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 前回に続いて、ホテル予約についてもう少し。

 

 

 テレビで最近よくやってる「トリバゴ」の宣伝知ってますよね。ホテルの予約は、前にも述べたように、直接予約はダメで、必ず予約サイトを経由します。そしてその予約サイトは、楽天、ヤフー、アゴダ、ブッキングコム、ホテルズコム、エクスペディア、じゃらん等、様々なものがあります(こういう大手ではなく、タイに限って言えば、ステイタイランド、ホテルタイランドコム、PPツアーズといった地域密着型予約会社のようなサイトも存在するので、まずはネット検索)。これらはCMで言われるとおり、サイトによって同じ部屋でも価格がかなり異なります。そのため、トリバゴのように、予約サイトを比較検索するサイトが存在するのです(アマゾンや楽天などのショッピングサイトを比較検索する「価格コム」と同じですね)

 でも実は、トリバゴで全て検索できるかというとそんな単純なものではなく、サイトによっては、朝食付きや無しなどいろんな条件の選択肢が絡んできます。1割ポイントバックなんてのもあり(10泊すると1泊無料ってこと)、それはトリバゴでは比較できません。さらに、サイトによって、最初から提示価格が税・サービス料込みの場合と、予約決定する直前にそれらが加算される場合とあるので、単純比較ができないようにうまくできてます(トリバゴのような比較検索サイトは万能ではないということです)
 ホテル予約のノウハウは以上です。子ども連れの人は、日本では加算されるものが海外だとされないこともあるので、うまく予約してみてください。

 

 さて、順番が変わりましたが、ツアーではない「自由旅行」でまずやるべきことは、ホテル予約より先に飛行機の予約です。これも、現在はネットでいろいろ売り出してます。

DeNA、ena、HIS、ヤフー、楽天などをはじめとして、大小様々な会社が、ツアーと共に航空チケットのみも販売しています。中にはトラベルコやABロードのような検索サイトもホテル以上にあります。飛行機代は僕の経験上、どこで予約しても大きくは変わりません。そのサイトの中で、どの航空会社の便を選ぶか、何時のフライトを選ぶか、直行便か乗継便かで金額が変わってくるだけです。

 (ここで気をつけたいのは、燃油サーチャージ=ガソリン代の存在。現在これが飛行機代とは別に徴収され、航空会社によってその料金は異なり、飛行機代は安いけど燃油代はばか高いなんてこともよくあり、ホテル代以上に比較しにくい原因となっている。)


 飛行機の価格は、ちょっと変わってて、席が埋まれば埋まるほど高くなっていく方式です。だから予約は早い方のがいいんです(例外あり。大手旅行会社が先に押さえてあるものはこの限りではない。また、プロモ価格については後記参照)


 また、同じ便でもファーストクラス、ビジネス(エグゼクティブ)クラス、エコノミークラスとあるのは知ってると思うけど、同じエコノミーでも、キャンセルができるかなどのいろいろな条件により、料金がさらに何段階かに分かれている場合もあります。これは、機内でのサービスは同じだけど、予約段階での条件の差で価格が決まっているのです。いわゆる「格安航空運賃」は、キャンセル料がかなり高いもしくは不可、途中降機も不可などの条件付きで設定されているのです。


 さらにこの常識も知っておきましょう。「直行便」と比べて、「乗継便」は全体的に安いということ。タイへ行くときよく使ってたのが上海や北京へ寄る乗継便。JALやタイ航空などの直行便よりかなり安いです。ただし遠回りをして、かつ乗継にも時間がかかるので、時間に余裕のある人向きです。メリットは、価格以外には、便ごとに機内食が出るので、2回機内食がとれます(僕的には超メリット)。また、アメリカへ行ったときは、台北乗継(ちょっと逆方向なんだけどね)で、乗継時間が12時間。これをマイナスととらえず、ただで台北に来れたと考えて、空港から街へ出て台北観光をしっかりとしてしまいました。


 航空会社に直接予約というのも手です。僕はここ2年ほどはこの形です。航空会社直接予約=「正規航空運賃」はバカ高いという一昔前の常識が、実は現在はちがい、ほぼ同額。むしろ、条件に縛られる各種サイトより、直接のが行き帰りの別ルート手配や変更手続き、キャンセルなど、いろいろ便利だったりします。

 

 さて、ここからが裏技です。航空会社が不定期で出す「プロモーション価格」をうまく見つけて申し込む。これが一番安いです。格安航空運賃よりもお得な価格となります。例えば、タイの往復運賃は、直行便だと、JALやタイ航空では5~8万円くらいしますが。タイ航空のプロモーションがこの前やってて、往復で3万円でした。これが格安航空のエアアジア(燃油代0円/荷物代別途徴収/食事・飲み物は別途購入)だと、通常4万円でプロモーションだと2万円のことも(今は常時この価格?)。おまけに、JAL、タイ航空とちがって、エアアジアは片道ずつの別手配が基本なので、自由な日程・目的地が組めます。

・・・海外旅行のノウハウ③に続く