17歳が歌う「色彩のブルース」を聴く[No.3744] | 近江の物語を君に捧ぐ

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近江を舞台に、近江に生きる人を主人公にした小説をひたすら書き続けている近江人、木村泰崇のブログ。

この2、3日、

暇があると

ソファに寝転んで

「サウダージ」

「丸ノ内サディスティック」

YouTubeで

ヘビーローテーションで

聴いていた。


私のブロ友さんが

家族で

カラオケに行くと

この2曲はよく歌う………との

コメントをくれて、

正直

歌えることに[嫉妬]の炎が

メラメラ………(笑)×マックス


でもって

この2曲を

私もマスターしようと

練習中………(笑)



とヘビーローテーション中に、

スマホの画面を見ていたら、


[17歳の遥花が歌う「色彩のブルース」]


ってクレジットが目に

飛び込んできた❗


えっ?


17歳が

あの「色彩のブルース」を

歌うんだ❗❗

って

驚き

すぐに

その17歳の遥花の

YouTubeを見てみた。

   ↓








うまい❗❗


抜群に歌がうまい❗❗


とても

17歳の歌唱とは

思えない………


高校生か?


セミプロなのか?











じっくりと

17歳の彼女の

「色彩のブルース」を

聴きながら

あれこれ

思う。



確かに

この歌の作り手である

本家の

中納良恵の歌唱には

ものすごく

なんともいえない[味]がある。


歌唱力のある

中森明菜のカバーも

彼女特有の[味]がある。


けれども、

17歳の遥花には

「うまい❗❗」って

心を打たれるものの、

その歌唱に

[味]というものが

感じられないのだ。



この辺り、

歌の

不思議さっていうか

奥の深さっていうか………



「色彩のブルース」という

このものすごく

素敵な1曲、

中森明菜の歌唱は

きれいな

高級クラブで、

中納良恵の歌唱は

紫煙が立ち上る

キャバレーで、

でも

この17歳の遥花の歌唱は

男と女とか

ネオンとか

路地とか

アルコールとか……そういう

ものがまったく感じられない。

場所はあくまで

ライブハウス以上でも以下でもない

といった印象を抱く。



…………………



久しぶりに

昨夜は

「色彩のブルース」に

またもや

どっぷりとつかった。(笑)



「……🎵鉛の指から

 流れるメロディー

 激しく染める

 光の渦……」



「……🎵目に浮かぶ

 裏通りの風景画

 ひしめきあう

 しゃがれた声の洪水……」



………「色彩のブルース」の歌詞の

中には、

意味ありげな

心にものすごくひっかかる

フレーズが

とにかく

たくさんある。



不思議な歌である。