闇営業の問題…
いつになったら,芸人さんたちの冤罪が晴れるんやろ。
もう2か月やで。
頼むから,早く謹慎を解いてあげてほしい!
なぜなら…以前のブログに書いたとおりだから。
完全に冤罪やで。今の情報からすると。疑わしきは罰せずが基本やろ。
…にしても,
マスコミが,御家騒動の方ばかり煽って…なぜか
「反社とは知らなかった」=「軽率だった程度のこと」という事実を報道してくれないのだろうか?
やっぱりクソだな。新鮮なネタが欲しいだけ。火が消えてくれたら困るんやろな。
吉本の現状の課題を改善させる方向って,あーだこーだ言わんでも,
もう「これしかない!」って決まってるやん。
コンプライアンス重視と内部統制強化の方向なんやろ?
だったら,後は…800人のスタッフで,6,000人のタレントをマネジメントできるスキーム整理したらええだけやん。
誰が考えても,働き方改革考えたら一方向やん。IT活用したらできるやん。もう内部で,その方向に舵切ってるはずやで。
マスコミがあーだ,こーだ言わんでも。
例えばこんな感じで。予測しよか? 2年後見ててみ。こうなってるから。
1)契約形態の多様化
・NSC卒業と同時に自動的に業務委託契約が締結される旨を,卒業時に選択させて,サインひとつで自動契約
→既存の6,000人も基本的にこの契約だと周知
・売れている人は別途個別契約
・この先は,専属固定額での契約,期限を定めない雇用契約等,多様な契約形態に,随時増やしていく。
・契約は1年ごとの自動更新。年間一定の売上を超えると,別途個別契約の交渉が可能になる。双方から申し出可能。
2)直営業の可否に関して
・自動的にかわす業務委託契約の場合は,反社チェックを会社が行ったうえで直営業可能。お金の流れは税務対策等含めて,会社を通す形にする。その代り,比率を例えば芸人8:事務所2にする。
・個別契約締結時には,原則,直営業禁止(行う場合は個別交渉)
※会社を通さない直営業で,反社の場に行く場合「知らなかった」でも契約解除。リスクヘッジとして会社を通すこと。
3)マネジメント要員不足への対応
・業務委託契約の場合,自分自身でマネジメントするか,自分が信頼のおける人間(身内や友人でもいい)にマネジメントを代行してもらい,芸人自らが対価を払う。
・吉本のマネージャを付けるのは原則,個別契約者のみ
・同一労働同一賃金。吉本内部での仕事に対しては定額を公開しておく。これで都度,実績ベースでの精算が可能
4)課題をクリアするためのIT戦略
ITを活用して,これらを自動化,効率化を図れば,全然今の要員でいけるやん。
個別契約する人が200人ぐらいだとしたら,残りの5,800人が,セルフマネジメントできるようにして,吉本の社員の手を煩わさなければいいだけ。その分,マージン増えるし。
ちょうど楽天のモールやFC的な考え方。吉本は,広告宣伝業務,システムインフラの提供,反社チェック等のリスクヘッジを行い,その分のマージンを得る。
具体的には…
・業務委託契約の芸人が,自らの努力で仕事を取ってきた場合には,スマホでその旨を登録する。
・吉本の反社チェック部門が,その内容で反社チェックをする。
・問題無ければ,相手先から「反社条項」にサインをもらう(これで免責)
※芸人さんが,これをもらいやすいように,広報活動を積極的に吉本が行う
・お仕事登録完了。これ以降の回収等は吉本が行う。
・DBスクリーニングが行えるように,外部のDBだけではなく,反社チェックのデータベース化(反社条項をもらえた企業のホワイトリスト等も蓄積)
・6,000人のスケジュール管理のDB化
・MRP,MRPⅡの概念を導入してマネージャー他リソースの割り当てを自動化し,新たな仕事が入るたびに最適化する
・HCMによってコンピテンシーや実績を管理。重要事項以外,芸人本人にメンテナンスさせる
・マネジメントができる人材を短期間で育成するために,最低限の教育コンテンツ(e-Learning)を作って,その後に,マネジメント業務を支援するシステムを活用する。応対スクリプト,AIを活用したQ&Aなど。某通信大手のコンタクトセンターで導入しているシステムの概念を応用すれば,芸人さんがセルフマネジメントすることも,家族や知人がマネージャのような働きをすることも,一定の品質を保ちながら行うことは全然可能。
予算は…かかっても5億円。そんだけあったらできると思うで,スクラッチとPKG組み合わせたら。
人手不足にはIT。いずれこうなるやろ。いや,もうこの方向で考えているはず。今は,軽減税率まっただ中と,それによる積み残し作業があるので,2020年着手で,2021年からこうなるな。
予想やけど,これしかないやん。今の6千人を,800人で面倒見るの。芸人はこれから増えるし,その逆で,一般社員は少子化で確保難しいから減っていくし。働き方改革で,残業できへんし。
ITに頼るしかないやん。こうなるやろ。
ところで。
久しぶりに見つけた正論の記事(↓)。これぞ真っ当な良い記事。本質を突いている。一部引用するね。
「タレントや芸人は、その素性を知り確認して判断する情報ルートもノウハウも持っていない。」
そーやん。そこを吉本がカバーしたら,ビジネス拡大するやん。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66090
はよ着手しいな。