秋深き隣は何をする人ぞ[No.3517] | 近江の物語を君に捧ぐ

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近江を舞台に、近江に生きる人を主人公にした小説をひたすら書き続けている近江人、木村泰崇のブログ。

昨日、

久しぶりに

私は料理をした。


毎年

秋から冬にかけて

時々作る

ちゃんこ鍋である。(笑)






ちゃんこ鍋。
とにかく
簡単に作れて、
そして
とにかく
無条件にうまい。
この時期、
酒にも
あう。


酒を飲みつつ
ちゃんこ鍋を作りながら、
松尾芭蕉の有名な俳句を
ふと
思い出した。

[秋深き隣は何をする人ぞ]

この句、
「秋深き」と
「秋深し」と
どちらが
芭蕉が選んだ言葉なのだろう?

この俳句、
松尾芭蕉が
死んだ年に作られたものだが、
芭蕉という人は
晩年は
本当に
[軽み]のある
庶民的な句を詠んでいたんだと
改めて思う。
この句を詠んで
数日後に
芭蕉は
亡くなっている。


しかし
秋深き………のはずが、
9月みたいな
昼間の気温。




地球は
やっぱり
どこか
おかしい………


今、
ふるさとの山が
美しい。





そして、
平野部では
コスモスの花が
とても華やかである。