第61回 ライブディオのキャブ部品流用 スロットルバルブ編 | 駄目人間達のバイクガレーヂでした。。

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さて、、最近よく来る久保田君。

またまた厄介な仕事を持ってきました。


先日からライブディオのゼロ製デュークチャンバーのセッティングを始めてます。

担当は勝手にマーバン君(;^_^A


メインジェットはとりあえず決まり、中間セッティングをしたいところです。

ところがライブディオの規制後はキャブが厄介です。

規制前との大きな違いは、

・スロットルバルブの小径化(合わせてスプリングも)(/TДT)/

・ジェットニードルの調整不可(/TДT)/

・エアスクリューが専用工具じゃないと回せない(/TДT)/

規制後のバルブ内部の部品は3点です。


まあ、排ガス規制車にチューング自体ナンセンスですが、やるからにはしょうがない。

しかし、低中速を全く調整できないのは辛いので、前期のニードルを流用します。

左が規制前、右が規制後。


規制前はニードルも5段階調節です。

しかし、規制後は調整も出来ず、ニードル自体がプラスチックのホルダーでがっちりハマっていて、取るのに苦労しました。

というか、破壊しました(´□`。)


バルブ内部はこんな感じ。

規制前はただの筒です。


規制後のバルブ内の出っ張りを破壊して、前期同様の筒状にしなければいけません。



10mmのドリルで切削し、バネが下まで入るようにします。

これでクリップ式のニードルを入れ、M字の金具を入れ、後期のスプリングを組み合わせることで、調整できるようになります。


ライブディオAF35,AF34の後期、規制後のセッティングで悩んでいる人は多いはず。

この方法で低中速を調整してみてください。