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なかなか長編になってしまい、恐縮しております。
つくづくお付き合い頂きありがとうございます。
(⑤←前ブログの続きです。)
いつもの夕飯時刻はゆうに過ぎていた。
それでもみんな何もいわず、
あえて手を貸さず待ち続ける。
それが姉と兄からのコーマルへのエール。
最初に取り掛かったソーセージ焼きが
もうだいぶ昔のことに感じる。
ソーセージに向き合ったあの瞬間から3時間。
卵焼きからは2時間が経過し
キャベツの野菜炒めからは
すでに3時間が経過していた。
写真を並べてみると、その窓明りから
時間の経過がよくわかる。
調理に時間がかかる、というわけでなく、
何を作ろうか、そして、どうやって作ろうか、
どう切ろうか、どれくらい作ろうかという
悩み考えることに、
どうしても時間がかかってしまうのだ。
ふと、時計に目をやったコーマルは
その時間経過を初めて自覚することになる。
コーマル「うわっ!もうこんな時間?!」
時を同じくして
コーマルは、一つの不安を抱き始めていた。
コーマル「ママー、もう全部冷えちゃった・・・
せっかく作ったのに、美味しくなくなっちゃったかもしれない。。。」
そんなことないよ。大丈夫よー!コーマル!
・・・じゃあ、質問です。
(なぜかブルゾン風なヤスゾン(≧▽≦))
お弁当はー
ソーセージも卵焼きも冷めているけどー、
いつも美味しくない??・・・どう?
コーマル「ううん!美味しい!すっごく美味しい!」
でしょ〜!だから大丈夫!
間違いなく美味しいよ!
みんな冷めてても美味しいねーってビックリするよ!
コーマル「そっか!о(ж>▽<)y ☆(キラーン)」
カンちゃんの言っていた
コーマルのキラキラした目が、そこにあった。
そして、、、
タタタタタタタっ!
コーマルの足音が、母の目の前で止まった。
コーマル「ママー!見てー!きゅうりサラダ!
始めてカニカマを入れてみたんですよ!
カン姉ちゃんがカニカマ入れてみたら?って教えてくれたんですよ!
やっぱりカン姉ちゃん、すごいですねー!
ほら!自分でいうのも変ですけど、美味しそうですよねー!」
いつも以上に美味しくできたキュウリサラダを
いつも以上にやたらと謙遜しながら、
全力でPRする料理戦士。
そして、ここに4品目が完成した。
コーマル「っふぅ〜。
おかず、足りますかね〜?
あ、お肉とかお魚とかないですよねー 。
唐揚げとか作った方がいい気がする。
それともトンカツかなぁ?そしたら、
カン姉ちゃんとかタイ兄ちゃんたち超喜びますよ!」
・・・え(・∀・)?!
今から唐揚げ?!
トトトトトトトトンカツ?!
うそ━━━(゚∀゚)━━━ん!!!
(ヤスバーン、心の声。)
いやいや、十分でしょ〜!
コーマルが一生懸命作ってくれたってことが
みんな最高のごちそうよー!(母、必死!)
コーマル「うーん。
おかずになる肉とか魚とかなんかないと、
みんな、お腹いっぱいにならないですよ・・・」
・・・・この人、本気だわ・・・(;´▽`A``
(ヤスバーン心の葛藤)
・今から唐揚げ?トンカツ?!こりゃかなりの長期決戦よ。
・この場合、流れに任せた方がいいのか?
・一緒に作れば時間はだいぶ削減できる。とはいえ…
・いやいやここまで一人でやってきたのに、最後が共同作業はもったいない。
・これで十分!と押し切るか?でも確かに、村長とかタイ兄とか足りないよねぇ
・そうね・・・そうね・・・そうね・・・
そうだ!
ヤスバーンはコーマルにある提案を試みた。
コーマルは、最後の1品、
長女カンちゃんへの恩返しの一品をこしらえるため
またキッチンへと走っていった。
もうゴールはすぐそこまで見えていた。
(次に続く→)
ごめんなさいー!
もうこの時点で2000字超えてしまった・・・
もう間も無く完結しますので・・・(大汗)
決して引っ張っているわけでなく
私の文字数の問題なんですー(涙)
っくぅー。。。
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