ブログ 目次

 僕はこのサウジ派遣で、14か国、延べ38か国の海外を経験したことになります。
 今回は、コロナ騒動になる直前の夏に行ってきた直近の旅行

「バンコクとカンチャナブリの旅8日間」についてレポートします。



 僕のタイ旅行の主要テーマは、前回も書いたように「子供たちにいかに非日常を味わわせ楽しませるか」であり、ツアーでなくホテルを自分で探す「自由旅行」で、移動自体を観光とするためにタクシーを極力使わず「公共交通機関を使うこと」を大切にしています。

 

 


 息子も、すでに高校生。年長時から毎年、第2の故郷タイへ連れてきました。あとどのくらい付き合ってくれるかわからないけど、孫の代、ひ孫の代まで付き合ってほしいと思っています。

 そのためには「常に“新しい旅”を開拓」しなくてはならないし、実際この10年、毎年いっしょにタイへ出かけてくれるNファミリーのためにも、「毎回違う観光コースを研究し提供」してきました。同時にどんなにいいホテルだったとしても、旅の基点となるため「同じホテルには絶対泊まらない」主義を通してもきました。

 これも以前書きましたが、住んでいる人がその国について詳しいとは限らず、なぜなら自家用車を持っていると公共交通機関を使わないし、派遣時の“いい身分”の環境だと、ある意味地元に密着していない事も多いからです。僕自身も、タイに住んでいた時には知らずに、旅するようになってから知ったことは数知れずあります。
 今回の目玉、カンチャナブリについては、住んでいるときに2回、帰国してからも2回行ったことがありますが、今回は初めて泊を伴い、じっくり観光しようと思い、そのために下調べをしっかりして行きました。「戦場にかける橋」がメインと思っていたカンチャナブリも、実はいろいろな魅力ある場所が点在してることを改めて知りました。
 それに加えて、この前年、
プーケット&バンコク9日間の旅へ行ったとき、台風アクシデントにより行けなかったバンコク近郊の2か所の、魅力的な観光地も訪れました。


 前年秋に、エアアジアのセントレア便が就航し、タイへの直行格安便が利用できるようになりました。
 今まで直行ならJAL、安くなら中国東方航空などの中国乗継便、もしくは関空まで行ってエアアジア便を利用していたのが、片道1万円ちょいで利用でき(荷物・食事は別料金)、直行で6時間で着くので、今後はこれ一択です。

 そしてホテルは、交通の便がいいアソーク通りで探しました。
 アソークは主要通りスクムビットとペブリの間をつなぐ1.3kmの通りでセンセーブ運河も渡ります。
 ペブリ沿いには、バスはもちろん、地下鉄駅エアポートレイルリンク国鉄駅、そして渋滞しらずの運河ボート乗り場が集結しており、スクムビット沿いには、地下鉄バス以外にスカイトレイン駅もあります。公共交通機関を利用しようと思ったら最高に便利な場所なのです。
 もちろん屋台街もあるし、パッポンのようなソイカウボーイという飲み屋街もあるし、マッサー店も歩いていける距離にあります。
 

 タクシー観光でなく、地元密着のマニアックな旅をしたい方や、ワットプラケオなどのメジャーな観光に飽きた方、そしてなにより、子供に非日常を体験させたい方は、必見のレポートになっているので、ぜひ読み進めてくださいませ。今回も、長いレポートとなりますのでご覚悟を。

 まず全体日程
0日目…Nファミリーは早く帰国しなければならないため一日前に渡タイ。翌日
キッザニアで一日楽しむ。
1日目…僕らファミリーはA家の小学生2人を預かり渡タイ。夜N家と合流し
中華街散策。
2日目ロットゥで、メークローンの「
傘たたみ市場」と「アンパワー水上マーケット」へ。
3日目運河ボートソンテオで、「
Watバンプリーヤイ」と「百年市場」へ。
4日目ロットゥ
カンチャナブリへ。ソンテオを貸し切り「洞窟寺」「巨大合歓の木」「Watタムスア」「戦場にかける橋」「ナイトマーケット」散策。
5日目…カンチャナブリ2日目。「
エレファントキャンプ」「クラセ洞窟と鉄橋」の観光後、バスでバンコクへ戻り、Nファミリーは帰国。僕らは新しいホテルへ移動。
6日目…「
ウォーターワールド」で遊び、「ナイトバザール」散策。
7日目~8日目…「
新しい地下鉄路線試乗」して「Watアルン」へ。帰国。


 では、はじまりはじまり・・・。(つづく)