スマホ用のType-Cの「イヤホン変換アダプター」(古いタイプ用の「アナログ出力」の物でなく「デジタル出力」の物)についてふと思いつきました。Windows PCのUSB端子に繋ぐとオーディオデバイスとして使えるのかな?と。
早速手持ちのスマホ用「イヤホン変換アダプター」(Type-Cの物でイヤホン利用と同時に使えるType-Cの充電用の端子もある)をWindows PCのUSB端子へ「USB TYPE A」変換アダプターを使ったり直接「USB TYPE C」の端子にスマホ用「イヤホン変換アダプター」を接続してみました。
通常このタイプの「USBオーディオデバイス」ですとUSB端子へ接続すればWindowsのサウンドを再生可能な「サウンドデバイス」一覧に出てきて音声出力を切り替えられるはずなのですが、「サウンドデバイス」一覧は特に変化がなく音声出力を切り替えることができないように思えました。認識されていないようです。
変だなぁと思ったものの一応スマホ用「イヤホン変換アダプター」のイヤホン端子に「有線のイヤホン」のジャックを差し込んでみた所おもむろにWindowsの音声出力先が「イヤホン変換アダプター」に切り替わり「最大音量」でPCの音声が再生されました。
「ギャアァァァ━(゚Д゚; )━!!!!耳がぁぁぁ」
完全に不意を突かれて驚きました。
どうやらこのスマホ用「イヤホン変換アダプター」のサウンドデバイスは「有線のイヤホン」のジャックを差し込んだ状態でだけ認識されるようで、おそらくはスマホにこの「イヤホン変換アダプター」を差し込んだだけでは本体の「イヤホン出力」が謎の見えない「イヤホン端子」に切り替わらないようになっているための用です。
通常のWindows PC用の「USBサウンドデバイス」ですとUSB端子に接続した時点で認識されるタイプがほとんどですのでちょっと意外な動きでした。
ですが無事にWindowsの音声出力先として認識されましたし高音質設計とうたわれているタイプでしたので、Windowsのサウンドデバイスの音質調整では「24ビット96KHz」の設定まで切り替えられることを確認できました。
また接続した「有線イヤホン」のマイクからの「音声入力」も可能でそちらの音質調整は「24ビット48KHz」の設定まで可能でした。
意外と安価(3000円ちょい)ですしPCなどに常に接続していても有線イヤホンを接続しなければ邪魔をしない「USBオーディオデバイス」として使えたりもしますのでPC用のイヤホン専用の高音質なサウンドデバイスとして使えたりもしますね。
PC用にも使ってみるとかいかがでしょうか?