「五月の歌」を口ずさむ時……[No.3711] | 近江の物語を君に捧ぐ

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近江を舞台に、近江に生きる人を主人公にした小説をひたすら書き続けている近江人、木村泰崇のブログ。

冬の終わりに

コメリで買ってきて

ものすごくテキトーに

鉢やプランターに植えて、

その後、毎日水をやってるくらいで

何もしていないというのに、

今、それらは

咲き誇っている。


それが

五月なのだ…………















鉢、プランターじゃなくて

庭の土からも

花は咲いている。


まさに

五月…………









高校時代、私は選択教科は「音楽」を

取っていたが、

その「音楽」の時間に

先生のピアノで歌っていた曲を

思い出すし、

この時期は

つい

口ずさんでいる。


「楽しや五月 草木は萌え

 小川の岸に すみれ匂う

 やさしき花を 見つつ行けば

 心もかろし そぞろ歩き」


作詞は青柳善吾。

作曲はモーツァルト。


高校時代、

私は

このモーツァルトの曲が

好きだった。



そして、

五月が

私は

やっぱり

好きだ。





↑この朝日新聞、

鷲田清一の「折々のことば」は

意味深であり

辛辣である。


長新太。

この人を私は知らない、

どんな方だろう?



私は

やはり

花は枯れていくから

だから

いい

と、思う。


花との別れには

悲しみは

あまり

ない。


これが

犬とか猫の

動物だと

別れの悲しみは

ものすごく

大きい。

[私も昔は、犬、猫を飼っていたから……]