以前より予告されていたとおり、Studio397より2022第1四半期のコンテンツが2月7日にリリースされました。また、今回のアップデートでは、先日リリースされたUIアップデートのバグフィックスや、既存コンテンツであるNorma P3、インディアナポリスのアップデート。そして、コンペティションシステムの新レースも発表されています。
本稿ではこの記事をざっくりとまとめておきますので、アプデ内容のチェックなどにお使いください。また、いつもどおり誤訳や誤記も多いかと思います。間違いには遠慮なくご指摘いただければ幸いです。
February Build Update Notes
Steam Build IDs:
Client: 8157914
Dedicated Server: 8157923
UI
-
コンテンツ管理画面(MANAGE CONTENT)のボタンを微調整。
-
特定のサーバー関連ポップアップのボタンを微調整。
-
リプレイページのLoad Replayボタンを微調整。
-
シングルプレーヤーエリアのページ間のナビゲーションにスムースな移動を追加。
-
コントローラープロファイル保存テキストフィールドに、プロファイル名のコピー機能を追加。
-
コンテンツのインストール後、コンテンツ管理画面のソートが取り消される不具合を修正。
-
マルチプレーヤーページで長いドライバー名(右上)が切り取られる問題を修正。
-
イベント設定画面で意図せずグラフィック設定画表示される問題を修正。
-
各種設定画面におけるスライダー%のレンダリング不具合を修正。
-
サーバーにおいてRestart Raceボタンがグレーアウトする問題を修正。
-
セットアップリストが下にスクロールできない問題を修正。
-
チャットの順番が0時に逆転する問題を修正。
Norma M30 LMP3 V2.45
-
2020年LMP3レギュレーションに適合:最低重量を950kgに変更。
-
新エンジン:日産VK56(旧VK50から35Hp増)、ギアレシオセット固定、TCS搭載。
-
UPGRADE項目より、タイヤコンパウンド無制限化を削除(全UPGRADEにて選択自由)。
-
ピットメニューよりPressure on the fly(空気圧調整)を削除。
Indianapolis Motor Speedway V1.16
-
Indy GP レイアウトを更新、INDYCAR広告を追加。
2月のビルドアップデートのリリースノートが公開され、今回はrFactor2UI、Norma P3、そしてインディアナポリスにアップデートがありました。
UIアップデートでは、谷間鯖でも問題になっていたセッティングスクロールやテキストチャットの修正も行われ、確かにUIの動作事態もだいぶスムースになった気がします。ただ、スクロールのスムースさなどは完全に良くなったとは言い切れない部分もありそうなので、その辺りは今後のマイナーフィックスに期待したいところです。
NormaP3とインディアナポリスは、今回の新コンテンツリリースに合わせた小規模アップデートとなっています。特にNormaはLigierとのレースが楽しめるよう、現実との摺合せ以外の部分にも手が入ったようで、かなり印象が変わった感があります。もし2台ともあれば、P3クラスはさらに盛り上がりそうですね。
New Content
今回リリースされた4コンテンツでは、全てが一つのパックとなった2022 Q1 PACKがお買い得となっています。また、今後の耐久シリーズの組み合わせを見据えDaytona、Liger、M4から構成されたDAYTONA PACKもリリースされており、こちらもそれぞれを単独で購入するよお得です。
これから購入を検討される方は、ぜひリンク先を覗いてみてください。
Daytona International Raceway
今回、一番のサプライズとなったのは、もはや説明もいらない超有名ローバルのデイトナでした。デイトナはヨーロッパを中心とするStudio397ユーザーからも人気が高く、かくいう私も以前から渇望していたサーキットでした。
単純に見えて奥の深いレイアウト、NASCARの素晴らしいオーバルレース、24時間レースでのロードコースの美しい夜景とバトルは、きっとこのデイトナでも再現されることでしょう。
肝心のコースの方は、アメリカンサーキットらしいアンジュレーションに溢れた路面になっており、TVで見た所だ的な部分もあれば、実際に走ってみないと体験できない部分も数多くあるようです。
今回のリリースではオーバルと24Hレイアウトの2種類が遊べるようになっており、谷間鯖でも早めに2.4時間イベントを開催したいと考えています。
INDYCAR Dallara IR-18
こちらも既に説明の要らないINDYCAR、IR-18です。MSGは2023年、INDYCARゲームの発売を予定しており、このIR-18のはそれに先立った先行リリースとなっています。挙動面ではGOOD YEAR社のニュータイヤが既に採用されており、プッシュトゥパス、ウェイトジャッカーといった最新機能も盛りだくさん。rFactor2の今後を占う車になることでしょう。
あとは、新INDYCARゲームがどこかの大爆死ゲームのようにならないことを祈るのみです…。
※2/9hotfix:VEHファイルのナンバーが修正されています。
BMW M4 GT3
どのシムよりも発表が早かったのに、発売予告の12月から2ヶ月遅れとなったBMW M4 GT3が、今回ようやくリリースされました。早速遊んで見られた方々の感想をお聞きする限り、かなりいい感じの車に仕上がっている模様です。
ただ、まだまだリアル性能やBOPが未知数ということもあり、rFactor2でもタイヤモデルや挙動面も含め、今後は大きく性能が変わる可能性がありそうです。
Ligier JS P320 LMP3
今回のサプライズはデイトナとこのリジェでした。P3は元々、P2への若手の登竜門クラスとして設立された経緯がありましたが、現実的にはプライベータークラスとなっており、このリジェはその中でもトップクラスのシェアを誇っています。
rFactor2でもTCSの搭載などによって車両挙動もマイルドになり、以前に比べるとかなり楽しみやすくなった印象です。こちらは既にノルマP3とのBOPも済んでいる模様で、今後はP3レースも盛り上がることでしょう。
Competition System Races
新しいコンテンツのリリースに友成、コンペティションシステムのレースにも大幅なリニューアルがありました。詳細は下記にあるとおりですが、一般ユーザーにとっての目玉はIR-18のオープンチャレンジとなるでしょうか。
そして、一番下にあるRACE OF THE SEASONは、M4GT3を使用したシリーズ戦として開催されます。参戦方法などの詳細はこちら、そしてrFactor2のCOMPETITIONページにてご確認ください。
Season 1
Dates | 7th February to 20th March
Series | Alpine A110 Cup, Open Wheel Sprint, INDYCAR Open Challenge
Alpine A110 Cup
Car: Alpine A110 Cup (Steam Workshop: CLICK HERE)
Times: Daily, at the beginning of every hour
Format: 10 minute practice, 10 minute qualifying, 20 minute race
Open Wheel Sprint
Car: USF 2000 (Steam Workshop: CLICK HERE)
Times: Daily, 30 minutes past every hour
Format: 10 minute practice, 10 minute qualifying, 25 minute race
INDYCAR Open Challenge
Car: Dallara IR-18 INDYCAR (STEAM STORE)
Times: Daily at 9pm CET and 1am CET (3pm EST and 7pm EST)
Format: 10 minute practice, 10 minute qualifying, 40 minute race
Race of the Season
Date: Sunday 20th March
Time: 21:00 CET
Qualification: Hotlap competition to run 5 weeks through the season
Number of Drivers: 30
Number of Splits: Unlimited
Race Details: 45 minutes, 1 x pitstop – upgrade
Live Steam (top split) : Yes – TraxionGG YouTube
最後に、INDYCARのプロドライバーが参戦する、
も見逃せないイベントになりそうです。
2月9日の開催が気になる方は、是非Studio397のツイッターやリンク先をチェックしてみてください。