2023年11月 奈良 山の辺の道エリアのパワースポットを巡ってきました。その筆頭 大神神社には多くの関連寺社があります。
その ⑰貴船神社 ⑱龗神神社 です。
久延彦神社から大美和の杜を抜けていくと、山の辺の道に出ます。すぐ先の狭井川の小さな流れを渡って北へ行きます。
山の辺の道を行くとすぐに右へ上がる階段がありました。
石段の上にあるのが貴船神社(大神神社末社)です。水の神様で、京都はもちろん、他の貴船神社でも境内に水の流れがあることが多いのですが、ここは森の中で水がありません。右の森の先に狭井川があるので、それを貴船川になぞらえているのかもしれません。
玉垣に囲まれて、四角く削った石の上に小さな社殿があります。
水はありませんが、磐座がありました。貴船神社の社殿の右の方に玉垣に囲まれています。
貴船神社から50mも行かない辺りに八大竜王弁財天の看板があります。
山の辺の道から緩い坂を少し行くと、龗神おかみのかみ神社の一の鳥居があります。
鳥居の先の道は堤防になっていて、右側は岩壺下池という貯水池です。今は水が溜まっている程度です。
堤防の道をまっすぐ行って、突き当りを下池の北岸に沿って行くと、右側に二の鳥居があります。
鳥居をくぐらずにそのまま行くと、岩の上に小さな祠が祀られています。
向拝の欄間には小さな龍が彫られていました。竜神様を祀っているようです。
さっきの鳥居に戻って奥へ行くと、事務所のような建物がありました。入り口のサッシの上には龗神神社の額が掛けられています。龗神神社は川上村の丹生川上神社上社から勧請されたと言われています。
サッシを開けて中に入ると、香炉があり、奥に祭壇がありました。八大竜王や弁天様は仏教で祀る神様なので、ここは神仏習合であったことがわかります。
岩坪上池の対岸の水の中に鳥居がありました。祭壇の正面に当たります。さっきの事務所のような建物は拝殿だったようです。「おかみのかみ」はさっき行った貴船神社のご祭神でもあります。水辺に祀られている理由がよくわかりました。
鳥居の両側の水際に玉垣がありますが、奥にも見えます。お社の後ろに太鼓橋があるので、更に奥にも何かあるのかもしれません。
【奈良 大神神社の関連寺社 ⑲:桧原神社】パワースポットを巡る夫婦旅 に続く・・・