純正シートウレタン増し BP5レガシィツーリングワゴン | yasudaspeed日記

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車に限らず、バイクも家もレストアします

どうも、一昨日今シーズンのサンマデビューしたyasudaspeedです。

 

私が知っているサンマの価格は98円/尾ですが、このところ298円/尾とずっと高くて庶民には手が出せませんでした。

 

一昨日寄ったスーパーで、

 

 

ついに100円代(税別)に突入したのを見て、手を出してしまいました。

 

高いか安いかで言えばまだ高いと思うのですが、頑張れば出せない金額ではない…。

 

凄い低レベルで頑張るなよ(笑)

 

サンマの塩焼きには大根おろし、余った大根は鶏手羽と煮付けることにして、

 

 

大根の皮は厚く剥いてきんぴらに。大根も高いですからね。

 

さて、大根おろしはたっぷりないとダメな人はともかく、本題。

 

 

前回、小ネタ集を予告していましたが、予定を変更します。

 

小ネタ集だからと余裕をこいていたら、現在進行形でまだ終わっていません(笑)

 

油断大敵ですね。

 

先に完結したのは、

 

 

ヘタった運転席シートの方でした。BP5の弐号機です。

 

10万kmを超えたあたりからヘタり始めるのは、初号機と一緒。

 

一番荷重が集中する尻の所がヘタり、膝上裏で吊られているイメージ。

 

極端な言い方をすると、膝上裏だけが支えられ、あとは空気椅子。例えですよ。

 

このところ、自作の丸いウレタンパッドがないと5分も保たない痛さでした。

 

レカロのシートレールもあるので、最初はSR-7を考えていたのですが…。

 

レールを引っ張り出してきて、思い出しました。

 

コイツ、15mmくらいステアリングから右にオフセットするやん!却下。

 

とりあえず、古ノーマルのフロントシートを外します。

 

 

電動シートの動きの遅さにちょっとイラっとしながらボルト4本を外し、

 

 

シートベルト警告灯と常時電源のカプラーを外します。

 

 

シートレール基部とサイドシルトリムを養生して、

 

 

我が家で唯一の舗装されている玄関前に移動。

 

周囲を藪に囲まれているため、蚊取り線香は必須です。

 

 

シートを下から見やすいように、ポジションチェンジ。

 

車格なりの造りのうえ、リクライニングも含め3つモーターがあるので重い!

 

 

電動調整のスイッチノブを離脱。

 

 

表皮の外周をシートレールに固定している、プラスチックのU字レールを外します。

 

 

クッションとバックレストの当たりで規制されているので、

 

 

よっこいせ!とバックレストもバラします。

 

 

へ~こうなっているんだ(相変わらず整備解説書がない人)。

 

 

ランバーサポートのレバーは簡単には抜けず、

 

 

Cリングで止まっていました。

 

ベロンと生地をめくると、

 

 

うわ~誰だ、うまい棒食べたのは!(笑)

 

加水分解で劣化したバックレストのウレタンの粉が飛び散り、大惨事になりました。

 

 

バックレストを解放しても、この辺の生地が動きません。

 

青森県の実家にある工具だとサクっと行けるのですが、最小限の工具しか持って来ていない茨城県の自宅では限界。

 

勇気ある撤退も頭に浮かびますが、作戦を変更します。

 

別にシートクッションをレールから外す必要はなく、

 

 

元のヘタったウレタンと表皮の間に追加でウレタンを挿入できればいいのです。

 

 

クッションと表皮に埋め込まれた鉄線を結ぶ、銅製(色味から推測)のスプリットリングを外して、

 

 

表皮がベロンと。

 

この位でも隙間から、追加ウレタンを十分挿入できます。

 

戻す時は単純に逆順です。

 

銅製のスプリットリングが再使用不可とか、戻し時はタイラップ(結束バンド)使用とか書いてある記事をよく見かけますが…不器用か!

 

ルアーのスプリットリングや、サスペンションのコイルスプリングの構造を理解していれば、再使用して閉じた方が全然楽です。

 

金属の疲労限界?いやいや、ウレタンと生地のテンションに耐えればいいのよ(笑)

 

金属加工を専攻して金属と戯れること20年以上の私は、普通に再使用しました。

 

 

うまい棒が発生したバックレストも一応見ておきます。

 

 

乗り降りの際に負担がかかるサイドサポートの基部が、崩壊していました。

 

正直そこはどうでもいいので、

 

 

追加ウレタンを脱着、表皮を戻して試座を繰り返し、ランバーサポートの可動範囲を加味して座面と同様に10mm厚の硬質チップウレタンを追加。

 

自分の体に合わせたシートのチューニングは、20年以上前に初フルバケを入れた時からなので、なんとなく「こうあってほしい!」というノウハウがあります。

 

 

セッティングがある程度決まったら、表皮を戻して、

 

 

車内にIN。明日は絶対、腰が痛い!

 

うーん、写真では伝わらないのですが、シートクッション後部とバックレスト下部に、硬質ウレタンチップ10mmを1枚ずつ入れました。

 

逆にこれでサンマが焼き上がった後の写真と違いが分かったら、怖いです!(笑)

 

それくらい自然な仕上がり←ジガジサンw

 

見た目とは裏腹に、チューニングの効果は抜群。

 

尻も痛くならないし、路面の凹凸が腰に与える衝撃も緩和。

 

そういえば、新車に近い頃はこんなシートでした…(遠い目)。

 

施工前:膝裏で鉄棒にぶら下がった状態から、起き上がって猫背の瞬間をキープ。

 

施工後:均等に面圧が分散され、普通。どこも痛くないし、サポートも悪くない。

 

…普通が一番です。

 

 

とりあえず、今日のところはこの辺で。

 

(次回、小ネタ集!←小ネタ集だから、!要らんねんって…。)