【東国三社巡り ②:鹿島神宮の四鳥居】パワースポットを巡る夫婦旅 | 徒然なるままに山と歴史を・・・

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2024年1月2日 東国三社を巡ってきました。

その② 鹿島神宮の東西南北の一ノ鳥居 です。

 

   

 

 

常陸国一之宮である鹿島神宮には、東西南北のかなり離れた所に一ノ鳥居があります。その4つの鳥居を巡ります。

まず初めに来たのが北一ノ鳥居です。鹿島市北部の県道186号と242号の交差点付近の森の中に、道路をまたいで建っています。鳥居の北側に4~5台止められる駐車スペースがあります。

 

北一ノ鳥居の袂にもう一つ鳥居があります。戸隠神社です。

戸隠神社は長禄元(1457)年に信濃国から分霊を勧請して創建されたと伝えられています。

 

戸隠神社の鳥居は西向きですが、社殿は南の鹿島神宮の方を向いて建っています。

 

社殿の内部は奥が一段高くなっていて、社が納められています。

 

社殿の真後ろに小さな石祠がありました。

 

北一ノ鳥居からR51を南下し、カシマスタジアムの手前を海の方に曲がると、突き当りの明石浜の堤防の手前に、木造の東一ノ鳥居があります。鹿島神宮のご祭神である武甕槌大神が、出雲での国譲りを終えて、上陸したのがこの明石浜と言われています。

 

鳥居の前からは海が見えないので、堤防に上ってみました。

 

堤防の上からは南にある風力発電所が見えます。

 

堤防の上からは鳥居の先に、1kmも内陸に入ったところに建つ鹿嶋灯台が見えます。その左の方に鹿島神宮があります。

 

東一ノ鳥居からまっすぐ伸びる道沿いに2基の石碑が建っています。向こうは東一ノ鳥居の再建を記念して建てられたものです。

 

もう一つの石碑には「鹿島大神宮」と刻まれています。御供え物がありました。

 

東一ノ鳥居から鹿島神宮を挟むような位置に、北浦の水中に西一ノ鳥居が建っています。鎌倉時代に弱者救済活動を行った忍性によって、最初の鳥居が建てられたとされています。ここは大船津という地名で、古くから船着き場があったことがわかります。

 

鳥居の前の道を行くと、鎌足神社を経て鹿島神宮に至ります。ここと東一ノ鳥居には駐車場はありません。東は堤防付近に、ここは土手に沿って止められます。

 

西一ノ鳥居からずっと南下していくと、外浪逆浦の下流側の常陸利根川の近くに南一ノ鳥居があります。大きな鳥居の左右に小さな鳥居があります。南以外の三つの鳥居は鹿嶋市内にありますが、ここだけ神栖市にあり、息栖神社の一ノ鳥居を兼ねています。息栖神社は東国三社のひとつです。向こうに常陸利根川の土手が見えます。

 

鳥居と土手の間に船泊まりがあり、監視船が停泊していました。今は寂しい風景ですが、かつては船着き場があり、物資の集散地であり、漁港であり、下総国との往来にも使われた交通の要衝でもあり、大いに賑わっていました。

 

 

【東国三社巡り ③:息栖神社】パワースポットを巡る夫婦旅 に続く・・・