やらされたと思うような陸上で,学生を終わってほしくはない.どうせなら一緒にマイルも走ろうや.
後輩にあたる選手たちなだけに,よけい歯がゆい.そして悔しい.
目がもっとギラギラしないものかな.どこか擦り切れたようなかげりのある目.
選手として一貫性のない態度に,もっとガチっと管理したら楽にチームが作れるんだろうなとも思う.
勝たせてあげたい気持ちは十分にある.
目標に対して個々のベクトルの向きが,大きさがバラバラに見える.
いつからこうなってしまったのか.
口で言って,伝えてもまだ理解できないかもしれない.
何より自分と彼らとの関係がまだ,何かぎこちない.
ぶつかるくらいの方がまだやりがいがある気がするもんな.
このままじゃ何もうまくいかない.
迷わず,まずは自分の練習に専念しようかと思う.
一緒に走る機会はあんまりない.
当分は一緒に練習しないだろうな.あと,3・4年,野球部がひと段落するまでは.
自分も選手,彼らも選手.
姿勢と結果で,自分を見せて語るしかない.いまはそれでいい.
「自分も!」と,胸元に火がつくように,グラウンドで競技場で魅せてやるしかないかもなぁ.
そこから始めますか.ストーリーは.
大学院の頃とは違って,生活時間もリズムが取れ始めてきたし,練習でやることも見えてきたから,量はこれまでとは違ってハンパじゃないほどやってやろう.
なんか,長くなったな~.
とりあえず歯がゆいのは,練習で態度で晴らせということで.
チャレンジしろよ!






