2022/6/20の再放送 番組HP
感想
「ドキュメント72時間」に引っ張られて本番組も毎週観ているが、これにはまいった。
家族って、その数だけ違いがあるのだと痛感。
観始めて、夫婦別姓についての話と思いきや、父は人生訓を押し付け、母は幼い子供に剣道を強要した。
26歳の若きディレクターは、途中で涙さえ流す。
彼のFacebookを見ると東大を卒業しているようだ。
しかし若い時のお母さんのカワいいこと・・・
ウチは、小二の時には両親を失っていたが「親が居ればいいってもんじゃないな」とつくづく思った。
それだけでなく、親になってからの失敗も痛感・・・
話せば分かることを話さなかった・・・これは重いナー
内容
俺 山本恭一郎 26歳。社会人4年目の駆け出しディレクター。
父 金子信吉 75歳。母 山本京子 63歳。それが俺の家族。
なぜ苗字が違うのか、俺はちゃんと聞いたことがない。
岩手 二戸市。母親の実家に向かう。祖母マツヲ。叔母 秀子。
代々続く葉たばこ農家で、京子は跡取りとなるべく育てられた。
代々剣道をやる家系だった。
結婚しても苗字は変えられないと思い込んでいた(婿取り前提)
一方父は公認会計士。49歳で子が出来た時、自分の苗字を譲れず、別姓のまま暮らし始めた(母は当時37歳)
農家の7人兄弟の5番目。働きながら大学の夜間部を卒業。その後自費でアメリカ留学しMBAを取った。帰国後は会計士として企業を渡り歩き、自分の苗字で仕事をして来たプライドがあった。
父 金子は俺に成功者になる事を強く求めて来た。
その象徴が「恭一郎訓」中一の誕生日に贈られた。
命、時を大切に。公明正大たれ。当時は理解出来ず。
後日、林間学校にその訓の解説の手紙が届いた(便箋3枚)
・・・これを読めば必ず立派な人間になれる・・・
あれは見るのが辛かった(俺) どこの学校にも校訓があった(金子)
高校になって、恭一郎訓に反論を書き込んだ。が、理解されず。
俺にとって壁はそれだけではなかった。
母 山本に言われるがまま3歳から剣道を始めた。
毎朝、通学の前にランニング3キロ。縄跳び300回。帰宅後7時になると腹筋、背筋、素振り1時間。その後勉強。
泣き叫んでも、その日課は毎日続いた。俺は知りたかった。
あれは何だったんだ?すごく厳しかったでしょ。
ほぼ毎晩泣いてた。・・・ごめんね(山本)
謝って欲しいわけじゃないけど。人が見たらどう思うかな。
時間だけが過ぎる。
何がイヤだったかを全て話して、終わりにしようとした。
7時からのトレーニング、TVが観たかったし、遊びたかったし。
どうやったらこれが終わるか・・・(涙ぐむ)抱きしめる山本。
家族だから、話せる事がある。家族だから、話せない事もある。
手にウェイトを付けて毎日歩く金子。5年以上続けている。
足腰鍛えて。君やお母さんに老後の面倒をかけたくない・・・
金子は、息子が生まれてからは、息子に嫌われない様に生きるのが行動基準だったと言う。驚く俺(それが何で「恭一郎訓」?)
中二の頃、突然東大に入ろうと思った。東大に入らなきゃ死んだ方がマシだって思い始めた。それがキツかった。
私より遅かったな・・・
あの「恭一郎訓」を作ろうとした時に話し合うべきだった(父)
「そうだよ」話せば分かる事を話さなかった・・・
そういう本質的な事は、どこの家族も話さないんじゃないの。
山本と山本と金子は、互いを知らな過ぎたのかも知れない。
お母さんが自分の両親にされて一番苦しかった事は何?
勉強するな、女に学問は必要ない、ちゃんと家を継げ・・・
今でも許せねえって思うんだ・・・だからきっと君も同じ。
先輩としてね。全く同じ先輩じゃないですか💢
自分やってんだけどね、あなたに。
何でこれ、連鎖してんの・・・全く同じじゃない。
物語は終わり じゃない
ソファで3人並んで座る。
金子:君が何考えているかよく分かった。反省も多々ある。
まあでも親子だから、まあいいかな・・・そんな感じ。
番組終わっても家族続きますんで(俺)
(「サザエさんのテーマに乗って終了)
オマケ
過去放送でも、この辺りはオススメ。
悪口の美学
3人集まってひたすら悪口を突き詰める。Aマッソ加納がイイ。
熟写・マキエマキ
57歳のおばチャンのヌード。ダンナがサポートする姿!
ジブンガチャ
ただのチャラ系だと思っていた「景井ひな」の本体が次第にひん剝かれて行く。これはもう1回観たい・・・