【春の三春 ⑥⑦:北野神社・文化伝承館】城下町のパワースポットをチャリで巡る夫婦旅 | 徒然なるままに山と歴史を・・・

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2024年4月 福島県三春町のパワースポットをレンタサイクルで巡ってきました。

その ⑥北野神社 ⑦三春町文化伝承館 です。

 

 

 

高乾院から県道に出ると、斜向かいに磐州通りとい細道があります。道を抜けた左に、三春きたまち「TENJIN」という観光案内所があります。情報収集にちょっと寄ってみました。

 

案内所も向かいのトイレも出来てから10年も経っておらず、きれいでした。

 

TENJINから一軒はさんだところに北野神社があったので、寄ってみました。観光案内所の名称は、北野天神の下にあることから名付けられたものでした。

 

民家と月極駐車場の間の参道の先の、石段を登ると正面に拝殿があります。北野神社は秋田氏の三春入部に伴って、城山の北西から移転してきました。

 

大きく張り出した唐破風の向拝には、龍や虎や鳳凰など細かい彫刻があり、拝殿自体の欄間にも透かし彫りの彫刻がありました。

 

拝殿の内部には多くの額や絵馬が掛けられています。

 

拝殿の後ろにまわってみます。本殿の横に小さなお社がありました。

 

本殿は玉垣の上に有刺鉄線が張られています。かつて誰かが入り込んでイタズラでもしたのでしょうか。拝殿のような細かい彫刻はあまりありませんが、脇障子には透かし彫りがありました。

 

本殿の左にあるのは秋葉神社です。

 

本殿の右側にも小さなお社があって、こちらは稲荷神社でした。

 

拝殿の斜め前に周囲が格子の小さな建物がありました。中には鼻がテカテカに光る「なで牛」が窮屈そうに収まっていました。慶応元(1865)年に奉納されたものです。

 

磐州通りを高乾寺の方へ戻ると、中程にナマコ壁の塀があります。

 

坂の先の突き当たりに引接山紫雲寺(浄土宗)があり、ちょっとのぞいてみました。天正15(1587)年に創建されたお寺で、自由民権運動のリーダーのお墓があります。

 

紫雲寺から引き返して三春町文化伝承館(国有形)を覗いてみることにします。ここは生糸商人の吉田誠次郎が明治28年に建てた邸宅で、現在は三春町が譲り受けて一般公開されています。

 

欄間には昔ながらの透かし彫りもあり、近代的なデザインもあります。

 

客間には雛飾りがありました。吉田家には娘さんがいたようです。

 

2階も凝った造りになっていて、襖には短冊や扇が貼ってありました。

 

丸い窓の障子は、桜の花びらが舞い込んでしまうので、閉められていました。

 

離れの蔵は紫雲閣と名付けられていますが、ここは元々予定になかったので、そちらまでは行かずに庭を見て出ることにします。

 

 

【春の三春 ⑧⑨⑩:王子神社・法蔵寺・藩講所表門】城下町のパワースポットをチャリで巡る夫婦旅 に続く・・・