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更新が滞ってしまい、申し訳ありません・・・
スケジュールが立て込んでおりまして・・・(汗)
どんな話しか忘れたわー(ノ´▽`)ノという神々様も
いらっしゃるかと存じます・・・
もしよろしければ、こちらからぜひ。
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コーマルが夕飯を作ると決めた時、
「ならば何を作ろう?」という自問からの自答は様々で、
きっと彼の中をいろんな気持ちが交錯したに違いない。
自分が食べたいもの、作りたいもの、または作れるもの、
などなど。。。推測すればキリがない。
そのどれもあるかもしれないけれど、
末っ子のコーマルはとりわけ、
そのどれでもなく、
コーマル「みんなは、何が喜んでくれるかなぁ?!」
という気持ちが一番だった。
レパートリーは僅少だけど、
家族みんなで囲む食卓だからこそ、
みんなが喜ぶものを作りたかった。
一番下の弟にとって、
お姉ちゃんやお兄ちゃんに喜んでもらうのが、
心くすぐられる一番の喜びなのだ。
1品目のソーセージはセーマン兄ちゃんの好物。
2品目の卵焼きは、ミーたん姉ちゃんの好物。
そして、3品目
・
・
・
コーマルといえば、アレじゃない?
(ニヤリ。)
コーマル「やっぱりそう思います?(ニヤリ)」
水を得た魚のように、
コーマルは軽快な包丁音を響かせ始めた。
みんなに絶賛されたアレならみんな喜んでくれるはず!
そんな想いが、コーマルの包丁音をさらに加速させた。
コーマル「ママー!キュウリ、使いますねー!」
どうぞどうぞー。
コーマルがまさに向かっている先は、
そう!コーマルの最近のイチオシメニュー。
キャベツならぬキュウリでコールスロー。
彼の必殺レシピだった。
ゴールに向かってひたすら切り続けるコーマル。
再び、キッチンに静寂が訪れた。
気がつけば、夕飯を作り始めて
ゆうに1時間以上が経過し、
明るかった空が、
だいぶ薄暗くなり始めていた。
さらにどれくらい経過した頃だろうか。。
勉強を一段落させた長女カンちゃんが、
コーマルの奮闘を覗き見る。
カンちゃん「お?!コーマル!何作ってるの?!」
コーマルは嬉しそうに言った。
コーマル「えーっとですね。
これは、みんなが大好きな、、、
野菜炒め!」
カンちゃん「え?!」
ヤスバーン心の声「え?!」
リビングにいた母の耳に
キッチンで繰り広げられる姉と弟のまさかの会話が
やたらとクリアに聞こえてきた。
カンちゃん「野菜炒めに、キュウリ、入れんの?」
ヤスバーン心の声「アレ作るって、キュウリのコールスローサラダじゃなかったの?!」
母も同じタイミングで我が耳を疑っていた・・・。
コーマル「・・・・あ( ̄ー ̄;。
どうしよう・・・
キュウリのサラダも喜んでくれるけど、
野菜炒めもいつもみんな喜んでくれるから、
よし、野菜炒めを作ろうって思って・・」
カンちゃん「キュウリ切ってたの?」
コーマル「・・・うん。」
ヤスバーン心の声
「うそーん(σ・∀・)σ?!」
人生、いろいろ。
オトコも、いろいろ。
オンナも、いろいろ。
オカズだーって、いーろいろ咲き乱れるのー♪
こりゃ、島倉千代子さんもビックリの展開だわ。
ヽ(゜▽、゜)ノ
料理戦士コーマル、どうする?どうなる?
それにしても、コーマル、、、、
キミを見ていると、キッチンで
冒険しているような気持ちになるわ…(σ・∀・)σ
焦るコーマルとは裏腹に
姉も母も、
沈む夕陽と穏やかな時の流れを感じていた。。
(次に続く→)
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