徒然なるままに山と歴史を・・・

徒然なるままに山と歴史を・・・

このブログでは登山記録、また、歴史旅について書いていこうと思います。

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2026年7月 竜頭の滝上駐車場から宿堂坊山・錫ヶ岳・白檜山を回って弓張峠を経由して駐車場に戻る予定が、熱中症で途中棄権しました。

 

2026年7月21日(火) 天気:晴れ

  02:56 竜頭の滝上駐車場 スタート

  03:33 赤岩 【滞在 2分】

  04:00 熊窪 【休憩 5分】

  04:15 千手ヶ浜 【滞在 4分】

  04:23 千手ヶ浜バス停 【休憩 10分】

  04:56 西ノ湖入口

  05:26 1444地点 【休憩 5分】

  06:45 1802地点 【休憩 11分】

  07:23 宿堂坊山 【休憩 9分】

  08:24 1991地点 【休憩 7分】

  09:47 2077地点(赤岩滝下降点)【休憩 11分】

  11:01 2241地点

  11:37 錫ヶ岳 【休憩 19分】

  13:13 2296地点 【休憩 7分】

  14:08 白檜山(2394地点) 【休憩 48分】

  15:33 白根隠山南

  16:13 2193地点

  17:05 レスキューポイント

    歩行距離 26.1km

 

 

今回は栃木と群馬の県境の錫ヶ岳です。湯元や金精峠からのピストンも考えましたが、宿堂坊山も回る周回を選択しました。竜頭の滝上駐車場で車中泊し、予定通りスタートです。

 

竜頭の滝に沿って左岸の階段を5分程下り、更に10分程歩いて竜頭の滝臨時駐車場の先の看板の所を右に入ります。

 

臨時駐車場の次の看板の先から緩い上り坂になります。細道を上り、木道を行くと赤岩の展望台があります。中禅寺温泉方面の灯りが見えました。

 

赤岩から大きく下ります。昨日の大雨の影響で岩や根っこは滑りやすく、木道も慎重に通過します。7分程で木橋を渡り、その辺りから道は平坦になり、熊窪に到着しました。すぐ先が湖畔なので少し休んでいきます。

 

熊窪から一旦山側に入り、湖畔に下りてくるとすぐに千手ヶ浜に到着しました。少し波がありますが、中禅寺湖に映る逆さ男体山が何とか見えました。精進湖の子抱き富士のような感じでもあります。

 

千手ヶ浜から道路を歩いていくと、すぐに低公害バスの回転場があります。千手ヶ浜バス停の後ろに綺麗なトイレや四阿があります。今日は湿気が多く、暑くもないのにシャツはビッショリ。ここで休憩していきます。ヘッドライトをリュックに入れて、念のためトイレに寄ってから出発です。

 

バス停から先へ15分程行くと左に外れる道があります。向こうの木橋の先もまっすぐ道が続いています。橋の先も草や苔で覆われた道ですが、イノシシが掘ったおかげで、コンクリートブロックで舗装されていることがわかりました。

 

西ノ湖入口の吊り橋に出ました。

 

橋を渡って遊歩道は左にカーブしていきますが、向こうに鹿柵があり、門が見えました。

 

門の向こうへ行き、奥へ行くと宿堂坊山から伸びる尾根の突端がありました。しかし柵の向こうへ行く出口がなく、一旦引き返します。

 

門を出て、柵の外に沿って行くことにします。

 

さっき柵の内側から見えた尾根の突端には、斜路っぽいのがありました。

 

斜路を登って岩の横を抜けるとテープがありました。正解のようです。

 

踏み跡はしっかりついていて、テープもたくさんあるので迷う心配はなさそうです。ここで道が分かれました。上に行くと倒木の枝で越えられないので、まっすぐ行く道を作ったようです。

 

登りはじめて15分しか経っていませんが、黒檜山の方が少し見えたし、ちょうど座るのに良さそうな倒木があったので5分間休憩。この辺りが1444地点です。

 

あちこちにテープがあってわかりやすい尾根道でしたが、休憩から40分程で辺りが広くなってテープもなくなってしましました。適当に上を目指して20分ちょっと登った所でテープ発見。

 

テープをたどりながら5分程登るとボコボコな地形に地形になりました。

 

左は窪地になっていて、右には池なのか水溜まりかわかりませんが、不思議な雰囲気です。

 

池のすぐ先が小さなピークになってます。1802地点です。倒木があって座れるし、周りを見渡せるので熊にも備えられるし、ということで。ここでも休憩。

 

1802地点から少し登ると倒木が多くなってきます。

 

休憩を終えて30分近く登ると、笹原の奥にチョコンと盛り上がった所が見えました。

 

盛り上がった所が宿堂坊山(1968m)山頂です。木の根っこに包まれる感じで古い三角点がありました。周囲はそれ程木が密生している訳ではありませんが、展望はありません。

 

三角点に向かい合う感じでもう一つ看板があります。休憩を終えて看板の下を通って西へ向かいます。

 

宿堂坊山から大きく下ります。

 

20分程下り、笹原を登り返す所に石祠がありました。

 

鞍部から15分程登ると辺りには笹がなくなります。宿堂坊山から先はあちこちに金属板がついていて助かります。

 

また倒木が多くなりました。

 

辺りが広くなって凹凸のある地形になりました。

 

凸凹の先が1991地点です。

 

1991地点から一旦下ります。

 

7分程下ると長い登りが始まります。

 

時々右側が開ける場所があります。

 

金属プレートの文字がパンチングになっていました。これなら薄くなって読めなくなることもありません。

 

中禅寺湖や戦場ヶ原をチラチラ見ながら登っていきます。大きく開けた所からは東側がドーンと見えました。

 

頼もしい看板。

 

男体山が何となくわかるようになってきました。

 

低い笹の生える森に道が急にシャクナゲに阻まれ、掻き分けると杭がありました。

 

杭の先は左側が開けていて、ちょうどいい岩がありました。2077地点です。

 

今日初めて群馬県側が見えました。南には皇海山、西には錫ヶ岳から続く片品村と沼田市の境界の稜線が見えました。

 

2077地点から少し下ってすぐに登り返します。

 

2077地点から北西へ15分程登ると、そこから北東へ90度曲がります。曲がった先に手頃な倒木があったので6分程また休憩。

 

この辺りからも笠ヶ岳から西の群馬の稜線が見えます。

 

右側にチョコチョコ中禅寺湖を見ながら、15分程緩やかにアップダウンすると斜度がきつくなります。すぐ右には明るい笹原がありますが、そちらに行くと笹が深いので森の際を登っていきます。笹はそこそこの長さがあるので、笹を掴んでグイグイ行きます。

 

森を抜けると笹原です。南の方が一望できました。

 

笹原のすぐ上が2241地点です。

 

2241地点から少し下ります。道だか何だかわかりませんが、突っ込んでいきます。

 

森を抜けると今度は急登。日当たりがいい所は笹が深くて太いので、左の森の中を登ります。

 

笹を掴んで登ってきました。坂の途中で小休止。

 

まだまだ登ります。

 

森を抜けました。そろそろ急登も終わってほしい。

 

途中からは中禅寺湖から皇海山の方まで見えるので、休み休み登ります。

 

あと少し。

 

25分程の急登を終えたと思ったら、まだ先がありました。

 

こんな所にも池がありました。

 

池からひと登りで錫ヶ岳(2388m)に到着しました。宿堂坊山では予定より50分早いペースでしたが、ここでアドバンテージがなくなりました。

 

錫ヶ岳からは男体山・中禅寺湖方面が一望できますが、その他の方角は木が茂って見えません。

 

山頂の一角に金属プレートに地図が刻まれていました。水と刻まれた所がありますが、水が溜まった所はありましたが、水場はなかったと思います。

 

山頂から5分程下ると、これから行く白根山方面から中禅寺湖方面までよく見えました。

 

10分程でまた森に入りました。

 

5分程でまた森を抜けました。これから行く白檜山やその後ろの白根隠山とそこから右に下る稜線もよく見えます。

 

少し下ると日光白根山も見えてきました。

 

鞍部には左右に大きな池がありました。

 

池からの登りはだいぶ藪になります。

 

笹やら松やらシャクナゲやら、色々なものを掻き分けて登り、40分程で2296地点です。かなり密生した森です。

 

更に杉やシャクナゲを掻き分けていくと、群馬側が見えました。

 

稜線の右側は笹原が広がっているので、栃木側に出ると中禅寺湖などが見えます。

 

立ち枯れてザレたエリアがありました。

 

ザレ場から振り返ると錫ヶ岳がよく見えました。

 

燧ヶ岳から至仏山などの尾瀬の山も見えました。

 

手ごわい笹薮になりました。

 

ザレ場の先も立ち枯れた森が続きます。

 

こんな上の方にも池がありました。

 

赤城山も見えました。

 

ゼイゼイ言いながら笹原を登ってきました。

 

平坦な所に出ました。白檜山(2394m)の広い山頂です。予定より50分オーバーでの到着です。

 

白檜山の山頂は笹原の中にシャクナゲの盛り上がりが所々にあり、立ち枯れたあるだけなので、周囲をぐるっと見渡せます。

 

ホッとする間もなく足が攣ってしまいました。恐れていた熱中症です。ヒザサポーターを取って、ズボンの下半分を切り離して半ズボンにして、シャツも脱いで、枯木の陰で休憩します。

 

うめソルティやら塩パインやら飲んで、3ℓ持ってきた水分もあと500㎖。足の痛みも引いてきたので出発します。計画より2時間近く遅くなってしまいました。

 

笹原の向こうに中禅寺湖を見下ろしながら、そよ風を受けながら稜線を歩いていきます。

 

左には大きな窪地の向こうに日光白根山。すぐそこです。

 

白根隠山の南斜面にトラバース道が見えます。

 

左が急峻な崖になっているので、慎重に岩場を抜けて行きます。

 

岩場を越えて笹原を抜けてガレ場に出ました。白根隠山山頂の南側をトラバースしていきます。

 

滑りやすいガレ場を抜け、すぐ先のピークを目指して下ります。

 

そろそろ奥日光の山並みも見納めです。今日歩いてきた稜線が一望できます。真上が白根隠山です。

 

岩場を下って森に入ります。と、森の入口の崖で転落。足を滑らせ、掴んだ根っこも引っこ抜け、背中から2~3回転。リュックがクッションになって、何と無傷。しかし大事な最後の500㎖が吹っ飛んでしまい紛失。もう水がなくなってしまいました。

 

二重稜線の底を緩やかに下っていきます。

 

左側の小高い2268ピークの下を抜けて行きます。もうこの先は深い森で、足元に笹はありません。

 

いくつか水溜まりがありましたが、さすがに無理。辺りに水も湧いておらず、泣く泣く通過します。

 

2193地点を左から巻く予定でしたが、稜線の右下を歩いていました。

 

登山道なのか獣道なのかわかりませんが、辿っていきます。

 

何度も稜線の右に外れ、トラバース気味に下って修正して、を繰り返しながら、基本的には稜線を伝って下っていきます。

 

この先に腰掛けるのに程よい倒木があったので、リュックを下ろして座ったところ、再び足が痙攣し、攣ってしまいました。もう水はないので塩タブレットをいくつか口に放り込んでバリバリ食べましたが、治まりません。多分あと30~40分程下ると外山沢に出て水分補給ができる感じでしたが、白檜山では圏外だった携帯も電波が通じていました。回復するのを待つか悩みましたが、17時を過ぎているし、暗くなってからのレスキューだと隊員の方まで危険に晒してしまうので、ここでレスキューをお願いしました。

 

今回は水分3ℓを持っていきましたが朝から湿気が多かったこともあってか、足りませんでした。途中にいくつも池があったので、ろ過器があれば、こんなことにはならなかったと思います。この夏は妻から登山STOPの命令を下されたので、今秋以降は水分はこれくらいかな+1ℓに加え、ろ過器も持っていくようにしたいと思います。

何度山に行っても勉強させられることがある、と実感させられました。

レスキューの皆さんお世話になりました。

2026年7月 合戦尾根で燕岳・東沢岳を回って東沢乗越でテント泊、東沢登山道を下りてきました

 

【1日目】

 (駐車場〜東沢岳~東沢乗越)

  04:48 有明山登山口駐車場 スタート

  04:57 中房登山口

  05:30 第一ベンチ [滞在 4分] 
  05:56 第二ベンチ [休憩 10分]

  06:35 第三ベンチ

  07:14 富士見ベンチ [休憩 10分]

  07:52 合戦小屋 [休憩 20分]

  08:32 合戦沢の頭

  09:06 最終ベンチ

  09:20 燕山荘 [休憩 25分]

  10:16 燕岳 [休憩 18分]

  10:50 北燕岳 [滞在 4分]

  11:45 奥北燕平

  12:56 東沢乗越 [休憩 17分]

  14:21 東沢岳 [休憩15分 滞留38分]

  15:49 東沢乗越 泊

 

今回は燕岳から東沢岳・東餓鬼岳を経て有明山から下りてくる1泊2日の計画です。有明山登山口の駐車場に着いたのは夜中の1時頃でしたが、ほぼ満車でした。

 

ほぼ満車状態の駐車場から道路を歩いて、中房温泉登山口の小さなお社に安全祈願をして、いよいよスタートです。

 

昨日まで雨が降っていたせいか、登山道はぬかるんでいる所もあります。

 

第1ベンチに出ました。既に先客がいます。

 

道端の道祖神にも安全をお願いしておきます。

 

合戦小屋への荷揚げ用のケーブルがありました。

 

ケーブルの先を折れ曲がると第2ベンチです。ここで休憩していきます。

 

更に森の中を登っていき、第3ベンチを通過します。

 

第3ベンチから5分程登ると、雲海の向こうに南アルプスが見えました。

 

花崗岩の間を抜けて登っていきます。アルプスっぽくなってきました。

 

富士山がうっすら見えました。

 

第3ベンチから30分程登ると丸太を切ったベンチが置いてあります。ここからも南アルプスが見えました。

 

花崗岩の間の階段の上から人の声が聞えてきました。

 

階段を登ったところが富士見ベンチでした。

 

富士見ベンチは少し賑やかだったので、すぐ上のベンチで静かに休憩することにしました。

 

富士見ベンチの先は岩が更に増え、15分程登ると、合戦小屋まで10分の看板がありました。

 

あと10分を過ぎると西側の稜線が見え隠れするようになってきます。大天井岳も見えました。

 

合戦小屋まであと5分。

 

合戦小屋に到着しました。

 

休憩しているうちに、登ってくる人や下ってくる人でどんどん賑わってきました。

 

合戦小屋こら少し登ると眺めのいいスポットが増えてきます。大天井岳や南アルプスだけでなく、すぐそこの有明山も見えました。

 

合戦沢の頭まで来ました。この辺りまで来ると、辺りの樹木はだいぶ低くなります。

 

上の方がガスってきましたが、燕山荘が何とか見えました。

 

南アルプスは見えなくなり、有明山もほとんど隠れてしまいました。

 

しかし槍ヶ岳が見えていました。

 

合戦沢の頭から15分程登るとちょっとした岩場があります。左下の登山道を行きます。

 

岩場から更に15分程で最後のベンチがあります。向こうの方は晴れてきて、燕岳の山頂にいる人の姿も見えました。

 

燕山荘のテント場が見えてきました。

 

テント場から階段を登ると燕山荘です。

 

小屋の周囲では大勢の人たちが休憩していました。

 

槍ヶ岳から双六岳・鷲羽岳や野口五郎など黒部源流域の山々を見渡しながら、贅沢な休憩タイムです。

 

出発する前に玄関の左側の窓口で、水1ℓと冷たいビールを購入して、リュックに詰めておきます。

 

さてそろそろ、と思っていたら、ヘリの音が近づいてきました。荷物を運搬する訳でもなく、傷病者を搬送する訳でもなく、少しホバリングしてからどこかへ行ってしまいました。

 

ヘリを見送って、燕岳を目指して出発です。

 

雪の残る稜線を左に見ながら緩やかに下っていきます。

 

特徴的な岩の間を抜けて行きます。

 

似たような岩があちこちにありますが、大天井岳と槍ヶ岳を左右に従えるように空を向いたイルカ岩はわかりやすいです。

 

砂地の坂道はロープが張ってあり、その右下にはサレた急斜面が続いていました。

 

めがねっぽくないめがね岩を通過していきます。

 

めがね岩の先にある巻道の分岐から5分程登ると燕岳(2763m)山頂です。

 

燕山荘から大天井岳への稜線の左側は雲に覆われていましたが、前穂高岳から野口五郎岳の更に先まで、裏銀座が一望できました。

 

北燕岳の向こうには立山や剱岳の山頂だけ見えました。

 

東側は全体的に雲の中、もう南アルプスや富士山も見えませんでした。

 

燕岳から北へ、東沢岳を目指して一旦下って稜線を行きます。

 

北燕岳の手前の分岐までは大したアップダウンもなく来ました。

 

分岐の標柱のすぐ先の岩場を登ってみます。

 

岩の上は滑らかな感じです。奥へ行ってみます。

 

岩の一番北側に北燕岳(2748m)の看板が置かれていました。更に北に岩稜が続いていますが、登山道は右下を通っています。

 

ハイマツの根っこを掴んで岩場を下りてきました。分岐から東側へ下ります。

 

北燕岳から先に連なる岩稜の下に沿って行きます。

 

振り返ると北燕岳の山頂に山ガールがいました。

 

燕岳の方がガスってきましたが、山頂の人の姿はよく見えます。

 

砂利の急斜面がありました。足の置き場を作りながら登っていきます。

 

砂利をよじ登ったところにある看板に北燕岳稜線と書いてありました。北燕岳から岩稜の上を通ってくることはできなかったようですが、切り立った岩の間の、風が抜けて気持ちがいい場所です。

 

10分程休憩して出発します。岩の向こうに回り込んでいきます。左は崖です。

 

稜線の西側を登って稜線上に出てきました。上の方に標柱が見えます。

 

休憩から15分で奥北燕平に出ました。稜線はまっすぐ続いていますが、登山道は右に曲がります。

 

振り返ると、もう槍ヶ岳はおろか燕岳も見えなくなっていました。

 

滑りやすい砂の斜面の先には、餓鬼岳へ続く稜線が少しだけ見えました。

 

奥北燕平から10分程下ると、急に樹林帯になります。

 

両側から枝葉が道を覆う間を抜けると、ザレ場の縁に出ました。足を滑らせると下の雪渓から更に下まで落ちてしまうので、慎重に下ります。

 

階段の残骸がありました。急坂です。

 

ほとんど藪漕ぎのような急坂の先はザレ場の縁。次々に試練が訪れます。

 

更に砂の急坂。15分程続きます。

 

坂の傾斜が緩くなったと思ったら、道がなくなりました。

 

松の枝の下をくぐり、笹をかき分けていきます。

 

ようやく東沢乗越に出ました。450mの大下りはかなり応えます。

 

東沢乗越で一休みして、東沢岳へ向かいます。いきなり深い笹薮です。

 

一旦笹薮が終わったと思ったら5分程で道がなくなりました。

 

25分程登ると上の方が明るくなったので、稜線の歩きやすい道になると思いきや、もっとひどくなりました。一応道はあるものの、胸程ある笹が道を隠し、足元を見えなくしています。

 

急斜面が待ち構えていました。多分あの中に突っ込んでいきます。

 

20分程の藪漕ぎを抜けました。

 

5分程でハイマツ&シャクナゲの手ごわい藪になりました。

 

途中から振り返るとすぐ下まで雲に隠れていました。

 

大きな岩が見えました。その先は見えませんが、もうすぐでしょうか。

 

低い松の間を抜けると、東沢岳の山頂が見えました。

 

山頂へダイレクトに行けそうですが、道は左に巻くように続いているようです。

 

山頂を巻いていくと標柱が見えました。

 

また餓鬼がいました。このまままっすぐの餓鬼岳へのルートとは、ここでお別れです。

 

標柱のところから山頂へ行ってみます。

 

ひと登りで東沢岳(2497m)山頂です。看板も標柱もありません。

 

一旦休憩してから、今日泊まる予定の東餓鬼岳を目指します。

 

山頂から100m程行くと藪に突入します。背丈より高いマツは太い枝を横に伸ばし、進入を阻んできます。一旦山頂まで戻って行けそうなルートを探してみましたが、ガスってよく見えず、もう一度トライしてみたものの、はじき返されました。

 

東沢岳から清水岳まで藪漕ぎということは知っていましたが、ここまでとは思いませんでした。引き返すことにします。山頂の左を巻いていきます。

 

山頂下から来た道を戻ります。餓鬼岳方面が少し晴れてきて、高瀬湖も見えました。

 

ハイマツやシャクナゲを掻き分けて、更に笹藪に入ります。

 

東沢乗越に戻ってきました。

 

一旦標柱のすぐ後ろにテントを張りましたが、その先にちょうど1張分の平坦地があったので、そちらに移動しました。

 

まだ辺りも明るいので、テントの中で1時間ほど読書して少し寝て、それでも明るかったですがソロ宴会開始を開始しました。ビール1本は保冷剤代わりに家で凍らせてきたもので、他の2本は燕山荘で買ったものです。

 

 

【2日目】

 (東沢乗越~駐車場)

 

  06:06 東沢乗越 スタート

  07:10 大洞沢出合

  09:05 ブナ平

  09:50 吊り橋

  10:22 中房温泉 招仙閣

  10:28 中房温泉登山口

  10:37 有明山登山口駐車場 ゴール

    総歩行距離 21.8km

 

鳥のさえずりで目を覚ましました。今日もいい天気です。テントを撤収してリュックの荷物を詰め直していると、右上の笹薮からガサガサ音がし、近づいてきました。慌てて熊スプレーを探し、熊鈴を鳴らしましたが、音は更に近づいてきます。「おーい、人か熊か?」と問いかけると、すぐ上の東沢乗越で音が止まり、「熊鈴忘れちゃって、すみません」と声がかかりました。燕山荘に泊まって餓鬼岳まで往復するそうです。危うくスプレーを噴射するところでした。

 

今日は下るだけです。中房温泉に向けて出発します。

 

昨日は右の笹薮から下りてきましたが、今日はまっすぐ行きます。

 

東沢乗越からすぐの所から、これから行く谷や南アルプスもうっすら見えました。

 

少し下ると、今日最後に行く予定だった有明山も見えました。

 

3分程下ると、もう笹薮になってしまいました。

 

急な斜面からは甲斐駒ヶ岳から白峰三山が見えます。

 

笹を踏んでしまうと滑落しかねない急斜面を下りていきます。

 

40分程下ると右下に沢が見えました。

 

水が染み出すザレた斜面を横切ります。濡れているものの岩が出ていたので、慎重に岩の上を通過しました。

 

先の方に河原が見えました。もうすぐラクになるか、期待大です。

 

草を掻き分けて行くと、テープの向こうに河原が見えました。

 

河原に下りてから振り返ると、大洞沢出合の看板がありました。

 

上流の方には東沢岳が見えました。

 

ここから沢沿いの傾斜の緩い道になることを期待して河原を歩いていきます。

 

河原歩きはテープがあると安心できます。

 

一番低いところが東沢乗越です。

 

河原歩きはすぐに終わり、森に入ります。

 

森に入るとすぐに茂みに道が隠れました。

 

堰堤がありました。飛び降りました。

 

茂みから岩が覗いていると思ったら、石造の堰堤でした。ここは後ろ向きに下りる途中で、ズリ落ちました。

 

川の流れは早いですが、水は冷たく澄んでいます。渡渉します。

 

また草藪。大洞沢出合までの薮で濡れたズボンや靴も、河原歩きで多少は乾くと思ったのに。

 

ここは渡渉ではなく、河岸の岩を伝ってこのまま右岸を行きます。

 

森へ入り、河岸に出たと思ったら渡渉して、また森へ、の繰り返し。

 

河岸に平坦な所がありました。もう2時間歩いてきましたが、その間に靴に入った水を出し、靴下を搾って、少し休憩していきます。

 

15分程休んで、また森に入っていきます。

 

堰堤を下り、渡渉し、更にザレた所を突っ切ります。

 

ザレ場の上には土砂崩れの跡、その上は崖。

 

堰堤の端をジャンプ。

 

急斜面を登って川から離れます。

 

30分以上登った先の、緩い斜面に笹原が広がるエリアを通過。

 

笹原の先にブナ平の看板がありました。

 

ブナ平からは大きく下ります。

 

ブナ平から15分程下って堰堤を下り、少し笹薮を行き、小さな沢を渡ります。

 

2段連続する堰堤、迫力があります。

 

ブナ平から20分程で、ちょっと怖い歩道がありました。鉄パイプで支えているので、大丈夫でした。

 

ここは渡渉かなあ、と辺りを見回すと、対岸の木に○印がありました。

 

上の方は早くもガスってきていました。

 

堰堤を下る階段がありましたが、崩れていました。

 

こっちの堰堤は倒木をカットして踏みしろを作っていますが、滑りそう。体重をかけないようにしてクリア。

 

ふと見ると木に隠れるように吊り橋がありました。

 

轟音を轟かせて流れる中房川を渡ります。

 

大雨の時に激流や流木に押されたのか、吊り橋は下流側に湾曲していました。

 

吊り橋に先は川沿いの道です。左側は大きく落ち込んでいます。道が細く笹が密生している所もあり、滑ればイチコロです。

 

岩の上に造られた堰堤。備中松山城の石垣のようです。

 

吊り橋から15分ちょっとで、あたりが広く緩やかになってきました。

 

すぐにかつてキャンプ場のだったような所がありました。

 

この辺りでは、綿のようなものが大量に浮遊していました。中には蜘蛛の巣に引っかかっているものもあり、後で調べたら、ヤナギの仲間の木が飛ばす種子のついた綿毛のようです。

 

壊れた階段がありました。手摺りの支柱が1本落ちていますが、ロープを頼りに登ります。

 

階段の上には奥へ行く道がありました。さっきの廃キャンプ場の方に行けるようです。

 

すぐ先の看板に白滝の湯と書いてありました。さっきのは廃キャンプ場ではなく温泉施設のようです。

 

餓鬼岳登山口の看板の向こうに、ちゃんとした階段がありました。

 

階段を下りたところに温泉旅館のような建物がありますが、ひっそりしていました。

 

建物の横を一旦下ります。

 

階段を登った所は中房温泉招仙閣の前でした。

 

宿の前にはベンチや足湯がありました。

 

招仙閣の先の橋から沢の上流をみると、燕岳方面が完全に雲に隠れていました。

 

中房温泉登山口まで戻ってきました。これから登る人や下りてきた人が大勢いました。

 

無事下山のお礼をしておきました。

 

登山口から坂道を下り、温泉橋を渡り、駐車場に戻ります。駐車禁止のはずの路肩にも車が並んでいました。

 

有明山登山口駐車場に到着、ゴールです。

 

この駐車場も大量の綿が飛散していました。

 

今回は燕岳から絶景を拝め、大満足です。有明山はまた別の機会に訪れたいと思います。

2026年6月 諏訪湖南岸にある守屋山と物部守屋神社に行ってきました。

 

 

伊那市と諏訪市の境界にある守屋山の南側、伊那市高遠町に物部守屋神社があります。R152沿いに社号標や大きな枝垂桜があります。左側には守屋山山頂にある奥宮への表参道があり、右横にはバス停とバスの転回場がありました。

 

石段を上ると左右に狛犬がいます。だいぶ小顔でまん丸お目目です。

 

左側の狛犬の後ろにある手水は常に水が出ています。表参道の左を流れる沢の水が引かれているようです。

 

鳥居には物部守屋神社の扁額が掛かっています。

丁未の乱で蘇我馬子・聖徳太子の連合軍に敗れた物部守屋の次男武麿が、この地に逃れてきて諏訪大社の神官(神長官)守矢氏の養子になった、と言われています。武麿や武麿と一緒に逃れてきた人の子孫が守屋氏を名乗り、更に後年物部姓に復帰するなどして、この周辺には守屋さんや物部さんというお宅が今でもあるそうです。

 

鳥居をくぐるとすぐに石燈籠があります。左側には山王と刻まれていました。日吉神社が合祀されているのかもしれません。

 

砂利の参道の先の石段を上ったところに拝殿があります。

 

拝殿の手前の狛犬は小顔ではありませんでした。

 

拝殿の内部は外陣と内陣に分かれているようですが、祭壇はありません。正面にある扉の透かし彫りからは光が差し込んでいました。

 

拝殿の後ろに回ると、急な石段が伸びていました。

 

石段を数段上って振り返ると、拝殿の扉の格子が見えました。

 

石段の途中に石燈籠がありますが、左右で形が違っていました。別々に奉納されたようです。

 

石段の上に覆い屋に納められたお社があります。こちらが本殿のようです。板葺きの屋根のお社には、木鼻に象や獅子、欄間には龍がいます。注連縄はありませんが、扉の前に鳥居がありました。

 

お社の屋根の上には「龍守屋神社」と書かれた木札が奉納されていました。守屋山は雨乞いを祈祷する山ということで、ここには龍神様もいるようです。

 

流造のお社には廻り縁に高欄がついて、脇障子には彫刻もありました。それ程古い建物ではないようですが、地元で崇敬されていることがよくわかります。

 

お社の左にも石祠があります。手前の火袋のない石燈籠の竿に刻まれた文字は宝暦と書いてあるようです。260年程前に奉納された古いものでした。

 

お社の右側には御嶽山と刻まれた石碑の横に3基の石祠が並んでいました。手前の石燈籠は2基とも上半分が落ちていました。

 

拝殿の方に下りていきます。

 

拝殿の左から奥に下りていくと表参道に出ます。

 

表参道の坂道を緩やかに登っていくと沢があり、渡渉します。ここまでは車が通れる道幅でしたが、沢の先は登山道になります。

 

沢の右岸を行くとすぐに守屋山登山口の看板があります。ここは左に行けそうですが、まっすぐ登ります。紛らわしくて道を間違えそうなので、要注意です。

 

沢に沿って登っていくと鳥居があります。右へ行くと立石コースの登山口へ行ってしまうので、まっすぐ鳥居をくぐっていきます。

 

坂道は徐々に急になります。やがて正面に大きく枝を広げた巨木があります。注連縄が巻かれていても不思議ではない御神木感があります。

 

守屋山東峰の看板の先は更に急登になります。

 

周囲に松の木が多くなり、森を抜けた所で守屋山東峰の下に出ます。守屋山は諏訪大社のご神体なのに、守屋神社の奥宮があります。奥宮のすぐ後ろが東峰山頂です。

守屋山は元々「森山」と呼ばれていました。ご神体らしい名称だと思います。物部武麿が養子入りした神長官守矢氏の先祖は、諏訪明神に敗れて諏訪大社の神官になったものの、御神体森山を守屋山と改めて、山頂に物部守屋を祀ることで、諏訪明神(諏訪氏)に屈していないことを示したのではないかと思います。

奥宮の真後ろの位置に諏訪大社上社があります。石祠を拝むと上社を拝んでいるようにカムフラージュできます。

 

奥宮の前の岩には碑文が刻まれていますが、コケや風化で全く読めませんでした。

 

奥宮は柵に囲まれています。この柵が玉垣で、神聖な場所だということだと思います。

 

今回は守屋山登山が目的でした。地図には守屋神社と載っているのに神社の鳥居に物部守屋神社と書いてあったことと、以前に諏訪大社を回った時に神長官守矢家というのがあり、守屋と守矢ってつながりがあるのか気になったことで、後付けで調べてみました。諏訪大社に大祝家と神長官守矢家というのがあって、何だろうと思っていたのにそのままになっていたので、今回の登山がそういうことも知るきっかけになりました。今後も信仰の山に行ってみたいと思います。

 

2026年6月 立石コースで守屋山に登り、表参道で下りてきました。

 

2026年6月10日(水)

  08:30 駐車場 スタート

  08:32 立石コース入口

  08:51 立石

  08:54 岩巡り入口 

  09:12 浅間ノ滝 【滞在 2分】

  09:22 前嶽分岐

  09:24 前嶽

  09:27 前嶽分岐 【休憩 2分】

  09:37 分杭平分岐

  09:45 守屋山東峰 【滞在 7分】

  09:54 守屋神社奥社

  10:01 中嶽

  10:11 守屋山西峰 【休憩 31分】

  10:40 中嶽

  10:50 守屋山東峰 【滞在 2分】

  10:53 守屋神社奥社

  11:48 物部守屋神社 【滞在 13分】

  12:15 駐車場 ゴール

    歩行距離 8.5km

 

 

昨日の御嶽山と違って、今日は朝からいい天気です。R152沿いの駐車場は、壊れかかった社屋の前に除雪車が何台か止まっていて、その会社の駐車場かと思いましたが、県外ナンバーの車もあり、登山の支度をしている人もいました。

 

駐車場から国道を杖突峠の方へ少し行くと、守屋山立石コース入口の看板があります。

 

国道から先もしばらく舗装された坂道を上り、4分程で左側の駐車場のような広いスペースがありました。左奥から登山道に入ります。

 

道路と並行に登った後は、だんだん左の方へ逸れていく感じになります。

 

地元の方のおかげで歩きやすい登山道になっています。

 

道が折れ曲がる所に大きな岩がありました。横には亀石と書いてありました。

 

一人静道、まさに私です。

 

一人静道の先に立石がありました。

 

立石からは美和湖が見えましたが、中央アルプスの方は雲がかかって見えませんでした。

 

すぐそこに見えるのは表参道の尾根のようです。

 

立石から3分程で分岐がありました。右上に登っていく登山道からは外れて、岩巡りコースに行ってみます。

 

分岐からは若干下りになります。右側に巨岩がそそり立っています。

 

平成のビーナスという看板がありましたが、よくわかりませんでした。

 

ビーナスの看板の上の巨岩からは、何本も枝分かれする木が生えていました。

 

夫婦岩の木柱がありました。

 

親子岩。右上が親なのか下のが親なのか。巨岩がたくさんあってわかりづらいです。

 

4分程岩巡りしているとハシゴがありました。このコース唯一のハシゴです。

 

ハシゴの先も危険な所はありませんが、右上にいくつもの巨岩が見られます。

 

岩の下がおおきくえぐれた鬼ヶ城がありました。上の道を歩く人の声が聞こえました。

 

鬼ヶ城にはいくつもの石積みがありました。石像や祠などはありません。

 

鬼ヶ城の先を折れ曲がって登ると、すぐに登山道に出ました。

 

尾根上の登山道の九十九折りを登っていきます。上を歩くのは鬼ヶ城の上で話をしていた夫婦のようです。

 

登山道を4分程登ると再び分岐がありました。まっすぐ尾根を行くルートから外れ、左の浅間の滝の方へ行ってみます。

 

分岐から2分行くと浅間の滝がありました。

 

上から流れ落ちる小さな滝の周辺からも水が染み出ていました。滝の左に木花咲耶姫を祀る石祠がありました。

 

前の二組の跡をついて滝の先へ登ると、3分程で再び登山道に出ました。

 

更に3分程登ると稜線に出てきました。前嶽と東峰との分岐でした。

 

右に向かうと、わずか2分で前嶽山頂(1514m)です。

 

まったく水分補給をしていなかったので、分岐に下りてリュックを下ろして小休止していきます。

 

分岐の先は尾根上を行きます。まっすぐ伸びる大きなゼンマイの茂みのエリアを縫うように、九十九折の急坂を登ります。

 

息切れ坂と呼ぶそうです。

 

息切れ坂の看板のすぐ先に胸突き八丁と書かれていました。

 

あとひと頑張りと書いてありますが、まだまだありそうです。

 

立石コースの降り口の看板がありました。ここから先はだいぶラクになります。

 

すぐ先にも看板がありました。

 

分杭平へ下る道の分岐でした。

 

分岐の先の緩やかな坂を行きます。

 

分岐から3分程行くと前が開けました。

 

まっすぐ登る階段と右から回る坂道に分かれていました。右の方が景色が良さそうなので、そちらへ行ってみます。

 

右下に諏訪湖が見えました。手前の森の下の方に諏訪大社があります。

 

カーブを左に曲がると山頂です。

 

守屋山東峰(1631m)に到着です。

 

山頂標の建つ岩の上からは、すぐそこに守屋山西峰が見えます。右の方に諏訪湖・茅野の街・入笠山方面をぐるっと見渡せます。

 

西峰の左には木曽駒ヶ岳方面がチラッとみえました。

 

東峰の先へツツジの間を下ると、すぐに檻が見えました。

 

熊やイノシシを捕る罠かと思いましたが、守屋神社奥宮でした。

 

奥宮の先で左に下る道と分かれて、まっすぐ行きます。

 

すぐに森の中の道になります。

 

右側は木々の間から諏訪湖が見えたりします。

 

ほとんど平坦と思えるような小さなアップダウンを行くと守屋山中嶽の看板がありました。登山道の途中といった感じで、展望もなく山頂感がないので、看板がなければ通過してしまいます。

 

向こうに建物が見えてきました。

 

トイレかと思ったら休憩所でした。中は三畳程しかなく、他人と一緒になるとちょっと気まずい感じです。

 

休憩所の横にも屋根のかかったスペースがありました。

 

休憩所の先の坂を登ると山頂です。

 

守屋山西峰(1651m)到着です。

 

西峰山頂は東側以外にベンチがあり、大勢いても休憩できます。諏訪から茅野の街を見下ろせます。

 

伊那盆地の向こうの中央アルプスはほぼ見えません。

 

北西の方には穂高連峰が見えました。

 

なだらかな美ヶ原がよく見えます。

 

八ヶ岳はところどころ見える感じでした。

 

あっちこっちで色々な人に話しかけてうるさい方がいるので、来た道を東峰方面に戻ることにします。地元の人のようなのに、一人静道ではないようです。

 

中嶽を向こうに下った所にある木の根元に観音様がいました。行きに夫婦二人連れの方がここでしゃがんでいたので、何だろうと思いながら通過していました。

 

奥宮まで戻ってきました。その手前を右に下る予定ですが、もう一度東峰に行ってみることにします。

 

東峰山頂からは、さっきより周りの雲が取れて眺めが良くなっていました。北アルプスから八ヶ岳の方も見やすくなっています。

 

槍ヶ岳もチラッと見えました。

 

再び奥宮に戻って、分岐を南に下ります。

 

松葉が積もって柔らかい道は小石が隠れていて、意外と危ない道です。

 

奥宮から3分程下ると路傍に大きな岩がありました。振り返ると、神剣を山に納める時に傷つけたという「刀傷痕の岩」がありました。

 

刀傷痕の岩から先は阪がきつくなります。松林の中の道を下っていきます。

 

時々大きな岩があります。この岩は名前はありませんでした。

 

笹の花が咲いていました。山の上の方も花が咲いていて、山全体が開花ラッシュのようです。数十年に一度しか咲かない笹は、花が咲くと枯れて次世代の笹に生え変わるそうです。

 

脇道がありました。道には草が生えているので、本道とは明らかに違う感じでした。

 

お水鉢と書いてありました。矢印の先に鉢っぽいかな、という感じの石がありました。石や木につけられた看板は全て登ってくる側を向いているので、くだりだといちいち振り返って看板を探す必要があります。

 

九十九折れの道を下っていきます。曲がる所はまっすぐ行けそうな獣道というか山菜取りの為のようなものが続いているので、道から外れないようにしてあります。立石コースにもこの表参道にも何ヶ所もそういう所がありました。

 

何度も折り返しながら下っていくと、登山道の看板がありました。

 

まだまだ九十九折れの道が続きます。

 

登山道には大量の枯葉が積もっています。初めのうちは登山道の右や左を歩いていましたが、そのうち面倒臭くなって、枯葉の道をザッザッと下っていきます。

 

登山道から少し離れた所に腰掛けの松があります。

 

腰掛の松のすぐ先に蛇神の看板がありました。周りには蛇っぽい岩はないので、多分この木のことだと思います。建御名方命は諏訪大社のご祭神です。

 

奥宮から下り始めて45分程で左から水音が聞こえてきます。更に下るとすぐに鳥居が見えてきました。

 

鳥居の先に沢の方に下る道があります。沢の少し上流側で渡って立石コースの入口の方へ行く道があるはずなのですが、廃道となっているようです。

 

鳥居の先へ少し行くと、表参道登山口の看板がありました。

 

看板のすぐ先で渡渉します。

 

沢の左岸をまっすぐ下っていきます。

 

渡渉して2分程で左へ行く道があり、上に建物が見えました。

 

物部守屋神社に到着です。無事の下山のお礼をしていきます。

 

拝殿の正面から階段を下ります。

 

鳥居には物部守屋神社と書かれた扁額が掛けられていますが、社号標には守屋神社と刻まれていました。

 

守屋神社からはR152を歩いていきます。

 

守屋神社からすぐの所から守屋山が見えました。このポイントから先は樹木が茂って見えなくなってしまいます。

 

緩やかな坂道を歩いてゴールの駐車場に着きました。

 

 

守屋山は諏訪大社のご神体といわれる信仰の山なので、いつか登ってみたいと思っていましたが、半日で登れてしまうので何かのついでに、と考えていました。たまたま昨日御嶽山に登って、今日は16時までに帰宅するという、ちょうどいいついでができました。

山頂での平均年齢は70歳ちょっとという感じで、安全に登れ、岩や滝などの見どころもあり、何といっても東西両峰とも素晴らしい眺望がありました。梅雨入りして間もない時期ということもあって、周辺の山には雲がかかっているところも多かったものの、天候に恵まれ気持ちのいい山歩きができました。

 

2026年6月 中の湯の駐車場から御嶽山(四の池周回)に行ってきました。

【五ノ池・継子山から六合目(中の湯)】

 

2026年6月9日(火)

  05:16 中の湯(六合目) 駐車場 スタート

  05:54 七合目八海山支店(飯森小屋)【休憩 7分】

  06:11 七合目行場山荘 【滞在 5分】

  07:07 八合目女人堂 【休憩 15分】 

  08:37 石室山荘

  08:53 九合目覚明堂 【休憩 10分】

  09:12 剣が峰東十字路

  09:29 二ノ池本館 【休憩 9分】

  09:57 二ノ池ヒュッテ

  10:22 白龍避難小屋(三ノ池乗越) 【休憩 25分】

  11:03 摩利支天乗越

  11:08 展望台 【滞在 5分】

  11:33 摩利支天山 【滞在 11分】

  12:10 摩利支天乗越

  12:31 五ノ池小屋 【休憩 3分】

  13:05 継子岳 【休憩 13分】

  13:32 継子二峰

  13:55 四ノ池

  14:14 三ノ池

  14:30 五ノ池小屋 【休憩 4分】

  14:56 摩利支天乗越

  15:05 白龍避難小屋 【休憩 18分】

  15:46 二ノ池本館

  15:59 九合目覚明堂

  16:06 石室山荘

  16:47 八合目女人堂 【休憩 5分】

  17:27 七合目行場山荘

  17:37 七合目八海山支店(飯森小屋)

  18:16 中の湯 駐車場 ゴール

    歩行距離 19.3km

 

 

五ノ池小屋の手前のベンチでの休憩を終え、出発します。

 

小屋の右から回り込むようにお社の方に向かっていきます。

 

少し登ると四ノ池を見下ろすことができます。四ノ池は雪解け水が流れているものの池はありません。

 

お社の横に行者さん。

 

お社の所が飛騨頂上(2811m)です。ここもたくさんの石碑や石像がありました。

 

飛騨頂上から少し下りて緩やかに登っていきます。

 

継子岳への緩やかな上り坂の先に広やかな山頂がありますが、そこから先には急斜面です。そこを登る人の姿が見えなかったら、ピストンしていたかもしれません。

 

岩の上に寄り添うように、と思ったら自然石ではなく石碑でした。

 

広い稜線を登っていきます。

 

左上の方に石碑のようなものがたくさん見えてきました。

 

石碑にような薄い岩が無数に立っていました。どれも文字が刻んではおらず石碑ではないようですが、荒涼とした不思議な光景です。針の山と呼ばれているようです。

 

針の山はしばらく続きます。

 

乗鞍岳は見えたり見えなかったり、ずっと微妙な感じでした。

 

勾配が緩やかになって、山頂標柱っぽいものが見えてきました。

 

継子岳(2859m)に到着です。山頂の石碑は倒れ、石像は頭がありませんでした。

 

山頂標柱の傍に釣鐘が置いてありました。

 

剣ヶ峰方面は雲に覆われてきてしまいました。

 

少し粘っていたらまた剣ヶ峰が見えてきましたが、アルプスの方は見えなくなっていました。

 

休憩を終え、継子ニ峰の方へ下ります。

 

少し下ると石積みがあり、その向こう側に北風を避ける感じで鳥居が建っていました。

 

鳥居の右には丸々した雷鳥がいました。

 

継子ニ峰に向かってまっすぐ伸びる道がいい感じです。

 

三ノ池に雲が溜まっていました。

 

さっき見えた3人組が向こうからやってきました。一人は行者さんの装束でした。広い稜線は、コースから外れないように張ってあったロープの支柱が、点々と続いています。

 

振り返るとなだらかな継子岳。

 

継子ニ峰に出ました。

 

ここも石積みの南側にお社がありますが、もうすぐ倒れそうです。

 

また八ヶ岳から南アルプスが見えました。富士山は見えません。

 

ここから急坂を下ります。

 

雨が上がっていて良かった。滑ったらあの世行きです。

 

四ノ池を目指して更に下ります。浮石を踏まないように慎重にいきます。

 

四ノ池の向こうに飛騨頂上のお社が見えます。ここでは雷鳥が挨拶しにきてくれました。

 

四ノ池まで下りてきました。雪解け水が流れ出ています。この先に落差90mの滝があります。

 

こんな所で渡渉するとは思いませんでした。

 

渡渉した後は登りになります。

 

三ノ池を回る道に合流しました。当初の計画だとここから三ノ池の畔の避難小屋に下りて女人堂に下る予定でしたが、通行止めだそうなので、摩利支天乗越を越えて行かないといけません。

 

三ノ池の氷が向こう岸の方に流されていました。

 

五ノ池小屋を目指します。継子岳から下ってきた稜線の向こう側は真っ白になっていました。

 

池の水は御神水だそうです。

 

残雪がありました。トラバース気味に登っていきます。

 

ここで足を滑らせれば四ノ池まで落ちますが、ケガはなさそうです。

 

五ノ池小屋まで戻ってきました。

 

計画変更になってしまい、ここから摩利支天乗越・九合目を経て女人堂に下らなければなりません。あまりゆっくり休憩している訳にはいきません。

 

これから岩場を登っていくのにガスってきました。

 

滑りやすい噴石エリアを登っていきます。

 

雲は継子岳の方に移っていきました。

 

ゴツゴツした岩エリアを折れ曲がりながら登っていきます。

 

摩利支天乗越まで登ってきました。

 

ここから剣ヶ峰を眺めながら下っていきます。

 

白龍避難小屋まで下ってきました。前回の和名倉山の時は半分くらい下ったところで膝痛に悩まされたので、ここでストレッチしたりして、ちゃんと休憩しておきます。

 

三ノ池は雲の中。たぶんここの残雪が崩れると、下を通る三ノ池道の登山者を押し流してしまう可能性があるのだと思います。

 

休憩を終え、一旦賽の河原に下ります。

 

下った賽の河原から登り返してきました。向こうに避難小屋や摩利支天山が見えます。

 

右に二ノ池ヒュッテが見えました。正面の二ノ池本館を目指します。

 

二ノ池本館の手前にも残雪がありました。

 

雪解けの急流を渡って本館へ行きます。

 

本館と二ノ池の間の細道の正面に剣ヶ峰が見えます。

 

今朝は鳥居の向こうの鞍部からヒュッテに下りました。

 

二ノ池東岸の湿地を南下します。

 

二ノ池とその東の小さな池の間を通り、分岐にきました。残雪の方に行くと覚明行者が入定した場所に行きますが、そこは今朝通ったので左の方へ行きます。

 

トラバース気味に下ります。

 

分岐から5分程下ると剣ヶ峰東の十字路から下ってきた道と合流します。

 

剣ヶ峰の方はガスっていました。

 

すぐに九合目覚明堂の鳥居が見えました。

 

立像・坐像の前を通り、お社に無事の下山をお願いしていきます。小屋の前には材木も置かれていますが、屋根は穴が開いたままで、復旧はしなさそうです。

 

覚明堂から更に急な岩場を下ります。すぐ下に石室山荘の屋根が見えます。

 

小屋の向こうからは作業の音が聞こえました。

 

石室山荘から更に下ります。

 

雲のスキマから女人堂が見えました。

 

女人堂まであと1km。まだまだです。岩場から砂利道に変わりました。

 

岩を回り込んだ所から地面は黒くなり、木製の階段の道になりました。

 

女人堂まであと500m。

 

両側にハイマツが茂る階段を下るとまた辺りが開け、左右に石碑が立ち並ぶエリアに出ました。御嶽神社小社の屋根が見えます。女人堂まであと少しです。

 

残雪の向こうが女人堂です。

 

西国開基のお二人に挨拶して八合目女人堂に到着です。

 

山頂方面はガスって見えなくなっていました。三ノ池からトラバース道でここまで来られればだいぶ時間短縮になりましたが、二ノ池で剣ヶ峰を見られたし、まあ良かったかな。

 

女人堂から先は周囲に樹木が多くなります。周囲はガスっているので、あまり関係ありませんが。

 

石が折り重なる道は残雪を過ぎると階段になります。階段は乾いていますが、土の部分は湿っているので、靴底が濡れて滑りやすいので、慎重に急ぎ足で下ります。この下が即身明行者行場です。

 

女人堂から20分程で、イオン寄贈の橋まで下りてきました。

 

まだ左右に雨水が流れていました。

 

小さな沢をいくつか渡ります。石も橋も濡れていました。

 

七合目行場山荘まで下りてきました。階段の下から覚明社に向かって頭を下げていきます。

 

行場山荘の先の分岐を通過。

 

水は流れていないものの、水溜まりが多くなってきました。

 

七合目八海山支店まで来ました。ゴールまであと少し。

 

軒下にある板は濡れていないので、そこにリュックを下ろして、ヘッドライトを取り出し、念の為装着していきます。

 

この辺はまだ階段を伝って水が流れていました。

 

滑りやすいところはまだまだあります。

 

鳥居まで下りてきました。八海山支店から18分、だいぶ長く感じました。

 

もう少しと思っていましたが、なかなかゴールに辿り着けませんが、焦りは禁物。慎重に行きます。

 

鳥居から12分、最初のお社に出てきました。もう階段はありません。

 

「左駐車場」の表示がありました。今朝こんな所通ってきたかな?と思ってGPSを確認。まっすぐ行きます。

 

緩いカーブを曲がって中の湯駐車場に到着です。ヘッドライトは点灯せずに戻れました。

 

今朝私含めて5台あった車は3台になっていました。

 

今回は朝のうちは雨に降られ、帰りもガスガスでしたが、森林限界の上では天気に恵まれ、北アルプスこそ見えなかったものの、南・中央を一望でき、気持ちのいい山歩きができました。しかし剣ヶ峰へは行けず、三ノ池道も通れず、下調べの甘さを痛感しました。王滝口登山道が通れるようになったらまた来ようと思います。

 

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