日本で唯一のジャパン・ヤーン・フェア | 安田誠 オフィシャルブログ

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~主権者として未来ビジョンの選択~

地元の野口保育園の発表会で来賓として参加させていただいたあと、その足で今日から総合体育館で始まったジャパン・ヤーン・フェアに参加しました。

繊維の日本を代表する産地として、バイヤーやメーカーの方に認知度を上げるために、一宮市とヤーンとは英語yarnで紡いだ糸の意味。紡績、繊維会社が60社近く出展し、アパレル業界のバイヤーの方との商談が活発におこなわれていました。

かつてはファッションショーを行っていましたが、谷市長就任後、直接実利に結びつく現在の形に衣替えされ、現在に至っているとのこと。

市長は、このイベントに胸をはる。

しかし!である。多くの方の水をさすつもりはありませんが、これは延命策でしょう。

補助政策とは、いつか独り立ちするまでの補助するもの。

日本では、根本的に勘違いされていると思います。

ゆえに、皮肉にも補助政策の温水プールには、たくましくジャングルで生き残る野生児はそもそも入らないという逆説というか、資本主義のまごうかたなき現実がある。

ゆえに、産業振興は、時限的でありたい。限定的でありたい。やるなら、徹底的でありたい。

中国の無錫市が、世界中の人材を集め、サンテックという世界1位のソーラーの会社を5年で作ってしまったごとく、徹底的な一点集中であります。

でなければ世界レベルの革新スピードの中で旗を立てられない時代になりました。

行政の経済振興は民営化しなければいけないのかもしれません。