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 今回は、最も思い出多き修学旅行の一コマです。

 生徒には、うちの奥さんや阪神の赤星選手らがいました。その修学旅行では、思い返せば、いろいろな「事件」が起こりました。

 (他にもいっぱいあったのですが、ここには主なものだけを載せます。)

 

◆      ◆      ◆      ◆      ◆
 

 夜中に部屋を抜け出し女子の部屋に行こうとしたふとどき者を一人退治し、罰として僕の部屋に寝かせた「ふとどきせんばん事件」

 

 翌朝、彼の寝不足の顔と「先生のいびきが…」というグチを聞きながら、僕は快適な朝をむかえ、各ルームの生徒を起こしにいったところ、女子が「あ~、先生!キャーエッチ」

・・・下を見るとチャックが全開してた「朝だぞ、おはよう事件」

 

 朝は忙しく走り回り朝食会場へ遅れて着きバイキングの朝食をさあ食べようとしたとき、生徒から「先生、部屋のスリッパはいてるよ。」

・・・急いで部屋まで戻り、鍵がないのに気づいてフロントまで走って鍵を借り、部屋を開けて靴を履き、そして鍵を返して戻ってみると、

・・・バイキングはもののみごとに空っぽだった「俺の朝メシはどこいった!事件」

 

 ディズニーランドでは、「団体での記念写真は禁止」なのは周知の事実。しかしなぜか17時ごろ、シンデレラ城付近に“偶然”うちの生徒たちが集まりだしたのである。

 そしてその二分後、僕がシンデレラ城を撮ろうとしたところ、全員が“偶然”こちらを向いたのである。

 というわけで、なぜか僕のクラスだけは、DLでのクラス写真が撮れてしまった「偶然のハイチーズ事件」

 

 帰りはパレードと花火を見た後、クラスごとに電車で品川のホテルまで帰ることになっていた。そして、ここでも事件が!

 以下、その一部を再現します。


僕 「あーおもしろかった。そろそろ帰るとするか。他のクラスはもう帰ってしまったらしいな。おーい赤星級長、帰るぞ。人数の確認をしろや」
赤星「わかりましたー。・・・・せ、先生、五人いません。安田君たちです」
僕 「なに、またあいつらか。困った奴らだ。置いていっても構わないんだが…。赤星、ちょっと校長先生に相談してこい」
赤星「はい。・・・・先生、校長先生がこの舞浜駅で五人を待っているから、先に帰っていろとのことです」
僕 「そうか‥‥。じゃあ、お言葉に甘えて先に行くとするか。電車に乗るぞ」
   ~ガタン、ゴトン~
赤星「先生、あそこ。東京駅に安田君たちがいます」
僕 「なんだ、あいつら先に電車に乗ったのか。困った奴らだ。でも、よかったなあ」
赤星「ええ。‥‥でも、先生。さっきの駅に一人で残ってる校長先生にはどうやって連絡しましょうか?」 (※まだ携帯がない時代でした)
僕 「あっそうか。う~ん‥‥。まっいいや、ほかっとこ」

「校長先生おきざり事件」


 これはすべて実話です。校長先生、その節は どうもご迷惑をおかけしました。

 

(このクラスの学級卒業式の様子はこちら)

 

(このクラスの合唱コンの様子はこちら)