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 ①からの続きです。台風のために10時間遅延で始まり、一日遅れでタイに到着した。

 プーケットとバンコクへの、安くて快適?で少し冒険的な旅を求めている人は必見の情報いっぱいだよ。

 

 まず、前回書きもらした情報を。
● タイにはSIMの会社は3社あり、今回AISのSIM。これで日本へ国際電話をかける場合、003-81-市外局番から頭の0を抜いた番号(003=AISの割引番号、81=日本の国番号)1分6B(タイ国内は1分1B)。アマゾンで600円で買ったのは8日間データ使い放題、通話100B分というSIM。
● SIMはほとんど自動でAPN設定(アクティベート)された。タイへ着き電波を拾ったらすぐ使用可となるわけではなく、少し時間がかかるので気長に待つこと。
● タイではyahooメールやソフトバンクメールのトラブル多くつながりにくいそう。
● 普通の国際電話は001-81-、もしくは+81-(+は0の長押し)。TrueMoveのSIMの場合は、00600-81-で1分5B。ローミングは使うべきではない。使うとタイ国内同士だと1分75円、タイから日本へかけると1分175円、さらに着信側にも155円かかる。
● うちは、親の保険はゴールドカード付帯保険を使用なので無料。子供の保険は損保ジャパン日本興亜で別途契約。他の会社だと、子供だけの契約ができなかったりメニューを自由に選べない。45日前より契約可。8泊9日2440円(治療+賠償責任+携行品)だった。
● 雨のためにポンチョを持っていった。傘より便利。飛行機の寒さ対策にもなる。
● タブレットへ入れていく持参の映画は、音量を大きくダビングしないと、機内では聞きにくい。もしくは耳を覆う工夫をするべき(エアアジアの場合)。タイ航空では、無料で最新の映画が見られる。時には日本封切り前のものも。ゲームも多数。
● タイでのATM利用には200Bの手数料がかかるが、バンコク銀行ATM(青色オレンジ枠)でのJCBカード使用のみ無料。→帰国後JCBに電話し繰上返済を申し出て、指定口座に振り込むことで利息を避けられる。でも、街中のエクスチェンジのが高利率であるので利用する必要性なし(中国旅行ではこの形で利用した)。


 16:00 ドンムアン組は、子供は中学生だけの自由が利くグループなので、待ち合わせ場所の長距離バスターミナルまで、最初鉄道で移動しようとしたら、電車は例のごとく1時間以上遅れており使えず、タクシーで移動することにした。スワンナプーム組にそのことを伝えると、彼らもエアポートリンク(電車)を使わずタクシーにするとのこと。嫌な予感はしたのだが、なんせそちらのグループは小さな子供連れなので、タクシーのが便利かと思ってしまった…。
 通常、空港から南バスターミナルまでは50分ほど。混んでいても1時間半ほどだとふんでいた。ところが・・・。

 16:20 うちの家族の乗ったタクシーは、大通りが混んでいたので、運転手と相談して田舎の道を大回りをしていくことにした。だから、17:50 予想通り1時間半で到着した(350B)。
 ところが、僕らより先に出たもう1台は、大通りを走ったため、なんと2時間半もかかってしまい、18:50 到着(400B)。
 さらに、僕らより20分後にスワンナプームを出たグループも2時間半かかり、19:20 到着となった(500B=言い値)。

● JALやタイ航空などはスワンナプーム空港発着。ここから市内へはタクシーでもいいが、上記のようなことが起こるので、混む時間帯はまずはエアポートリンクで市内へ出て(25分)、ホテルの近くまでスカイトレインなどで移動した方のが速いし安いかも。
● エアアジアなど格安航空は、老舗のドンムアン空港発着。ここから市内は一応国鉄があるが、1~2時間遅延は当たり前なので実際使えない。タクシーは、昔はずいぶん待たされたが、今はスワンナプームと同じ機械受付方式なので速い。ただしメーター使用でなく言い値で承知すると高速使用を控える場合もあり時間がかかることも? なお、僕らは空港でタクシーに乗らずに、鉄道駅の前で拾ったため50Bの空港乗り入れ料金はかからなかった。
● エアポートバスの利用は本数もあり安い。とりあえずそれで市内へ出てスカイトレインや地下鉄に乗り換えた方のがタクシー1本移動より速い場合も。


 19:30 ようやく全員がそろい、感動の再会を果たしたのだが、それもつかの間。

 南バスターミナルはたくさんの長距離バス会社(ブース)があるのだが、プーケット行きの同じバスで17名の座席が確保できないというのだ。ブースの係だけじゃなく総元締めのような方も出てきてくれ相談に乗ってくれたが、どうしても14名分しかなく、あとは別の会社のバスでと言う。

 こちらは、それでもゆずらず、困った顔を強調し何とかしてくれと“タイ語でお願い”をし続けること20分。規則では禁止されている座席間への乗車をやっと認めてくれた(ついでなので、3人分の乗車賃は半額以下にしてもらうことと他の者もまけてくれるよう値引き交渉も忘れなかった)
 やっと安心して全員での食事を、と思ったら、ターミナルのフードコートが閉まってしまい、コンビニ飯になってしまった。

 20:15 VIPバスに乗り込んだ。タイのこの手のバスは、2階建てで、1階に10人くらいの座席とトイレがあり、僕らは当然2階。前後も横も十分な広さがあり、乗車後、飲み物と軽食と毛布が配付され、充電コンセントもあり、快適この上なし。宿泊代がいらず、飛行機よりリーズナブルなので、この移動方法は僕は大好きである。
 20:30 定刻に出発した。
● 長距離バスは行きVIP(3席×8列)は913B(800Bにまけれた)。でも帰りの1stクラス587B(4席×8列)で十分よかったし、帰りはマッサー付き座席+各席後ろに衝立付きで、行きよりよかったくらい。普通クラス4席×9列513Bはやはり前後が狭いのでお勧めしない
● バスターミナルでのチケット購入は早いほうがよい。遅いと席がなくなる(早ければ荷物預かりもしてくれる)。当日買いはVIP席はまけさせられるが、VIPでないなら、ネット予約しておいたほうがよい。いくつかの会社が各ブースで座席を売っているが、同じバスの座席を違う会社が売っているだけでたくさんバスがあるわけではないので注意。
● 南バスターミナルからの長距離バスは、SCプラザ裏か、3階から出ている。サナームルアンやフアランポンに行く35番等の市バスは左側のコンビニ横の駐車場より(始点)。地獄寺行き(7日後に利用)の中距離バス68番は、その手前の中途半端な場所に停まっている。


 もう一つ、タイのバスが好きな理由が、乗車後3~4時間後くらいに食べる“夜食”。バスはあらかじめ契約してあるドライブインに停まり、食べたい人は降りて食べる。もちろん無料。特にアナウンスなどはない。寝ている人も多いので、降りる人は毎回半数にも満たない。決しておいしいわけではないが、なんともさびれたがらんとした食堂の中で、半バイキングの6種類ほどのおかずとご飯を食べるのは、旅をしてるなあと感慨深く感じる瞬間だ。

(③すごいホテルだ!編へ続く)