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先生は、タイのバンコクで三年暮らした

日本で当たり前だと思っていたことが、タイでは全く違っていた。

じゃあ、ちょっとだけ教えちゃおう。


バンコクは海抜0メートルで、洪水が多発する

梅雨が来るとすぐ水があふれ出す。

そんなときは家を出てビデオを持って探検だ。

腰まで水につかりながら歩くんだ。

(そうして、どぶ川に落ち、首まではまって、ビデオはおじゃん…)

バンコクは車がとても多い。

なぜか一日中渋滞してる。

車同士の事故も多い。

しかしタイ人はおおらかだ。

ぶつけても「マイペンライ(気にしない)」で済ませてしまう。

本当に気楽な人たちだ。

(私のへこんだ車はどうしてくれるんだ!)

バンコクは屋台が多い。

道のどこでも営業してる。

ゴキブリのでかいやつをうまそうに焼いている店もある。

味付けは唐辛子が所々に使われる。

これがまたうまいんだ。

(でも翌日はおしりの出口が火を噴きます…)

通りに出ると不思議な光景がいっぱいだ。

バスのドアは開けっ放しだ。

混んでいるときは、人がドアから外にはみ出したまま走ってる。

バイクの3人乗りなんて当たり前。

4人乗りだってへっちゃらだ。

でも、大通りを象が歩いていたのはさすがに驚いた。

 

交差点で車で停まると幼い子どもたちが寄ってくる。

5車線ある大通りだろうと関係ない。

信号待ちの運転手に花を売ったり、

ウィンドウを勝手に掃除をして小遣い稼ぎをするのだ。

(年に何人かはけがをする子がいると聞いた…)


君らの住んでいるところは地球上からみたらほんの小さな点にすぎない。

大海に飛び出そう。

君らの先には、それはそれは思いもよらない世界が待ってるはずだ。

そのために今は勉強だ、部活だ、

そしてなにより夢を持て。


 卒業おめでとう・・・。

※(注)バンコクの様子は30年前のものです。